新聞では大きく報じられているがインターネット上ではあまり取り上げられていない。大スポンサーだからだろうか。

どこかの新聞に焼損した部品の写真が出ていた。写真には「ドア部品」とあるが、だれがどうみてもアルミのごつい放熱版で覆われた４本足の大型ブリッジダイオードである。

先日似たようなブリッジダイオードをサトー電気から購入して帰り道に袋から取り出してしげしげと見ていた青年を思い出した。

「ドア部品」として公表された写真の出所は不明だが、電源部が焼損する問題があるというのが明らかになった。どこがドアと関係あるのか問いただしたいところだ。

幸いにして松下の家電は一切使っていないので問題ないが、これでだいぶ評判はがた落ちだろう。売れない家電がますます売れなるなる。

電源部分は電気回路設計でも特別に気を遣う部分である。もし万が一ショートしたらということを真っ先に思い浮かべて気が滅入る部分もある。きっとそうした経験の無い若い技術者が設計したものだろう。それを見抜けるベテランは既に会社には居なかったに違いない。それほど家電業界は弱体化していると見てよいのかもしれない。

松下が白物家電から完全撤退することもあり得るかもしれない。