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webadm | 投稿日時: 2008-8-2 15:37 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
イラン・イスラム共和国放送(IRIB) 早朝の国際放送バンドを横になりながらスキャンしていたが、いくつか日本語放送があったが局名が判別できないものが多く6時を過ぎてしまった。
ちょうど6時から始まった日本語放送は最初日本のニュースをアナウンスしていたので日本からの放送と思っていたが、局名がアナウンスされてそうでないことが判明。 9.690MHz イラン・イスラム共和国放送(IRIB) イランから放送されているらしい。ちょうどアンテナが建物の東側なのでちょっとロケーションが悪く受信状況はアクティブループアンテナをもってしても良いとはいえないが、S5からS9+ぐらい振れるときはあるものの、ノイズフロアーの中に消え入りそうな時もある。 番組が進むとイスラムらしい音楽やコーランが挿流れて良い雰囲気が出ている。 ただ時々電波がしばらく途切れてしまう時があるが電源事情が悪いのだろうか。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-3 7:30 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
フィールドデーコンテスト 帰宅してすぐ7MHzのアマチュア無線バンドをワッチしていたら、いきなりホワイトノイズで変調された強烈なSSB変調シグナルを受信。
しばらく断続的にホワイトノイズが聞こえたので試験電波送信中と思われる。 すると同じ周波数で今度はリチャードクレーマーマンのピアノ曲が流れだした。以前にもジャズとか流れていたこともあるけど、リニアアンプか何かの線形性のテストだろうか。 かなり変調度は高いが歪みはほとんどなくクリアである。SSBなので帯域は狭いがそれなりに音楽として堪能できる。自作リニアとかの調整ではなさそう。SメータはS9+60dBと最大まで振れる時があるがフェージングがかかるのでローカルエリアから送信されているのではない。 このリチャードクレーマーマンのピアノ曲が流れている周波数ではそれ以前から弱いながらも近隣の周波数で他局が交信中なので、それをワッチしていた誰かがあまりにもうざい試験電波送信に腹をたてたのかブレークをかけてきた。ピアノ曲が流れている間や途切れている間に定期的に"ブレーク"と言うだけだけど。たぶん出力している側で歪みが無いかモニターしているのであればそれに気づくだろうけど、どうやら大出力らしくアッテネーターをかけているのかまったく気づく気配なし。 その間うだうだブレークを入れた人は同じチャネルで一人文句をたれていたら9時を過ぎてしまった。 するとぴったりと試験電波が止んだ。他のチャネルをスキャンすると今度は上の方でさっきの試験電波と同じぐらいの強度のCQを出している局が現れた。CQフィールドデーコンテストとアナウンスしている。 調べたら8月2日の9時からフィールドデーコンテストが始まったらしい。固定局が移動局とどれかでコンタクトを稼ぐかを競らしい。もちろん電波を出さないSWLも交信をワッチしてレポートする形で参加できる。 フィールドコンテストでは通常のRSTレポートとは違って所在エリアナンバーと出力を添えた特別な形式を使う。通常は59とだけ言うところを5903Mとか言う。これはRSTレポートの59にローカルエリアナンバー03と出力区分(10W超え100W以下)を示す。 さっきの試験電波は9時に登場した3ナンバーの人に違いない。 無線局が試験電波を出すときは昔ながらのルールが決まっているが、電信の時代に決められたルールなので電話とかではちょっと使えない(電信ならVVV、電話なら"本日は晴天なり"とか連呼するらしい)。試験電波送信中である旨のアナウンスと自局のコールサインもアナウンスすることになっている。試験電波送信時間は10秒以内。 しかしそれをやっているのを未だかつて聞いたことが無い。 今回もそれにはまったく従ってないのでブレークや「頭おかしい」とかヤジが出てもしかたがない。 他の無線局から停止の要求があったら止めないといけないし。 アマチュア無線局も運転免許みたいに技術中心ではなく、社会的なルールを理解することを必須とする方向にしていかないとまずい気がする。以前運転免許をとったときも運転技術は心配なかったが、思いこみの激しい性格がすぐ露見して、必ず事故るタイプという認定をもらってしまった。運転は心理的、肉体的、社会的な側面を無視しては事故を起こしてしまう側になってしまう。教習所も事故を起こす人を減らすためにそういったところにポイントを置いている。 アマチュア無線も市販の機器を使って低出力で運用する限りは技術面を知らなくても出来るけど、それでも社会性に無頓着だと自己中心的な運用になってしまって無用の摩擦を生む。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-5 6:57 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
