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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2008-8-8 19:17
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Re: FUSEが切れた
FUSEホルダーはちょうどHOZANのソルダーエイドの中の一本の刃先がちょうど勘合してふたを回すことができ切れたFUSEを確認。

そういえば元々220V仕様だったのを100Vにしたので、電流が倍流れることになりFUSEの容量も倍のものに取り替える必要があったのだ。当たり前といえば当たり前の話だった。

とりあえず手持ちの0.315mAのものと交換して復活。本当は0.7Aのものを使用する必要がある。買ってこないといけない。
webadm
投稿日時: 2008-8-8 21:19
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Sメーター調整の怪
とりあえずSメータの振れ過ぎを直そうとサービスマニュアルに従って調整開始。

無信号時にSメーターが振れない状態にVR3を調整。これはQ13のソースとグランドの間の抵抗なので最小値まで回しきってしまうその電圧降下に比例してSメーターを振らすためSメーターが振れなくなるギリギリのところにセッティング。

次ぎに14.5MHz 8dBμを入力してUSBモードでSメーターがS1を指すようにT14調整とある。しかし変調をかけないとT14をいくら調整してもSメーターは振れない。SSBなので当たり前である。63%程度のAM変調をかけるとS1ぐらいは振れたので良しとする。

最後に30dBμを入力してSメーターがS9を指すようにVR4を調整するとある。しかしどうやっても最小でS9+40dBまでしか振れが収まらない。

どういうことだ。と思って回路図を見ながら周辺部位の電圧が合っているかチェックした。するとすぐに回路図の誤りを発見。AGC制御のQ16のソースとドレインの電圧表記が逆になっている。ドレインには9V電源が接続されているが4.8Vと記載されドレインはグランド側なのに9Vと高い値になっている。それとVR3とVR4の役割表記も逆だ。

どうやらIF AMPのゲートバイアス電圧が2.2Vに調整と書いてあるが、測定してみると0.1V未満と小さい。これはVR1で調整できるがこのことはサービスマニュアルには記載されていない。VR1を回すと今までスピーカーから聞こえていた内部ノイズが段々と小さくなっていく。2.2Vで止めてSメーターの振れを見るとかなり振れが少なくなっている。しかし今度はVR4を目一杯回してもS9まで届かない。

どっかのWebでR-1000の回路図の誤りについて書いてあるところがあって、確か2.2Vではなく1.5Vとかそんな感じが正常値だとか書いてあった。試しに1.5Vまで下げると内部ノイズは大きくなるにつれSメーターも振れが大きくなった。今度はVR4で調整してS9を指すようにできる。

とりあえずこれでSメーターは以前よりまともになったはず。

ちなみにゲートバイアス電圧はMUTE時には-6Vとの間のトランジスタスイッチがONになり完全にFETがカットオフする仕掛けらしい。ということはゲートバイアス電圧を上げると内部ノイズが増えるということは電流を流すとノイズが減るということか。この辺りの調整は結構受信感度に影響を与えるのかもしれない。

とりあえずこれで近隣ノイズでSメーターが振り切れてしまうということは避けられるようになった。チューニングもやりやすい。

依然としてヒスノイズの大きいのが気になる。高域の音が透き通るようにクリアで伸びが良いとう長所と引き替えなのかもしれない。

とんでもなく良い長所がある時にはとんでもなく悪い短所があるのは自然である。

さて次ぎは電解コンデンサを交換しよう。
webadm
投稿日時: 2008-8-9 8:53
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
NB調整
NB ONにするとバチバチノイズが入るのでサービスマニュアルに有るとおりにVR2を加減してノイズが最小になるポイントに設定。

あとノイズジェネレーターをつないでノイズの消し具合を調整する必要があるが、また後日。

これでとりあえずはNB ONにしても余計なノイズは加わらないようになった。
webadm
投稿日時: 2008-8-9 18:49
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Re: Sメーター調整の怪
サービスマニュアルを良くみると最初に受信バイアス電圧を2.2V±0.02Vで調整するとある。

