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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2020-2-15 12:58
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3082
Re: BWV anh. 114 G-dur Menuet
ふう、今朝一発取りしたのが今まで一番まともだったので、ここらあたりで公開しておきます。

仕上げに際して心がけた点は、

・3拍子だからといって3拍を均等にしようとすると宮廷舞曲としての律動感が失われる
・むしろ小節の頭の音が聴き手の期待するタイミングにぴったり鳴るように各小節の演奏時間を一定にキープすることを優先する
・メヌエットは2小節単位で踊りのパターンが変化するので2小節の頭も一定サイクルで来るように心がける
・小節内で同じ音価の音が隣接して並んでいる場合、ノート・イネーガルでよく均等にする必要は無いが比率配分は同じ旋律は一回の演奏内ではすべて同じように演奏する
・3度以上の跳躍がある場合、直前の音は音価の半分で切り上げ残り半分をポジショニング時間に充てる(それによって跳躍前と後の両方が記憶に鮮明に残る)

つまり、社会人になって就職すると毎日朝定時には職場に現れないと不真面目だと思われるのと同じように、小節の頭が一定サイクルのタイミングでやってこないと不真面目な演奏だということに。

現代のデジタル回路システムで例えれば、拍はクロック信号のエッジに相当し、小節の頭を一定時間にキープするのは、フェーズロックループ(PLL)という仕組みと似ています。

なんのことだか判らないよね、理系ならわかるかな。

メヌエットは最高に習得が難しい宮廷パフォーマンスなので、誰でも踊れるわけではなく、みっちりレッスンを受けてプロ並みのパフォーマンスを披露できるカップルのみがご指名で踊ったのでした。
今でいえばちょっとしたバレーダンスに相当するのかも。

しかし、言うは易し行うは難し(;´Д`)

演奏の後半はテンポが速くなってしもうた(´Д`;)

まあ小節の演奏時間はそんなに揺らいでないからとりあえずOKかな。

課題としては、

・装飾音が少なすぎる
・繰り返しの際に装飾音を変えていない(すいません)
・テンポが一定していない
・ピアノでの演奏でのデュナミークやタッチが粗削り

まあ、装飾音はC.P.E.BACHも一生の課題だと言っているしね( ´∀`)
また折を見て精進することにします。

使用したデジタル音源は以下の通り。
先般のBWV anh. 113 の時より少し多くなってます。
ピッチ周波数が書いてないのは現在の440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・UVI Ravenscroft 275 Piano
・PIANOTEQ Steinway B Home
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 114 G-dur Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


Christian Petzoldはオルガンの名手だっただけあって、意外にもオルガンで演奏すると良かった( ´∀`)、とオルゲルプンクト(オルガン旋律)のところが良く響きます。

UVI Ravenscroft 275 Piano(classic):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はPIANOTEQで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されており、先般のBWV Anh. 113 の時はWALKMAN内蔵のAACコーデックであったのとは異なります。
FLACはロスレス圧縮で44.1KHzサンプリング(CDと同じ)で24bitのハイレゾとなります。

PIANOTEQ Steinway B Home(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Home(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):



PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


弾けるようになると楽しいね( ´∀`)

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-3-14 15:07
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3082
Re: BWV anh. 115 g-moll Menuet
ふう、前回の更新からちょうど一か月経ちましたか、そうですか(;´Д`)

練習はサボってなかったけどね、装飾音が( ノД`)シクシク…ー

なにげにBWV Anh. 115 のほうが BWV Anh. 114 より音楽的に演奏するのは難しい感じがするよね。

短調だということで、どうしても現代人はロマンチックに弾きたくなる傾向が強いみたい。それだと宮廷舞曲にならんのよね。
Youtubeで沢山の演奏動画みたけど、プロのピアニストがカバーしている演奏はもうね舞曲とは程遠いロマン派の曲みたいな感じになってるのがほとんど。

古楽器奏者は誰もがきっかりかっちりの宮廷舞曲に聞こえます。

最初に譜読みした時に気づいたのが、

・15小節目の最後の4分音符のトリラーの後にポジション移動して後続する付点2分音符を滑らかに弾けない(´Д` )
・大抵はそこでポジション移動ミスってミスタッチするか、トリラーを慎重に弾きすぎて次の小節跨いでしまったり(;´Д`)

もうねそこ一か所だけでも曲が壊れまくり。

そこだけじゃないんだよね、難所は。

・27小節目の最初の4分音符はその前の小節のポジションからして第一指で弾きたくなるけど、そうするとそれに続く4度下からの下降スケールが指が足らなくなって次の小節の2分音符が弾けない罠(;´Д`)