QRPイベント? 帰宅した9時過ぎに7MHz帯をさっそくワッチしたら、フィールドデーコンテストが終わった電話チャネルはもぬけの殻、けれども7.003MHzに夥しい数のCW局がコンタクトをしようと自局のコールサインとQSTで応答している。
なにかのイベントだろうか。 7.003MHzというとQRPでおなじみの周波数だけど、QRPのイベントかと思ったら関連サイトにはそういった情報は皆無。6月にあったらしいけど。 海外のイベントだろうか? それにしてもすごかった。 QRPは虐げられているけど技術的にも本来のアマチュア無線家らしく面白そうだな。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-6 4:02 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
7MHz帯の妨害電波 午後に7MHz帯をワッチしたら四国とかから入感。都内はほぼスキップ状態でまったく聞こえない、隣の神奈川県あたりになるとようやくノイズの中から顔を出す程度。
コンディションが徐々に悪くなる中、昼間定番の近隣ノイズでそれらもかき消されてしまう。妨害電波のスペクトルは典型的な半円状の山が周波数軸状に横並びになったような感じ。実際にスペアナやバンドスコープで観測していないけどスキャンすると等間隔で山がある。いずれもスペクトル拡散されているのでBFOでプロダクト検波してもビートは発生しない。 不定期に途切れる時に独特の音が聞こえる。ちょうどアーク溶接とかで最後にアークを切る時のような感じ。 それが止むと7MHz帯は実に静かな状態になる。それでも二カ所でそれまで確認していなかった別の妨害電波が常時出ていることが発覚。 低い方のCWエリアと高い方の電話エリアにそれぞれ同じぐらいの帯域で直交変調されたような信号が入る。上りと下りのデジタル伝送だろうか。 SSB局とかは平気でそれと重なる周波数で交信しているので、遠くから届いている信号ではなさそう。フェージングも無いのでこれも近隣から出ているのだろうか。 このあたりの妨害電波を所在を確認するのは意外とたいへん。ハンディータイプの広帯域受信機があれば、それを手にして電波が強まる方向に移動しながら探ることも可能だが、そんなものを持っているはずもなく。変にそんなものを手に近所を徘徊したら盗聴マニアだと疑われてしまう。 それ以外にも頻度は少ないが決まった時間帯に、特有の変調波が聞こえる時がある。狭い帯域で周波数ホッピングしているような電波が聞こえる。これはフェージングがかかっているので、かなり遠くから届いているものだと思われる。どこかの国の軍事設備から出てくるのかもしれない。演習時だけ動かしていると思われる。 P.S 7MHz帯で出ている直交変調波はどうやらデジタルSSTV波らしい。それも7MHz帯がデジタルSSTVのコンテストの対象外だということをただ表示するために匿名で送信しているとのこと。なんだそれ。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-6 5:08 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
古いコールサインの再割り当て たまたま午後にワッチしていた京都界隈のあるOMさんの交信でJA1とかJA6とかのナンバーではコールサインが割り当て尽くしたので、廃局された古いJAナンバーのコールサインが新規申請局に再割り当てされているらしい。