以前見かけたネット上の修理記事でこのバイアス電圧が1.xV程度が普通と書いてあるのを再度探してみたが見あたらない。

なので2.2Vで調整してみることに。

TP3に出ているバイアス電圧をDMMで観測しながらVR1を回していくと2V近くになるとシャーという局間ノイズの音が低くなっていく。バイアス電圧を上げるとFETの動作点が高くなり定常電流も多くなるのでノイズが増えると思いきや逆に減っていく。

もともとAGCの効きがおかしいのでデュアルゲートFETのもうひとつのゲートのバイアス電圧がどうなっているか測定してみないといけないかもしれない。

ゲートバイアス電圧を上げるとSメーターの小さくなるのでVR3とVR4を加減してSGから14.5MHzの-73dBmの出力をアンテナに与えてメーターがS9を指すように調整する。またSGのRF OUTをoffにしてSメーターが0の位置に戻るのを確認。

なんとか調整できたじゃないか。

もしかしたらこの周辺回路に故障している可能性はある。後で各部位の電圧を測定して回路図と照らし合わせてみよう。
webadm
投稿日時: 2008-8-10 1:41
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
R-1000の受信感度
Sメーターを再調整してFRG-7000と同じアンテナをとっかえひっかえしながら受信感度を比較してみた。

だいたいほぼ同じなんだけどR-1000はやはりノイズが多い。

SGから無変調のキャリアをAM受信した時にはっきりわかるけど、R-1000はチューニングが合ったとたんに今まで聞こえなかったシャーというノイズが出てくる。バイアス電圧を2.2Vに直してからは局間ノイズは激減したので逆に選局時にノイズが目立つようになった。

AGCがほとんど効かないS1とかその程度でもそうなので回路上しかたがないのかもしれない。

それとR-1000は高周波増幅段があるけどプリセレクターは無くバンドパスフィルターで広帯域増幅しているだけである。ちょっと考えるとそのバンドパス周波数範囲内で強力な信号があると、増幅段が飽和しそうな気がする。その兆候として2.xMHzあたりに存在しないはずのラジオ日本の音声が聞こえるところがある。バンドパスフィルターが共通なので相互変調を起こしているらしい。

外付けでプリセレクターを付ければ改善はされるのかもしれない。まあそうすると操作性はFRG-7000より劣ってしまう。

でもまあAMの音は抜群なので良しとしよう。

コンデンサを交換しないと。
webadm
投稿日時: 2008-8-10 7:36
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
R-1000の負電源
R-1000の回路図を眺めていて気になったのは-6Vの負電源がAGC回路とかに使用されていること。

しかし電源部にはそうした負電源生成回路は無い。

どっからとってきているのか回路を追ってみたところ衝撃の事実が判明。

カウンター/時計回路の蛍光表示管用DC-DCコンバーターで生成していた。

現在のところカウンター/時計回路ICが死んでいるので蛍光表示管用DC-DCコンバータも動作していない。従って負電源は生成されていないという事実。

それでAGCやらSメーター回路の動作がおかしいわけである。

やはりカウンター/時計回路を修理しないとだめくさい。

しかしなんでこんな設計になっているのか。確かに負電源を生成するのは面倒だし。

ところでカウンター/時計回路の信号部であるMSM5524というICは当然のことながらとっくに廃止されている。車載用のラジオの受信周波数や時計表示用に開発されたものだが、シーリングの問題で経年変化で壊れてしまうので真っ先に廃止されてしまったらしい。同じ仕様でLEDや液晶駆動タイプの姉妹品があったらしいがそれらも廃止されている。

オリジナルのデータシートは検索しても出てこないが、R-1000のサービスマニュアルにはその抜粋が最初の方に載っている。それを見るとだいたいの機能と内部構成がわかるので、現代ならMAXIIとかのCPLDで同じことができそうではある。最悪そういうプロジェクトも立ち上げないといけないかもしれない。

ということはAGCもまともに動かないということだな。どうりで受信するとヒスノイズが入るわけだ。そのあたりも負電源をなんとかすれば解消するのかもしれない。


webadm
投稿日時: 2008-8-10 11:52
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Re: R-1000の負電源
もう一度回路図を調べたらDC-DCコンバーター回路は単独で動作するようになっている。

