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webadm | 投稿日時: 2010-11-23 1:45 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
平壌放送愛好会 今朝の平壌放送のリスナーからのお便りコーナーで「平壌放送愛好会」なるものの存在を初めて知る。ホームページもあるらしい。
が、後で検索しても見あたらない(;´Д`) みつかるのは「平壌放送愛好会のHPどこへ逝ったのでしょう」とかいう内容のもの。 どうやら昔あったらしい。 ということは放送で紹介されたリスナーからの手紙は相当に古い年代のものか、それに基づいて労働党中央がねつ造したものである可能性が高い。 すでにHPそのものは無くなったことは制裁下の北朝鮮では知るよしもなかったのだろう。 第一に平壌放送という言葉自信が古いのは否めない。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-23 17:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
Re: FRG-7000故障 今朝また再発(;´Д`)
そういえば問題が起きるRF基板の半田面を見たときに気になった点があるのを思い出した。 RF増幅段のdual gate FETの第一gateがフローティングになっているのだ。 入手した時点で前のオーナーがパターンを剥がしていたので気づかなかったが、回路図を改めて見ると第一Gateは100kΩでソースと接続されていなければならない。ソース自信はAC的には接地、DC的には低抵抗がシリーズでグランドの間に入っているので、ソース電流に比例しだDCバイアスがフィードバックとして第一ゲートにかかる仕組み。 半田面を見ると第一ゲートにはプリセレクタと0.01uFのカップリングコンデンサがリード線でつながっているのみ。基板上の100kΩはというとソース側はつながっているが第一ゲートにつながるはずのパターンが消失している。 原因はこれだったか。 すぐさまジャンパー線で消失したパターン通りに第一ゲートと100kΩを接続。 これで治ったはずだが、動作点が以前と変わったようでSメータがほとんど振れない状態になってしまった。これはAGCとSメータ駆動回路のVRを調整して解消。本当は11MHz 100dBuvを入力してちょうどフルスケールになるように調整すべきだが、従来通りの振れ方をすれば十分である。シグナルジェネレーターをだいぶ前に部屋の奥にしまい込んでしまったので引っ張り出すのがやっかいである。 治したことによって良い結果も出ている。以前は第一ゲートがフローティングだったために近隣ノイズ(特に近所のエアコンから出ている強力なインバーターノイズ)の影響をもろにうけてSメーターが振り切れていたが、それはなくなった。ノイズは相変わらず入るがSメーターが振れることはなくなった。以前に増して静かな受信機になったようだ。 今までよく動いていたものだ。これでようやく設計者の意図した回路と動作になったことになる。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-24 22:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
Re: FRG-7000故障 高周波増幅段を本来の回路図通りにしたのはいいのだが、良いことずくめではなかった。
どうも受信信号が弱い場合に音が歪む。 原因として考えられるのは以前と高周波増幅段のDual gate FETの動作点が変わったことぐらい。 Dual gate FETの各ピンの電圧を測定してみると、意外にドレイン電圧が3V程度と低い。ソース電圧は1V近くあるので、リニアな動作範囲はかなり狭いということになる。第二gateのAGC電圧は無信号時にほぼドレイン電圧に近くなるのでON状態。キャリア受信時にはちょうどソースとドレインの中間ぐらいになる。 第一gateがフローティングの時は歪みは感じられなかったので、回路をオリジナルから変更して第一gataにつながっている100kΩをソースにではなくグランドに落とすとフローティングの時と同じ動作点になり安定するかもしれない。 それと復調音にリップルが乗る。オシロで第一中間周波段の出力を観測すると、確かにキャリアにリップルが乗っている。いかにも電源回路由来の平べったい三角波が見える。 まあまた今度。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-24 22:53 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
Re: 平壌放送愛好会 昨日の北朝鮮の砲撃事件から一夜明けた今朝の平壌放送を聞いてみたが何も変化はみられなかった。