なので昭和の頃からやっているOMさんのログにもうオペレーターがとうの昔に亡くなってて廃局になっているコールサインが沢山記録として残っていて、それが最近復活したかのようにコンタクトがとれたりすると何十年ぶりですねといっても話が通じない若い人だったり。 昔はコールサインは定期的に更新しないと失効してしまい再度申請し直しても別の新しいコールサインが割り当てられてしまうという理不尽な制度だった。それでも後に更新漏れ対策で昔取得していたコールサインを再申請時にもう一度割り当てしてもらえるようになったというのは知っていたけど、古いコールサインが新規申請局に割り当てられるというのはここで初めて知った。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-7 22:34 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
KENWOOD R-1000 またしても古い通信型受信機を買ってしまった。
今回も要修理品だけど音が良いという評判のR-1000。KENWOODの歴史に刻まれている銘記。 銘板を見るとKENWOODブランドなのですぐに海外向けだということがわかる。当時は国内ではTRIO、海外ではKENWOODというデュアルブランドだった。KENWOODに国内外統一されたのはしばらく後。 裏を見るとかなり錆びが見える。アンテナ端子は固まってしまってNコネクタ以外は交換しないと使えそうもない。DC電源端子が穴が空いてしまっているが、もともとDC電源端子はオプションなのでメクラ板を外したか、それともDC電源端子を何らかの理由で取り除いたかどちらかだろう。 ダメもとでAC電源ケーブルを差し込んで電源スイッチをONしてみたが、うんともすんとも言わない。わずかに電源スイッチをONした時にスピーカーから大きな音がする。蛍光表示管や照明ランプはまったく点灯しない。電源の一部とAFだけは生きていそうだ。 ふとAC電源電圧セレクターが気になって確かめてみたところなんと220Vのままだった。海外で使用されていた時のままだと思われる。前の持ち主は入手して修理をしようと思っていたらしいが、そのまま電源を入れてうんともすんとも言わないので諦めていたのかもしれない。 早速100Vに切り替えて電源を入れてみると、今度はザーというノイズがスピーカーから出てきた。バンドスイッチを中波に切り替えて一番強力なラジオ日本が受信できるか試してみた。アンテナ端子にアンテナ線をつなぐとバリバリっとノイズが出るのでRFからIFそれに検波とAF AMP方向の主信号経路は生きているようだ。しかしスプレッドダイヤルを回しても局らしい信号はまったく入らない。 他のバンドも試したが、20MHz近辺は壁の外を這っている携帯電話基地局のケーブルから出る不要輻射とおぼしきクロックノイズが入る。なにせケーブルとは建物の壁を挟んで目と鼻の先だし。隣の部屋まで離れればほとんど気にならないはずだが。 この個体はシャーシーが軍隊色に再塗装されている。ちょっと趣味が悪いが錆びているよりは良い。 次ぎにSGを接続して500kHzの信号を出して受信できるかテストしてみた。 0MHzにバンドを切り替えてスプレッドダイヤルを左方向に一杯に回していくとあるところでSメーターが振り切れる。これはSGの出力とは無関係に常に振り切れるのでおそらく0kHzのイメージだろう。ということはPLLは生きている? とりあえずここをスプレッドダイヤルの0kHzになるように目盛り板を調整(フリクションなので根本のつまみを回すと微調整できる、本来は周波数カウンターでデジタル表示されるので目安に過ぎない)。 有る程度SGの出力を強くして60dBμを入れてやるとスプレッドダイヤルが500付近でSメーターがS9+40まで振れるところを発見。SGの出力レベルを50dBμに下げたとたんにSメーターの振れは収まってしまう。どうやら選局は出来るらしいことを確認。 受信中に感度がランダムに変化する。どうやらRFアッテネーターのロータリースイッチが接触不良らしく、いじると状態が変わる。 SGを内部1kHz AM変調にして変調度を63%とか設定するとスピーカーからポーという音が出た。AM受信は出来るらしい。FRG-7000の時と同様に感度が著しく悪い。50dBμが受信限界である。RFのFETが劣化しているのか。 それとスプレッドダイヤルを回すだけでガリガリと感度が変化する。VFOのバリコンが錆びているのか? とりあえず100kHzから0.1MHz刻みでSGの周波数を上げていって選局できるかスプレッドダイヤルとバンドスイッチを切り替えてテストしてみると、2MHzのバンドにしたら50dBμでもSメーターが振り切れた。ということはMWバンドはアンテナ端子が固まって使えない方にしかつながっていないのか。 2MHzバンドだと0dBμでもAM WIDEで確認できる。SWアンテナはN型コネクタ側に背面のスライドスイッチで設定できるので、そちらにSGの出力をつないでいる。 なんだ感度も有るじゃないか。とりあえず6MHzまで確認したところ感度は一定している。 