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webadm
投稿日時: 2008-7-19 21:35
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
連休初日のアマチュア無線バンド
連休初日で朝から天気が良くなってきたのでアマチュア無線バンドをチェックしてみたら、21,18,14MHzいずれもアクティブで、21MHzは特にSSB局がひしめき合っていた。

初めて18MHzバンドがアクティブな時に遭遇。室外ロングワイヤーアンテナと室内アクティブループアンテナ併用で良く受信できる。ローカルの局はSメーターまったく振れないが良好、岡山とか遠くの局の方がSメーターが振り切れる程強力に入るのが不思議。

2008 jul 19 17m band with FRG-7000

もったいないぐらいコンディションが良かったので動画に撮ってみました。
webadm
投稿日時: 2008-7-20 7:13
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
あとはアンテナ次第
室内アクティブループアンテナに延長同軸ケーブルをつないでサッシ戸を開けて外に出さないまでもギリギリ網戸に立てかける形にしてみると聞こえる世界が変わった。

いつもは閑散としていたと思っていた7MHz帯が昔田舎で木造平屋建ての中で短波ラジオを聞いていた時と同じように今も電波の洪水状態であることが再確認できた。

アマチュア無線に割り当てられているところを以外はほとんど近隣諸国の放送局でひしめき合っていて、どれもSメーターが振り切れる。

夜になると7MHzのアマチュア無線バンドはオールJA5コンテストとかコールしている様子がうかがえる。コンテストが始まったのだろうか。

試しに普段近隣ノイズに埋もれている3.5MHz帯も覗いてみたら、こちらもCW局が沢山ひしめいていた。SSBもいくつか出ていたもののノイズだけでS7まで振れるので弱い局はほとんど聞き取れない。更に不定期に活動する広帯域ノイズ源が活動するとノイズだけでS9+とかに。どうもこのノイズは近所にひとつだけあるネオンサインらしいと睨んだ。夜中と昼間は消えているのでその種のノイズが現れない。

ローカルでラグチューしている人の話を聞いていたら、皆はじめた頃にはDXer目指していたのに今はラグチューするだけの有様、なんでこんなになっちゃたのかと(´∀` )、年取るとDXはめんどくさいし第一ノイズがうるさいかららしい。確かに。

7MHzには何故か中国語を話す人が出ていた。今はそういうのが出来る時代なのかな。

7MHzと9MHzのバンドの様子をビデオに撮影したけどカメラの電池がなくなってPCへ転送するのはお預け。また後日。

とにかくアンテナを良くすれば受信出来る世界が広がることは確認できた。室外ロングワイヤーアンテナをアース代わりに接続するとノイズが軽減できることを確認。ちゃんとしたアースをつないでみようかな。

P.S

中国人のオペレーターは後で調べたところ北京オリンピック記念局だった模様。香港から出ていているらしい。来月だしねオリンピック開催。
webadm
投稿日時: 2008-7-20 22:21
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
Re: 連休初日のアマチュア無線バンド
同じ日の夜に7MHz帯のアマチュア無線をワッチした時のビデオがやっと変換できました。

高い解像度で撮影したものの変換ソフトが対応してなくて結局前と同じ解像度で。

2008 jul 19 40m ham band with FRG-7000

ちょうどALL JA5コンテストの初日だけあって大変アクティブです。それとは無関係に休日の晩酌を片手に自由自適にラグチューしているおじさんも居て笑えた。

webadm
投稿日時: 2008-7-21 11:46
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
Re: あとはアンテナ次第
AORのアクティブループアンテナLA390のアンテナ部分を室外に限りなく近い網戸のところに置いて7MHzと9MHzの海外国際放送を受信してみた時のビデオが変換できました。

40m broadcast band with FRG-7000+AOR LA390

9MHz broadcast band with FRG-7000+AOR LA390

どちらもSメーターが振り切れる程強力な信号の放送局がひしめいているので、アクティブループアンテナのチューニングを怠ると混変調が避けられません。

アンテナのゲインが弱いと強力な局しか入らず混変調もありませんが、逆に強いと混変調や相互変調が生じお化けが出てきているように聞こえます。どれが本当の信号なのか判別がし難いので、やたらプリアンプでゲインを稼ぐのも得策ではないような感じ。