どうやら内容からして10月の事とか言っているから先月制作されたものだからだろう。 北朝鮮は他の言語でもチョソンの声放送(Voice of Korea)をやっている。同じバンドの別の周波数でちょうど日本語放送が終わった後に始まる。韓国語、中国語、英語という感じ。どれも構成的には日本語放送と同じで、ニュース、贈り物、時事解説、思想解説、音楽。リスナーからの手紙は日本語放送特有のものだろか、他は音楽が後半の放送終了まで大半を占めている。はっきりいって代わり映えしない。韓国語放送は時々国内のニュース報道とかで流れる北朝鮮のTVニュースキャスターと同じ独特の抑揚のある語り口でアナウンサーがしゃべっている。内容は南朝鮮の傀儡集団の批判。英語放送では核問題に関する時事解説をやっていた。内容は察する通り。北は核を保有する権利を有するという主張であろう。 同じバンドでは中国国際放送や韓国国際放送が張り合っている。どちらも英語圏の諸国では興味深い経済やエンターテイメントの話題を盛り込んで試聴者側にとって面白い番組作りを競っている。 どちらも送信出力が大きく、Sメーターが振り切れることもある。世界中に発信しているので当然かもしれない。 それに比べ北朝鮮の交際放送はアンテナが日本を向いていないからかもしれないが弱め。そもそも電力が無い。 ここ数日の平壌放送の報道では、総書記と党中央幹部一行が養殖施設を現地指導したというのがあった。海に面しているのに養殖というのは。どうやら船舶運航に必要な重油が発電に優先して供給され一般には手にはいらないからかもしれない。 そんなことからも北の窮状が察することができる。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-26 16:17 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
北朝鮮砲撃報道 昨日の平壌放送で23日に起きた北朝鮮による砲撃事件に関するニュース報道が聞けた。
予想通り砲撃の正当性を主張するものだった。 すくなくとも北韓合同軍事演習(乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン)に対する北朝鮮の主張は砲撃事件前の夏頃からより終止一貫しているように見える。 北朝鮮の領域近くで北韓が合同軍事演習をすることを挑発行為となることを計画が明らかになってからくどいほど警告していた。果たしてその警告通りになったのだが、まじめに考えていたのは北朝鮮だけだったということだ。 北朝鮮は挑発行為とみなせる南の軍事行動があればすぐさま物理的な対応をとる準備を計画的に整えていたと言える。そしてその日がやってきたということになる。 砲撃を受けて亡くなった韓国の新兵の方のご冥福を祈るしかない。韓国は徴兵制度があり、若い人は誰もが兵役を務めなければならない。何事もなく兵役を終えることを家族は待ち望んでいるが、そうでないことが起きてしまった。 今回の砲撃のターゲットが軍事施設ではなく北とは反対側の市街地に集中しているのは意図したものだろう。地形的に軍事施設は北からの攻撃がしにくい自然の要塞に守られた場所にあるためかもしれない。 韓国は北を甘く見ていたことは否めないだろう。惨事が繰り返されないことを願うしかない。 平壌放送ではそれ以外に目立つ報道としては総書記と党中央幹部(三男を筆頭に)があちこち忙しく視察と現地指導している様子が目立つ。後継指導者としての既成事実作りだろうか。 三男に関しては既にいくつかまことしやかな経歴や都市伝説的なエピソードが紹介されている。後継指導者のイメージ作りは既に始まっている。 それと中国との間で経済協力の調印が行われたとの報道もされていた。砲撃事件の前に行われたのだろう。どうすんだ中国。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-26 21:51 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
Re: FRG-7000故障 今朝平壌放送の日本語版を受信しようとしたら入らない。どうやら本日は停波しているようだ。
