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webadm | 投稿日時: 2007-6-22 9:59 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3090 |
温調ハンダごてを買ってしまった 遂に奮発して(といっても1万円でおつりがくる程度)念願の温度調節機能付きのハンダごてを購入。
温調ハンダごてはGootのPX-501という一般品。別売の鏝台もGoot製のST-77というもの。工場とかで修理やリワークとかにも使用できるグレードのもの。 ヤフオクにも時々HAKKOとかの業務用温調ハンダごてが売りにでているが、古い時代のものなので鏝先が太いものがほとんどである。真空管回路のように隙間が広い配線ならよいが、プリント基板とか配線間隔や部品の端子間距離が1/10インチ以下のものにはちょっと太すぎる。 このPX-501は先が細くなっているので問題無い。今まで先の細いハンダ鏝は温度調整の無いタイプを使ってきてなかなかハンダ付け部分の温度が上がらず(ハンダが溶けてくれない)難儀していたが、温度調整付きはその点安心である。 まだ試していないけど、使う頻度が多くても少なくても温度調整付きハンダごては作業を楽にすることは間違いない。もちろん最初は温度調整無しのタイプでハンダ付けそのものの技量を磨く必要があるが。鏝先の温度を技量だけでコントロールするのは限界があるので温度調整付きハンダごてはそれだけでも大助かり。 ハンダごてを使う時に重要なのは、 ・しっかりと安定したハンダごて台を使うこと ハンダごてにはハンダごてを置いて置くための安全な台とかは業務用のシステムでない限り付属していない。別売のものを買う必要がある。その場合、簡易型のものは鏝が台からすぐ落ち易い。うっかりすると回りに転がって大事な物にハンダごてが触れて溶けたり焦げたり変形してしまう事故が必ず起きる。ちょっと席を外している間に転がって紙を焦がして火事になりかねない。火傷で済めばまだ良い方。 ・ハンダごてを暖めたままその場を離れないこと これはハンダごてを使っている企業や職場でも徹底されていることで、火災の発生を予防するためのもの。ハンダごては少ないワット数のものでも小手先が300℃以上に加熱しているので紙などは真っ黒に焦げてしまう。誰も居ない場所で何が起きるか誰も予想がつかない。最近のハンダごてはすぐに暖まるのでこまめに席を離れる時には電源を切ることである。必要な時に電源を入れ使い終わったらすぐ切るという週間を付けるべきである。 ・ハンダ鏝先は刃物の先端だと思って扱う ハンダ鏝先は温度が高いので物に触れるとその物の温度を急上昇させるため溶融や変形、変質が避けられない。意図しない物に鏝先をぶつけないように周囲に余計なものを置かないようにする。鏝先の向いている方向や移動しそうな方向に余計な物や手や指を置かないこと。これだけで火傷を負う可能性はだいぶ減る。なによりの証拠にハンダごてを握っている手を火傷した経験はこれまで一度も無い。火傷をするのは決まって握って無い方の手である。 |
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» 温調ハンダごてを買ってしまった | webadm | 2007-6-22 9:59 |
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