実際に-6Vが出ているはずのコネクタ端子をDMMであたったら-6.3V出ていた。

DC-DCコンバーターは生きていた。負電源もちゃんと出ている。

AGC電圧も無信号時に2.7V近辺なので問題ない。

FRG-7000同様S9+60dBを超えるぐらいの強力な信号でもないとAGC電圧は大きく下がらない。S9+でも2.5V程度に下がるだけ。


webadm
投稿日時: 2008-8-11 3:35
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Deutsche Welle
滅多にワッチしない15MHz帯を室外ロングワイヤーアンテナをつないだR-1000でスキャンしたら強力な英語放送を受信。

15340kHz Deutche Welle

ドイツの唯一の短波放送局Deutche Welleであることが随所のアナウンスで確認できた。

昔は日本語放送もやっていたが、財政難で終了したらしい。近隣の中継局を介して東アジア向けに行っている英語放送らしい。

ロシアの声と同じぐらい良好に入る。

さすが電磁波発祥の国ドイツだけあって音は綺麗だ。北京放送局みたいなハム音はしない。R-1000で聞くとまた格別。

日本と同じ戦後敗戦国として過酷な運命をたどったドイツだが、中性的な立場を日本よりも保っているようである。公式Webページをみても最新のニュースについて迅速に伝えている。

webadm
投稿日時: 2008-8-11 21:11
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
R-1000で聞くCB無線
言わずと知れたトラック無線をR-1000で聞いてみた。

R-1000で聞くCB無線の音は格別だという伝説は本当だった。

高域の籠もりもなく透き通った音。AM変調を聞くにはR-1000は最高だ。

今朝はコンディションが良いみたいで4chは全国各地から飛んでくる電波で大混信状態。

それでも簡単な室内ロングワイヤーアンテナでこれだけ強力に入るのだから出力はかなりのものなのだろう。

そういえば先日、CB無線も国内メーカーはすべて撤退して作っていないので、今使っている無線機が壊れたらどうしようと不安を覗かせていた。

かつてはCB無線機も北米輸出とか日本メーカーが独占していたけど儲からないからどこもとっくの昔に撤退してしまった。だいぶCB無線事業で財を成した無線機器メーカーもあったと聞く。

小学生の頃の社会科の授業でCB無線のトランシーバーを工場から買うとお店で買うより易く買えるという例を示してメーカーと卸業、小売り店のバリューチェインを教えていたような憶えがある。それぐらい日本がCBトランシーバーの生産国だったという時代ならでは。
webadm
投稿日時: 2008-8-12 10:51
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
MSM5524RS
R-1000の周波数カウンター/時計回路の心臓部であるOKIのMSM5524RSの各端子をオシロで観測してみたところ3.2768MHzのクリスタルが接続されている端子がまったく無信号。

クロックが停止していると周波数カウンタとしても時計回路としてもまったく動作しないので典型的な故障モード。

かつてはMSM5524RSは流通在庫が存在したが、この種の故障が続発して全部売れ切れてしまったと思われる。

貧乏人としてはほとんど入手困難なICに大枚をはたく余裕は無い。

ここは少なくとも周波数カウンター機能だけ備えたMSM5524互換回路をCPLDで作るしかあるまい。

蛍光表示管ドライブ端子だけは特殊なオープンドレイン回路になるので、そこは外付け回路で対応するしかあるまい。

問題はCPLDでMSM5524RS互換基板を作ってもR-1000の只でさえ小さな筐体内スペースにそれを収める空間があるかどうかということ。

作ってみてから考えるか。

壊れているMSM5524RSを取り外して丸ピンソケットをハンダ付けして後で互換ボードを差し込めるようにしておこう。

CPLDに余裕があれば時計やタイマー機能も入れることが出来るかもしれない。これもやってみないとなんとも。

さてFPGAおもちゃ箱にPoorman's MSM5524プロジェクトを立ち上げるとするか。

まだPoorman's Signature Analyzerが終わってないけどそれはその後でも。

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