7220Khzの方を受信してみると日本語放送が終わる9時にはきっかりとキャリアが送信開始した。ほどなくしてオリジナル韓国語放送が始まった。いつになく女性アナウンサーは名物の名口上で報道文を感情を込めて読み上げている。おそらく南朝鮮を一方的に非難する内容であることは想像に難くない。 30分ほどのニュース報道が終わると、残りは北の音楽のメドレー。どれも音楽的にはすばらい。ついつい聞き入ってしまう。歌詞の意味がわからないのが幸いかもしれない。 その時に気づいたのだが、受信感度が低下しているように感じられた。下のアマチュア無線バンドをワッチしてみたところ交信は受信できるがローカル局で強力に入っているはずがSメーターがまったく振れない。更に下のCW運用チャネルを聞いてもモールスは聞こえて強力なローカル局が出ている感じだがSメーターが振れない。 7000kHzのところで異変に気づいた。ローカルオシレータの基準周波数である1MHzのハーモニックを受信している。これは高周波増幅団がうまく機能していない時にAGCが最大限に感度を上げようとしている典型的な症状である。しかしまったく高周波増幅段が機能していないわけではない。 そういえばこういうときに限ってフロントにあるアッテネータスイッチを押しても全く効果が無い。どうやらアッテネータ回路に問題があるとにらんだ。 FRG-7000のアッテネータ回路はフロントパネルの押しボタンスイッチを押すとリレーが作動してアッテネータがアンテナ入力とプリセレクターの間に挿入されるというもの。 基板上のリレーを指で押してみたら感度が変化した。どうやら接触不良を起こしているようである。リレーそのものはケースに入っているが密閉されているわけではなく、透明なカバーは簡単に外すことができる。 リレーそのものはスイッチを押すと動作するが、接点に電流が流れるわけではないで長い間に接点が酸化して接触不良を起こしているのだろう。 めったにアッテネータなど使わないので(例外的に危険な程電波強度の強いローカルの中波局を受信する時以外)バイパスしてしまってもいいような気がする。 リレーの接触が良い状態だと7220kHzの平壌放送は昼間でもフルスケールでSメーターが振れる。 アッテネータスイッチをON/OFF繰り返すと接触が悪い時は受信感度が低下したまま変わらず、接触良い時にはアッテネータをOFFすると感度が上がることが確認できる。 いやはや古い受信機になるといろいろ悪いところが出てくるものである。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-26 23:23 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
Re: FRG-7000故障 リレーは代替品をいずれ見つけて換装することにして、シグナルジェネレータを引っ張り出してきてSメーターを調整することにした。
11MHzで100dBuVを設定したつもりが全然受信できない。ローカルオシレータのハーモニックスが受信されるだけ。 おかしいなとSGの設定をみたら0.100dBuVだった(;´Д`) 受信できるはずがない。 設定値を大きくしていったら受信し始め、Sメータが振れだした。 100dBuVに設定した時点でチューニングを念入りにするとほぼフルスケール近く振れるようになった。適当に普段ふれるぐらいに調整していたがほとんど合っていたようだ。完全にフルスケールになるようにSメータ調整VRを変更しておしまい。 あとはいつリレーが接触不良起こすかわからないので、そのうち探しに行こう。無ければリレーを取り外してバイパスするしか。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-28 11:32 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
Re: FRG-7000故障 検索で調べたらYAESUのリグでは標準的に採用されているリレーらしいが、とっくにdisconなので入手困難。昔はOMRONの互換品もあったが、それも現在ではdiscon。
なので取り外してバイパス接続するようにしよう。 YAESUの古いトランシーバ機とかではいろんな種類のリレーが使われているが、どれも古くなると故障して修理するものを悩ませることになるらしい。 大容量の電源リレーとかであれば今でも流通しているが、小容量のRFリレーとなると絶滅している。 今同じような回路を組んでいるところはどうやっているのだろうか? そういえば古いアナログオシロもにたような入力チャネルのアッテネータスイッチが接触不良を起こす。 どうしても二接点切り替えスイッチが必要なのでソリッドステートというわけにもいかぬ。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-28 12:15 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
Re: 北朝鮮砲撃報道 昨日は放送が中止されていた平壌放送の日本語版だが、昨日のオリジナル韓国語版の報道文が日本語訳されて翌日オンエアされた。