混変調は中波のローカル局にプリセレクターがチューンされた状態で他の局へチューンした場合に典型的に発生します。本来の放送局の音と一緒に強い局の音が混じって聞こえてくるという感じ。有る程度局間の周波数が離れていればプリセレクターを適切に受信周波数に合わせることで混変調はほとんどわからない程度に減衰しますが、周波数が高くなるにつれプリセレクターのQが悪くなるので混変調がし易くなる感じ。

相互変調は隣接した2局が相互に周波数変換し合って同じ周波数間隔をおいて高い方と低い方にお化けが出るというもの。

このへんは最新のDSP方式の通信型受信機ではどうなのだろう?

RF段では昔と変わらないので強信号の局があるとその近くの弱い局の受信時には少なからず混変調や相互変調が出ると思うのだが。
webadm
投稿日時: 2008-7-23 9:30
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
連休明け
結局外に出ることもなく一日FRG-7000の横に寝そべってアマチュア無線バンドをわっちんぐ。

コンテストのルールか何かで7Mhzと3.5MHzだけがアクティブだったような感じ。他のバンドはコンディションが悪いのか何も入感せず。

コンディションが良かったのは初日だけのようで、日が経つにつれて下降気味。連休最終日はローカルとその周辺が良く聞こえた。

連休明けの火曜日は夏休みを取った人も多いのか、7MHz帯がまだアクティブ。

7090kHzになにやら音楽らしい変調音が聞こえる。混変調かと思ってアンテナを非同調にしたがまだ聞こえる。アンカバー局だろうか? AM変調モードにしたらジャズの演奏が過変調気味で流れていた。時間にしてわずかなのでやはりアンカバーだろう。今はHF機も車載用にポータブルになっているので違法局の取り締まりも違法CB無線並に難しいのかもしれない。固定局だと方角探知されて一発でバレバレだろうけど。

アマチュア無線局であれば交信中に定期的にコールサインを告げないといけない。ラグチューしている時も例外なく。

ラグチューな感じで交信している人の中には27MHz帯のトラック無線(違法CB局)の交信の乗りとそっくり同じ人が居るように見えるけど、話題がトラックの話になったりするのでやっぱりそうなのかなと勘ぐってしまう。

最近はアマチュア無線はイベントでもないと出てこない人が多いみたいだけど、トラック無線は毎日アクティブ。時々伝搬伝搬が異常によくなって全国から電波が届く時があるみたいだけど。コールサインとかは無いから、皆それぞれ独特の呼び名で呼び合っている。

今回のコンテストでもオンエアするのが何年年ぶりとかいう人が結構居た。旅行を兼ねて移動局での運用という人も。どうしても居住地だといろいろ電波障害とかあったりしてやりにくいよね。地上波アナログ放送が無くなればTVIは起こらないかというとそういうわけでも無いだろうし。

最近の民生器は強い電波発生源が近隣にあっても正常に動作するように設計されているかどうかははなはだ疑問である。そういうところにかけるコストは真っ先に削られるだろうし。設計時にすら考慮対象外になるだろうし。

携帯電話機とかはさすがに考慮しないとまずい気がする。あれは居住空間内で使うしね。
webadm
投稿日時: 2008-7-26 6:42
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
DXer
夜明け前とか誰も出ていないと思われる7MHz帯をスキャンしてみると、かすかにSSBで英語で交信しているDXerとおぼしき局が入った。

でもコールサインとかは確認できずにその後は何も聞こえず。

CW局も出ていたのでそちらと交互でオペレートしていたのかも。

連休明けでも夏休みを連続てとっているのか、7MHz帯はアクティブ。

夜にJA3ナンバーの強力な局が入りSメーターが振り切れた。DXコールをしている。きっと1KW局。ビームを北米に向けていると英語でアナウンスしているので、たぶんまっすぐこっちを向いているはず。

北米とコンタクトはとれているらしく交信の様子がうかがえるが当然ながらこちらは相手局を受信出来ず。指向性の強いアンテナを使わないと無理ぽい。

DXとコンタクトがとれるとなると便乗してあちこちのDXerが出てきた。JA1コールの局がとったみたいだけど、アンテナが向こうを向いているのでローカルのはずがそれほど信号は強くない感じ。

