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webadm | 投稿日時: 2008-5-13 10:46 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
Re: 24C44 念のためにとロジアナで現在実装されているX2444の信号タイミングを観測してみた。
すると電源投入直後に必ずEEPROM内容をRAMに読み込むRCLオペレーションと、アドレス0の内容を読み出すReadオペレーションが行われるのを確認。 しかしそれ以降は同様にアドレス0の内容を読み出す動作はまれに観測されるものの、書き込む動作は一度も観測されない、それなのに操作上は頻繁にBACKUP MEMORY ERRORが表示されその度にENTキーを押してやり過ごすしかない。 実際アクセスしに来ていないということは周辺ロジックの故障か? またしても無駄な買い物をしてしまったことになる。 アクセスそのものは非常に低速でクロック周期が25uSとゆっくりだが正確だ。 X2444の信号ピンはみたところ周辺のTTLロジックICに接続されているのでどんな回路が組まれているのかは謎。書き込みには時間がかかるのでソフトウェアかハードウェアでタイミングをキープしているはずだがどっちでやっているかは謎。 これは周辺ロジックくさい。 |
webadm | 投稿日時: 2008-5-12 21:13 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
Re: 24C44 MOUSERからもう注文した24C44が届いた。週末に注文したばかりなのに月曜に届くとはすごい時代だ。石油高沸のあおりで輸送代が値上げされないか心配だ。
中身を取り出すと袋のラベルに書かれた記載が気になる。Desc:のところに(128x8) 1kと書いてあるが、確か注文するために検索した際に出てきた説明もそうなっていた。しかしリンクされているデータシートを見ると(16x16) 256bitで間違いない。 中身も合っている。24C44LIとはデータシートによるとPDIP(Lead-free, Halogen-free), Industrial Tempとあるので正しい。 さてあとは換装するだけだが、まさか周辺回路部品が故障というオチがないか事前に動作中の入出力ピン信号をロジアナとかで確認しておこう。 |
webadm | 投稿日時: 2008-5-11 20:43 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
Re: 24C44 古いEEPROMの現品在庫がいくつか置いてある秋葉原の鈴商を覗いてみたらやはりというかX2444や24C44は無かった。
それでも16x16(256)bitの93C06というのが山ほど在庫があり1個50円と破格値(というかこのタイプのメモリは皆そんなもんなんだけど)。 データシートを見てみると、24C44のRECALL,STORE端子を省いたようなシリアルEEPROMに見える。 しかし命令セットというかシリアル伝送フォーマットに互換性がまったく無いためピンアサインが準互換でも使えないということが判明。新たにソフトを設計するなら代替品として使えないこともないけど、それで一杯余っているわけね。 もうMOUSERに発注してあるので心配する必要はないのだけれども。 秋葉原のパーツ屋さんはWEB通販をやっているところでも現品限りの品はWEBカタログには載っていないので現品を見にいかないとわからない。メモ帳にどんな品があるか控えておけばいつの日か役立つかもしれない(いつのことやら)。 |
webadm | 投稿日時: 2008-5-10 9:48 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
24C44 X2444のCMOSバージョンであるX24C44とその互換品がDigiKeyで検索したら出てきた。
純正はIntersil傘下のXicor品、互換品がCatalystというディスコンになったメモリを専門に作っているライセンス品。 Catalystの方は一応注文は可能らしく単価もはっきりしている。でも注文はチューブ1本からになるので1個だけ売ってくれというわけにはいかないらしい。 海外の他のメモリ問屋だと一個から売っているけど。送料がが。 ピンアサインは同じ仕様でもっと容量の大きなもの(1Kbit以上)はあるけどアドレスのビット数が違うので伝送フォーマットが異なってしまう。シリアルEEPROMはピンコンパチでも大は小を兼ねるとはならない。なので未だに使われているのだろう。 P.S MOUSERにはCatalyst製の在庫があった。1個から注文できそうである。 |
webadm | 投稿日時: 2008-5-9 12:40 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
おジャンクなPROMライター またしても性懲りもなくジャンクを引き取ってしまった。
ミナトエレクトロニクスの古いPROMプログラマーmodel 1900というもの。 最初から上のエラーが出るということなのでたぶんバッテリーバックアップされたSRAMだめなのだろう。 電源を入れると256kBのメモリをテスト開始する。2Mbitまで対応ということか、27C256を焼くのには使える。 分解してみるとどうもそれらしい電池とかSRAMが見あたらない。 メインのCPUはZ80Aで、プログラミングインタフェースユニットの方にもZ80AがサブCPUとして使われている。そちらを分解していくと、一番下のCPU基板のSRAMチップの隣に8pinのシリアルEEPROMみたいなICがあるのを発見。型式はX2444Pとある。 調べてみるとやはりシリアルのNVRAMだということが判明。Xircorという会社のもので、日本でもセイコーとかがセカンドソースで互換品を出していた。16x16bit(256bit)の不揮発性メモリである。 書き換え可能回数は十分あるはずだが、耐用回数を超えてしまったのだろうか?それとも故障? いろいろキーを押してみるとエラーは出るもののENTキーを押すとスキップしていき先へ進むことを確認。 ファームウェアのバージョンを出したところでどうも止まる。ここでリセットキーを押してまたENTキーでエラーをやり過ごせば通常の操作ができる状態にたどり着くことを発見。 さっそく手持ちの27C256を読み込ませてみようとするがキーがやたら効かなかったりチャッタリングが激しいのがある。 キーボード部分を分解して洗浄したりしてようやく少しましになったところで再度ROMの読み出しに挑戦。 こまったことに27C256に対応するデバイスコードが不明だ。しかし適当にソケットに挿してDEVICEキーを押してENTキーを押すとE510というデバイスコードが勝手に選択された。自動認識してくれたのだろうか。 それでCOPYを実行すると読み出しているようだが、やたらエラーが出てまともに読めていない。 そうこうしているうちに、突然正常に読み込まれてベリファイも正常に終わった。動くじゃないか。 単に長い年月使われていなかったのでソケットの接触不良かなんかがあったに違いない。 古くて電気接点が多い装置は接触不良が多々あるのはしかたがない。 すこしいじってみて解ったのは操作中に頻繁にNVRAMを書き換えに行っているらしくそのつど例のエラーが出てENTキーでやり過ごさないといけないという点。なにをするにも最後に行った操作状態をNVRAMに保存して次ぎに電源を入れた時にその状態から再開できるようにしているのだろう。これがおそらく書き換え回数がスペックを超えてしまった原因かもしれない。まだ記憶されないで忘れてしまった方がましかもしれない。 さてこのNVRAMは入手可能なのだろうか? 再度まともに使える状態に復活させるにはキースイッチを交換しないとだめくさい。それとZIFソケットを。回路的には他には問題がなさそうだ。 |
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