MWのアンテナとしてループアンテナをつなぐことができれば中波は受信できるだろう。それにはアンテナ端子をどうにかしないと。 見てくれが悪いので誰も入札していなかったけど、なかなか掘り出しものだった。謎のVFOのガリと表示関連を修理すれば使えそうである。 早くAMの良い音が聞いてみたい。 P.S よく調べたらTRIOとKENWOODのデュアルブランドはオーディオ機器だけだったらしい。アマチュア無線機器は海外向けでもTRIOブランドでブランド統合後にKENWOODに統一されたとか。というわけでこの個体は後期バージョンということになる。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-8 6:44 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
Re: KENWOOD R-1000 夜帰宅して30MHzまでの全バンドでSGから0dBμの63% AM変調波を与えて十分受信感度があることを確認。ちょっとバンド選択ロータリースイッチの接触不良があるのを確認されたが、ちょっといじればちゃんと接触して選択できる。
2MHz未満のMW,LWに関してはアンテナコネクタが固まって使えないが、減衰は大きいもののSWアンテナ端子とわずかなカップリングがあるためそちらに60cmの非同調ループアンテナを接続して一番強力なラジオ日本が受信できるか試してみた。 結果はS9+40dBオーバーで強力に受信できる。 FRG-7000では聞けない広域まですっきり伸びた音が印象的だ。ちょっと低域が出ていないのが気になるけどAFのカップリングコンデンサの容量抜けだろうか。これは後でリキャパシタをすることにしよう。 AF回路の部品劣化はあるものの定評のある音の良さの片鱗を感じさせる。 AM NARにするとちょっと籠もった広域がカットされたような音になることも確認。 AM変調って本当はこんなに音よかったんだと再発見。ちょうど懐かしい昔の音楽が流れていてしばし聞き入ってしまった。 7MHz帯の北京放送を受信してみたら、Sメーターが振り切れてしまった。 ちょっと内部ノイズがFRG-7000と比較してかなり大きい。FRG-7000はアンテナをつながない状態だとノイズすら聞こえないぐらい内部ノイズは少ないのとは対象的である。R-1000ではRFのFETを交換して内部ノイズを低減する改造とかが知られている。 7.080MHz付近に固まっている謎のスペクトルはやはり携帯電話基地局アンテナケーブルから発する不要輻射だということも判明。FRG-7000が置いてある隣の部屋だとほとんど減衰して気にならないが、すぐ近くだとSメーターが振り切れる。しかも100kHz間隔でスペクトル拡散しているし。 R-1000で聞く北京放送も透き通るようなクリアな音で今までFRG-7000で聞いていたのとはまったく別物のように聞こえる。 さすがビンテージだけある。感動した。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-8 8:51 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
おジャンクなKENWOOD R-1000の症状 現状判明している病状
・周波数カウンタ/タイマー蛍光管表示が点かない ・AM/PMのLEDが点かない ・Sメーター、スプレッドダイヤルのランプが点かない ・NBスイッチをONにすると大きなノイズが入る ・DIMスイッチは照明が点かないので効かない ・RF ATTスイッチの接触がかなり良くない ・BANDスイッチの接触が良くないバンドがある ・アンテナ端子(プッシュターミナル)が溶着して使えない ・低域音が抑制ぎみ(ダンピングが入っている感じに聞こえる) ・Sメーターが振れすぎ(局間ノイズだけで振り切れる) ・Sメーターのアタックタイムが極端に短い(音量とシンクしている) ・AGCの効きが悪い(かなり強信号でないとS/N比が悪くヒスノイズが目立つ) ・内部ノイズが大きい(アンテナをつながなくてもスピーカーからノイズが出る) ・スプレッドダイヤルの500〜700の間でVFO出力周波数にガリが出る 以後ひとつひとつ調べていってみよう。 なんとなく周波数カウンタ表示が出ないのは専用LSIが逝っている可能性が高い。ランプは切れている可能性が高いが交換がとても大変らしい。出来ればLEDに置き換えたい。 スイッチの接触不良はどうしようか、下手な洗浄剤だと余計だめにしてしまうので慎重に選ばないといけない。