分譲住宅では指向性アンテナは無理なので局を運用するならQRPerになるしか選択肢はないな(´ー` )

しかし喋るのは辛いのでCW限定だな。

しばらくWadley LoopのFRG-7000を毎日使っていると特有のチューニングの面倒さはどこへやら。住めば都というか、慣れてしまえば皆同じ。

しかし、酔っぱらってラグチューするのはいいけど、相手を朝鮮人呼ばわりするのはどうかと思う。アマチュア無線コードに反するような気がする。なまじ言葉が通じるとこういうことになるよね。

webadm
投稿日時: 2008-7-27 9:31
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
DX局?
横になりながら誰も居ない7MHz帯のアマチュア無線バンドの上限の方をワッチしているとなにやらノイズに消え入りそうな感じで入感。

7.09xMHz

この当たりはトラック無線かラグチューが普段使っているようだけど、日本語なのですぐそれとわかる。

しかしどうやら日本語ではなさそう。東南アジア系の言語でラグチューをしている雰囲気。DX局か?

東南アジアでは世界中で入手しやすい日本製のアマチュア無線機器を使っている不法局があるらしい。それだろうか?

なにぶん会話の内容が理解できないのでなんとも、少なくともコールサインとか聞き分けることができれば区別できるが、ノイズに消え入りそうな状態なのでそれも適わず。

この日は関東ローカルはスキップ状態でほとんど聞こえないコンディションで一回り遠くの東北とか関西や四国からS9とかで届いている。

7.040MHz

ここには昼間を除いてロシアのビーコンが良く入る。大抵はモール符号のM(ツー・ツー)が流れているだけだが、コンディションが良いとそれ以外もわずかにトーンが違うコードも重なって聞こえる時がある。それぞれ発信場所と若干周波数が違うらしい。これをチェックすると遠くが開けているかどうかわかる。
webadm
投稿日時: 2008-7-30 22:52
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
モーニングCall?
今朝目が覚めてすぐにFRG-7000の電源を入れて7MHz帯を聞くと予想に反してアクティブだった。

下の方のチャネルではCWやSSBで賑わっている。

上の方のチャネルではちょうど今からOMさん達が集まり始めてモーニングCallが始まっていた。

この日の朝はローカルエリアが良く開けていてS9オーバーの局も多く、参加しているOMさんの信号はほとんど聞き取れた。中には旅行中のイタリアから参加しているという先生も居て、どうやっているだろうと思ったらホテルからインターネット経由で渋谷の固定局をリモートでオンエアしているらしい。今はそういうことも出来る時代なのね。OMさんたちが久しぶりに示し合わせた日と時間に互いの生存確認を受信報告を兼ねて生の声を交換している感じ。これといってそれ以外の話題があるわけでもないようだった。

すぐ隣ではいつものようにトラック無線局が同じように毎日のモーニングCallが始まっている。アマチュア無線局と違うのは受信報告や移動先エリアの告示(コールサインとポータブルナンバー)は無く、コールサインか名前に移動中の地域名のみという感じ。声が聞こえない時は仕事を休んでいるかトンネルにでも入ったか、それとも電波の届かないぐらい遠いところへ行ってしまったかという感じらしい。最近は違法CB無線の摘発も道路警察の手で行われていて、マイク付きのCB無線機を搭載している場合には送信出力を測定して違法であれば検挙しているようだ。そのためアマチュア無線機を代わりに使用するようになったのかも。講習会に参加すれば第4級はすぐに取得できるし。局免も技適をとった機種であればすぐ下りるだろうし。トラック無線も一部コールサインは言っているけど、本物か偽物かは総務省の検索ページで検索しないかぎり判別はつかない。

日が昇るにつれて、近隣ノイズのレベルが増していってそれにかき消されるように入感は無くなっていった。昼間はEスポでも無い限りこんな感じなのかも。夜になれば遠くのエリアが良く入り、ローカルはスキップされることが多い。
webadm
投稿日時: 2008-8-1 9:52
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
QRPerは頭おかしい?
今朝も目が覚めてすぐ7MHz帯をワッチするとコンディションがよさそうな雰囲気。

