前々からギターアンプが一台欲しいと思っていたけど、新品を買うのも先立つものが無かったりということでなしのつぶてだった。

最近は眺めているだけのオークションで場違いなギターアンプ（故障品）が売りにでていた。

今まで使っていて突然音が出なくなったということで単純な故障の可能性があるので修理可能と判断して落札。



試しに電源を入れるとボツとスピーカーから音がするので電源と終段部は生きているぽい。

エフェクター入力にケーブルを挿すと浮遊ノイズでハムが出るので、この段以降は生きている模様。

ギター入力にケーブルを挿して信号を入れてもうんともすんとも言わない。どうやら初段回路が逝ってしまっているらしい。

今はアルバイトの仕事がしかかりなので、それが終わったらゆっくりテスト信号を入れて中の基板のどこまで信号が来ているか見てみることにしよう。

アルバイトの仕事のビルド作業の合間に暇を持てあますのも癪なのでギターアンプの中を開けてみてみた。



まあ予想通りというか、ちょっと部品面が見えないけど、一番右側にあるのが入力部。被服線で基板とつながっている。

手を伸ばして入力コネクタと基板との間をつないでいる被服線を引っ張りだそうとしたら驚愕の事実が発覚。



信号グランドの黒い線が基板にハンダ付けされている部分で引きちぎれていた。

これが突然鳴らなくなった原因である。

なんだ簡単じゃないか(´∀` )

拍子抜けしてしまった。

どうやらこの線が基板の信号グラウンドと入力コネクタのグランド（フレームグランドに落ちている）をつないでいるようで切れていると信号は伝わらない。

これをハンダ付けしなおして入力ケーブルを挿してゲインを適当に上げて指でケーブルの先に触れたらハム音が出た。

試しに手持ちのYAMAHAのサイレントギターをつないで鳴らしてみたら問題なく鳴ることが確認できた。

今度はアコースティックギター用のピックアップを手に入れたい。