大抵の版は第一指で弾いた直後にポジション移動して1,2,3,4,5と弾く運指がほとんどだけど、山崎版はドイツの師匠直伝のピリオド奏法を推奨するため、第二指で弾いて指くぐりで1,2,3,4,5と弾くことを勧めています。

まあ慣れればどっちでもいいと思うけどね。ピリオド奏法の方がポジション移動が安全にできるので私はそうしています。

以前に紹介した詳しい解説やコメント付きの曲集とかでも、他のどの版でも完全にスルーしている難所があるんだけど(´Д` )

・24小節目に10度の跳躍がある。小節の最初の音とレガートで弾こうとすると指が届かない罠(;´Д`)

もしかして10度届く人にとっては難所でもなんでもないからなのかも。
まあ、バロック期だから基本レガート奏法ではないんだけど、ハープシコードとかではあまり早く鍵盤から指を離すとまだ振動している弦に戻ってきた爪が当たる時に雑音が出るのよね。それがピアノとの違い。

・31小節目の8分音符に装飾音を付けるのが難儀
・装飾音だけなら単体で弾けても、通しだと直前の音を第二指で弾いてしまうと弾きやすい2,3でトリラーが弾けない
・2,3で装飾音を弾くと手のフォームがゆがみ、ポジションが微妙にずれて後続する音をミスタッチする

まあ、練習ありきなんだろうけど、私は山崎版の運指ではなく、弾きにくいけど、フォームとしては安定する、3,4,5を使って31小節を弾いています。
普段から PianoPrima Exersizeで最初から3,4,5を使う練習を何年もやっているので、割と弾きにくいという感じはしません。
ただ重心は少し移動させないと鍵盤から指がすぐ離れてしまうので注意。

あとね、最後のカデンツの和音がGmなんだけど、最初ずっとGで終止してたのは内緒だよ。短調の曲で最後のカデンツが同主調で終わるのを、ピカルディ終止(tierce de picardie:ピカルディの3度)とか言うらしいけど、それを知ったのは、Youtubeで楽譜に忠実にGmで終わっている人の演奏を聴いて自分の演奏と違う違和感を感じたのが発端、でも同じように何らの理由で最後にGで終わっている人も複数居るのを発見、下の動画はそのひとつで、コメント欄で視聴者の方が'tierce de picardie'のことを書かれています。



手元の音大受験者向け楽典の本とか、音大の和声の教科書にもピカルディ終止なんか一言も出てこないけどね、別の用語で載っているのかも。
元々はピカルディ地方の教会音楽で使われていたみたいだけど、大バッハの曲にもそういうのがいくつもあるぽい。短調で終わるのは、確かに終わった感じがしないよね。
でもこの曲はそうじゃないからね。Gmで終止するべきなんだろうね。
この曲だけで終わる場合には、Gで終わってもいい気がするね大バッハの時代だったらなおさら。

あと、ショパンの短調のノクターンとかもピカルディ終止のものが多いぽい。

勉強になったね。

残る課題:
・右手と左手で小節の最初の音がシンクロしない時がある(ノД`)シクシク
・休符がすっぽ抜けているところがある(ノД`)シクシク
・短調のメランコリックな雰囲気につられて拍が一定していない(ノД`)シクシク
・レガートすぎるところがある(パイプオルガン音源だと音が濁るので良くわかる)

ということで自分の演奏にはまったく納得はしていないのですが、これ以上は短期間で上手に弾けそうもない感じ。残りの曲をさらったら、また戻って来てもいいかもね、名曲だし。その頃には装飾音もうまく弾けるようになっているといいな( ´∀`)

使用したデジタル音源は以下の通り。
先般のBWV anh. 114 の時と同じ。
ピッチ周波数が書いてないのは, H. Ruckers II Harpsichord (書いてないけど実は415Hzだった)以外は440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzのものは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・UVI Ravenscroft 275 Piano(Classic)
・PIANOTEQ Steinway B Home
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 115 g-moll Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


UVI Ravenscroft 275 Piano(classic):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はPIANOTEQで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されており、先般のBWV Anh. 114 の時と同じ。
FLACはロスレス圧縮で44.1KHzサンプリング(CDと同じ)で24bitのハイレゾとなります。

PIANOTEQ Steinway B Home(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Home(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):



PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


国内外の校訂者は、どれも同じ位置に装飾音を付けているよね。

誰が一番最初にそうしたんだろう?