ローカルだけでなく2つ先のエリアまで入ってくる。業務開始のトラック無線や夏休みで車で移動中のポータブル局とかがひしめきあっている。

その中でQRP限定でコールしている人が居た。結構応答が沢山ある。それなりに人口は居るのね。

うまい具合にQRPerのコンタクトが続いていた時に忽然と割り込むように出現する移動局の交信。それまで市街地を走っていたのが、山岳路に上ったのか遠いのに強力に入感する。

それまで同じ周波数で交信中だったQRPerが一生懸命にQRUするように訴えるも、いままでずっと使って来たぞという感じで移動局は聞く耳をもたず。QRP局はわずか0.5Wしか周辺環境の事情で出せないと懇願。しかし「頭おかしいぞ」というヤジが。QRPer側の考えがおかしいということらしい。

確かに小出力でチャネルを使っていても電波が届かないところを移動中の局にはチャネルが空いているということになるし。たまたまお互いに電波が届かないところで運用している分にはシェアできていたけど、高出力の移動局が開けたところに移動したとたんに混信するということは避けられない。

常識的には弱い立場のQRP局がQRUするのが筋だというヤジなのかもしれない。

SSBの場合には、混信しても側帯波なのでベクトルの加算ですべての音声がミキシングされて聞こえる。なので他の局の会話が聞こえる中で割り込んで何か言うこともできるし、CQに対する応答が複数局で衝突しても、なんとか聞き分けることは可能(聖徳太子みたいに同時に7つも聞き分けることは難しいかもしれないが、それぐらいレスポンスがあるのは普通)。

朝でも下の方ではCW局が和文でラグチューしている様子も。和文は習得していないので、何を離されているか謎。

あと、なんかのコンテストなのか謎だけど、QSLカードが何種類かあってその希望をコンタクトした人にそのつど希望を訪ねていた。焼きそばとかの人気が高かったらしい、どういうQSLカードだ。

あと最近は普通なのか受信報告とQSLカードの交換は当たり前らしい。中にははJARLに入って居ない人とか、QSLカード発行していないひととかたまに見かける。でも大抵のまじめにコンタクト稼いでいる人はQSL交換に積極的。Awardとかの関係もあるのかな。

Awardは交信をしなくても受信報告(SWLと同じ)をしてQSLカードをもらうのでも申請できるらしい。どれくらいの人が居るのかは謎だけど。普通は開局して交信時にQSL交換を約束というのが普通なのかも。ラグチューしかしないという人には無関係かもしれない。

昔学生の頃のクラブ局にも一応QSLカードは作ってあったけど、予算が無いのでガリ版印刷に質の悪い用紙を使った最低のクオリティだった。コールサインと交信情報を記入する欄が印刷してあるだけ。ちょっと恥ずかしくて交換したくないという気持ちが先にでる。

アマチュア無線の場合はJARLとかがQSL配達事業をやっていて、JARL会員であればコールサインから登録住所へ配送できるという仕組み。海外からのも同様に扱える。デリバリにどれだけ期間を要するかは謎。郵便と違って、定期的にまとめて処理するのだろうから半年とか一年ぐらい後に届くというのかもしれない。

あと中にはSSBの変調がおかしいんじゃないかという局も居たり。古いリグや要調整のリグとかを使っている人が多いので、送信だけは他の人からレポートもらわないと気づかない。でも電話の場合は一律59しかレポートしないし。

あとトラックの運ちゃんは変調かけすぎ。声の弱い人は変調が弱いのでパワーが出ずに損するけど。かけすぎも明瞭度が低下する。

FRG-7のBFOは水晶発振子を使っているので安定している。確かに安定して受信できる局もあるけど、ちょっとキャリアが漏れているようなところは変なビート音がでちゃうし。昔は良くあったけど、古い自作リグとかを使っているのかもしれない。

さすがにA3Eとかで出ているところは今のところ無し。古いリグを引っ張り出してA3で出ようかとか言っていた人がいたけど、出てたらすぐビート音でわかるし、帯域広いので迷惑かも。

QRP運用は集合住宅ではよさそうな感じ。QRPの定義では5W以下らしい。0.5Wでもコンディションが良くアンテナもそれなりのビームアンテナを使えばDXも夢ではないとか。


webadm
投稿日時: 2008-8-2 0:07
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3088
FRG-7のマニュアル
以前検索で見つけたFRG-7のマニュアルをダウンロードして読んでみたら、新発見。