やはり南朝鮮の傀儡集団と米国帝国主義への一方的な批判となっている。 隣の中国国際放送では今回の事件についてはスルーしている模様。 日本が何を言おうと北朝鮮からすれば「占領下の時代に朝鮮人を奴隷にしていた国に何も言う権利はない」と門前払いするだろう。 日本にはそういう弱い面がある。米国が昔アフリカ人奴隷で大半の労働力をまかなっていた時代があったのと似ている。 北朝鮮をあまり追いつめると窮鼠猫をかむという具合にかつてのナチスドイツのような暴走をしかねない。 今回の砲撃事件の背景には、北朝鮮が近年まで行ってきた独自の歴史解釈があると思われる。そうした歴史解釈は金日成の回顧録などに反映されている。北朝鮮にとって都合のよい解釈となるが、どの国もある意味では自分勝手な都合のよい歴史解釈をしているので仕方がない。そうした歴史解釈で相違がある点が問題を引き起こしているように見える。 ひとつは朝鮮戦争の結末に関するもの。北朝鮮は朝鮮戦争に勝利したと解釈している。実際には休戦である。勝敗が決まらないので米ソの冷戦という水入りが入っただけ。 その後ソ連が崩壊して北朝鮮は孤立し独自の歴史解釈を持つ必要に迫られた。その結果が金日成の回顧録として現れている。 そういう意味では北朝鮮は交渉する相手としては手強いといえる。 こちらも独自性のある歴史解釈を持たないと太刀打ちできないだろう。日本はそうした過去の歴史に蓋をしてしまっていることが多すぎる。 最近の金日成の回顧録では、金日成は幼少の頃に中国の学校で学んだとかかれている。それで中国語ができたため、抗日運動の際に中国の革命同士と連携できたとある。日本が朝鮮半島を支配していた時代に抗日運動の芽はあちこちにあり、それは民族独立という共通の目標をもっていて閾値を超えるのは時間の問題だったと思われる。金日成がいなくてもほかの誰かが金日成になっていたと思われる。ソ連は一度日本に日露戦争で痛い目にあっているので、弱くなった頃合いをねらって攻めるという計画を持っていた。金日成自身も回顧録では、真っ向から日本と戦っても勝てないだろうと確信していたようだ。日本が敗戦で背を向けた瞬間がどちらにとっても転機だったに違いない。 それと南朝鮮から逆に北朝鮮に亡命した有名な映画俳優親子の話も番組で紹介されていた。すでに親子は亡くなっているが英雄として語られている。 もともと歴史がねじれた朝鮮戦争の頃に戻って関係を修復しないとはじまらない気がする。そのために北朝鮮は交渉の切り札とすべく核開発を開始したのだろう。実験炉はプルトニウムを得るためだろう。遠心分離器もあるらしいし。 北朝鮮が抗日、反帝国主義思想を持ち続ける根拠を与え続ける限りはすべての問題は解決しないように思える。 北朝鮮に抗日と反帝国主義の旗印を掲げる必要をなくすにはどうすればいいか考えるのが先決かもしれない。 |
webadm | 投稿日時: 2010-11-29 23:43 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
Re: 北朝鮮砲撃報道 昨晩9650kHzの平壌放送をいつも通りwatchしていたところ、砲撃事件に関する時事解説と金日成の回顧録が終わった後半から電界強度が低下してついにはまったく聞こえなくなった。
同じバンド内の中国国際放送はSメーターが振り切れる状態で入るので、先ほどまで同じようにフルスケールで入感していた平壌放送だけ入らなくなるというのは送信機の事故としか考えられない。 翌朝もまったく入感せず。やはり故障だろうか。 午後になってそのままwatchした状態にしたところ一時半頃にキャリア受信。ついでにVSWR調整を行っていると思われる1KHzの正弦波変調が聞こえた。その後調整が完了したと思われ再び停波。 やはり故障だったか。 平壌放送の日本語版はよく止まる。放送中に突然止まることもあるし、時間前には普段なら入感するはずのキャリアも検出できずそのまま三時間の再放送枠が放送無しで終わることも多い。 オリジナルの朝鮮語放送だけは聞こえる。同じ送信機と周波数で放送する英語版も同様。英語版はどちらかというと欧州向けと思われ、アナウンサーもkings englishを話す感じ。米国英語と違って抑揚が無いので何を話しているのかよくわからない。たぶん朝鮮語の内容を翻訳しているのだろう。朝鮮語のアナウンサーのように感情を込めることはない。アナウンサーというとふつうはそうなのだけどね。 日本語版も昨夜聞いた限りではいつもと変わらない。報道声明文も客観的に淡々と読み上げて伝えているという感じ。日本には在日朝鮮人が多く居るので配慮してのことだろう。 おそらく今夜の放送は行われることだろう。 それにしても中国国際放送の英語版はアジア大会で盛り上がっていてまるで北米の民間放送のような雰囲気。あか抜けている。ほとんど政治色のある内容は無い。意図的なものだろう。放送だけでは中国を理解することはできないだろう。 このところ聞いていないが中国国際放送の日本語版も昨今の日中摩擦事件とは無関係に親日的な番組作りである。そこには中国共産党の陰すらも感じられない。 |
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