最悪はスイッチごと交換してFRG-7000の様にリレーを使うような回路に置き換えてしまうか。もしくはスイッチをバイパスしてしまうか(実際にRF ATTを0dB以外で使うケースはほとんど無いと思うので)。 FRG-7000と比べると酷な程大きいR-1000の内部ノイズ。別のFETに換装する改造方法もあるが、これは優先度は低い。AGCが効くようになれば信号受信時のS/N比は良くなるはず。 現状でFRG-7000と感度を比較するとほとんど差はないが、FRG-7000の方がはるかに内部ノイズレベルが低いので同じ感度でもS/N比はFRG-7000の方が勝っている。これもFETとかを換装すれば少し良くなるのかもしれない。FRG-7000もFRG-7とほぼ同じ回路なので静かな受信機とも称される。内部ノイズが低いので今も愛用するDXerが居るのもうなずける。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-8 18:59 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
おジャンクなKENWOOD R-1000の内部 ひとたびR-1000でAM放送の音を聞いてしまうと、もはや他のラジオで聞く気が起こらなくなるほどかなり癖になるほど耳に心地よく長時間聞いても疲れないので一晩寝ずにNHK第二放送を聞いてしまった。
ただしあくまで混信の無いAGCが効くぐらいの信号強度のある放送に限定される。そうでないと内部ノイズが大きいので返って耳が疲れる。アマチュア無線やDX局の受信には断然内部ノイズの少ないFRG-7000を選ぶだろう。 やはり低域の伸びのなさが気になってきてついに意を決して内部を覗いてみることにした。 上蓋を外すとRF,IF,AFそれにカウンタ/タイマー基板が見える。見たところ改造痕は無くオリジナルのままのように見える。AF周辺には沢山の小容量電解コンデンサが使われているのでいずれリキャップすることにしよう。この基板を取り外すのはやっかいだが出来ないことはなさそうだ。 裏側には電源部とPLL基板にVFOユニットそれにリアパネルのコネクタ配線部が見える。 すぐに電源部の電解コンデンサが膨らんでいるのに気づいた。これは真っ先に交換する必要がある。 リアコネクタに目をやるとMWアンテナ端子に接続されているはずの抵抗とシールド線がつながっていない状態で宙ぶらりんになっている。コネクタにはハンダが残っているので以前の持ち主が意図的にカットしたのかもしれない。どうりでMWアンテナ端子に何をつないでも変化なしだったわけだ。 RF ATTノブの軸の先にはカップリングがあってスライドスイッチに連動していた。ノブが空回りするのはカップリングの樹脂にクラックが入り締め付けが弱くなっていたたまだった。この手の樹脂製機械部品は経年変化でクラックが入りやすい。HP8640Bで使われているギヤもそうだった。 モードスイッチのランプがあるのを発見し、外し易いので取り出してみたところ電球に緑色のキャップがかぶせてあった。キャップを外して電球のフィラメントの状況を調べたところ見事に飛んでいた。これは5mmφのLEDに交換する予定。 パイロットランプは全部で3つあるはずだが電源部のコネクタの一つが空いている。どうやらすぐ側のSメーター用らしいがSメーターに差し込まれているはずのパイロットランプがケーブルとコネクタごと無くなっている。以前の持ち主が修理のために取り外したままなのだろう。これはまあなんとかなりそう。スプレッドダイヤルのパイロットランプも同じように緑のキャップが装着されているがこちらはちょっと取り外すのが面倒な位置にある。当面は点かなくても支障は無いので優先順位は低い。 |
webadm | 投稿日時: 2008-8-8 19:03 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
FUSEが切れた ふたを外した状態で電源を入れてみようとしたら入らない。
電源コネクタのところには100Vが来ているのをテスターで確認。 電源電圧セレクタのところも問題なし。 とするとFUSEか? FUSEホルダーの端子の両端で電圧を測ると100Vある。おかしい普通はFUSEが入っていれば導通状態なので電圧は出ないはず。 切れたとしか言いようがない。 交換しようと思ってFUSEホルダーのふたを回そうとしたら+ドライバを差し込むところが摩滅してしまってどうにも回らない。 FUSEホルダーを真っ先に交換する必要がありそうだ。 とほほ。 |
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