FRG-7000のマニュアルには1ページしかない調整方法の記述が、FRG-7の頃にはすべて詳細に記載されていた。FRG-7000では説明されていないRF基板の調整方法(バランスドミキサー回路にあるVRの調整の仕方)がそこには丁寧に記載されていた。

特にトラッキング調整はスイープジェネレーターとバンドスコープを使用して行う方法が記載されている。驚きなのは、第一中間周波のトラッキング特性は1MHzバンドの上限と下限にそれぞれピークを持つ(ふたこぶラクダみたいな)ように調整するように書かれている点。FRG-7000ではこの事は書かれておらずただ0.9MHzと0.1MHzの2点でSメーターが最大になるようにとしか書いていない。実はFRG-7000のマニュアルにある通りにSメーターを便りに調整するのは問題がある。Sメーターの指示値はその後の第二中間周波増幅と第三中間周波増幅後の信号強度を示している。まだ未調整の第二と第三の中間周波増幅のトラッキング性能によって影響を受けてしまうのだ。FRG-7のマニュアルでは第一中間周波増幅段の出力をバンドスコープで確認するようになっている。これだと後段の未調整の中間周波増幅段の特性の影響を受けない。FRG-7では中心中波数55MHzから0.5MHz離れたところにピークがくるように調整するらしい。これなら1MHzバンド無いは後段のややナローなバンドパス特性とあわせてフラットな受信感度となる。第一段中間周波のバンドパス特性はややバンドエッジで感度を上げ、中心周波数付近は下げておくことで、後段で中心周波数付近のゲインを上げることによって全体として1MHzバンド内をフラットな感度にするのが設計上の意図だと読めた。

なんだよ。まあ考えれば当たり前だけど。

それと謎だった第一段のバランスドミキサー回路にあるVRの意味がわかった。どうやらミキサーの線形性が最も良くなる動作点に調整して後段へのスプリアスを低減するらしい。しかしこのVRを調整するとVFOの周波数も微妙に引っ張られるのでやっかいではある。

あとFRG-7のマニュアルには各トランジスタの端子電圧が記載されている。これをチェックすればトランジスタの故障は見つけやすい。FRG-7000のマニュアルでは省略されている。

あと検索すると古いFRG-7用の改造記事や改造キットに関する情報も見つかる。この当時から既にFRG-7のAGCやセラミックフィルターの特性の問題とか指摘されていて改造記事が紹介され、それ用に改造に必要な部品をキットにした販売する業者も居たらしい。

手元のFRG-7000もご多分にもれず入手した時既にIFフィルターに関しては改造が施されていた。AM用のフィルターは有名な村田製作所の15シリーズセラミックフィルタに交換されていた。これはAM受信時の音質を改善するもので、この改造はうまく行っている、想像したより音が良かったのはこの改造のおかげだろう。更にCW/SSBのフィルターもオリジナルのセラミックからメカニカルフィルターに交換されていた。これも選択特性改善に寄与していると思われるがオリジナルがどうだったか知るすべが無いのでノーコメント。これらの改造にはフィルターによるゲイン低下が避けられないので、中間周波増幅段のゲイン向上の改造も併せて行う必要があるが、たぶんそれらしい部品が裏側からハンダ付けされているので大丈夫だろう。

FRG-7のAGCはスロー過ぎたようで、フェージングが激しいDX局受信には不向きで改造が必至だったがFRG-7000ではその反省からか改造と同じ回路定数になっている。それでもアタックタイムが遅かったので独自にAGC電圧平滑用のコンデンサの容量を半分にした。最近の受信機のように景気よく針が振れるようになった。

昔の改造記事にはPLLシンセサイザー方式のFRG-7700の1kHz周波数誤差の問題が指摘されてそれを改善する改造記事もあった。スイッチングダイオードをPLLデジタル回路のどっかに挿入する回路図が載っている。TTLのICを使っているのでゲート入力ピンからの漏れ電流をカットするためだろう。改造記事そのものが英語でなくポルトガル語かそのへんの言葉なのでよくわからないけど。

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