ずっと以前に動画を紹介したことがある、古楽器奏者の曽根麻矢子氏のアルバムに BWV Anh. 114と115をChristian Petzold の自筆譜にある指示通りに115を弾いた後に、ダカーポ的に114に戻って終わるという演奏があります。こうした演奏は、Youtubeでの他の楽器(クラシックギター)のカーバーや、ピアノの発表会でも見られます。今や常識なのかも。
装飾音の付け方もユニークでびっくりしたけどね、そこに付けるのか( ̄□ ̄;)!!という感じ。
あと、BWV Anh. 114 と同様の長前打音が入れられていて、シンプルかつ効果的。



お勧めでちゅ。

んじゃまた( ´∀`)
webadm
投稿日時: 2020-3-29 20:16
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3082
Re: BWV anh. 116 G-dur Menuet
ふう、外は暗いね(´Д`;)

BWV Anh. 116 もかなり仕上げが煮詰まってきたので、そろそろ録音して公開しないとね。まだ先が長いし。

ところで、この曲はバロック期の曲とは思えない新しさがあります。
その理由の一つとしては、近代的な機能和声を使った和声進行と音型にあります。

バロック期の曲というと特定の調性に沿った上声部の旋律もしくはバス旋律を主題として、対旋律を添えたものが多くて、一見しただけでは近代的なコード進行とか和声進行が判別つかないし、装飾音があると更に不協和音だらけになってわかりにくいよね。

でもこの曲は出だしから主調のオクターブのあるアルペジオで明快に始まって、テンションコードとトニックのサンドイッチが繰り返されます。

しかもその主題部がリフレインのように何度も現れるので、否が応でも耳に焼き付きます。

強烈だよね、これを大抵の版ではフォルテかメゾフォルテで弾くように校訂されているので、本気でフォルテで弾くちょっと感覚が麻痺してきます。

なので、練習の際には通しで弾くのは一回だけに止め、部分練習の時も主題のアルペジオが安定して弾けるようになったら、それ以外の部分に注力するようにしています。また、この曲を一回練習したら、別の曲も平行して練習して耳と頭を切り替える必要があります。

問題の繰り返される主題部分の和声進行は、理論的にはT-D-Tのカデンツが2連結された複合カテンツという形です。



同じように冒頭で複合カデンツを使った名曲があります。



もうみんな知っているよね(´∀` )
先日FFシリーズの人気投票があって第一位に輝いた FF-X のオープニングテーマでちゅ。

BWV Anh. 116のと違って2つ目のカテンツは借用コード(もしくはD-durに転調)を使っているので一見同じ音型が繰り返されていてシンプルに見えて実はシンプルではないけど、T-D-Tが2つ繰り返される複合カテンツな点と、この主題が変奏もしくはリフレインとして繰り返し登場するのは共通しています。

なんか我田引水的だけど、間違ってたらごめんね(;´Д`)

手元の楽譜は曲名が"Zanarkand"となっているけど、他の出版社から出ているアレンジ版と違ってシンプルで演奏時間も短く、本当に FF-X のオープンでループ演奏されるオリジナルそのものだね。
楽譜に印刷してあるクレジットからすると、スクエニのオリジナルアレンジだからたぶん間違いないよね。



この種のライセンスは契約で発行部数限定(ロイヤリティ全額前払い)なので、見つけた時に買っておかないとすぐに絶版になるから注意。

手元のは大手ハル・レオナルド社から昔出ていたもの。
いつか紹介すると書いておきながら何年も出しそびれてた(;´Д`)

いつか弾けるようになるといいなという曲。

申し訳ついでに、お勧めの名演奏ビデオを紹介しておくね(´∀` )



オリジナルだとオープニングタイトルでループしても違和感が無いように最後が疑似終止になっているけど、単独で演奏するときにはそれぽいコーダをアレンジして付け加える必要があります。

なんの話だったっけ(;´Д`)

ああ、BWV Anh. 116ね。

たぶん大バッハはこの曲が同時代の曲に無い新しさがあることに気づき研究のために若い頃に写譜したのかもしれません。

大バッハ自身は対位法とフーガこそ最高の音楽芸術と信じて疑わなかったので晩年その啓蒙に力を注いだものの、皮肉にもこの曲に代表される機能和声がその後の音楽の主役になっていったのでした。

ああ、すぐ脱線する、本題に戻ろう(;´Д`)

一発取りで会心の演奏が録音できるのを願っていたのですが、叶いませんでした( ´Д`)

この曲は何気に難しいよね、コンクールや海外のグレード試験の課題曲に使われ続けるわけだよね。

演奏中に絶対なにか起こる(´∀` )

・真面目に楽譜通り弾くと音楽的でなくなる(要ノートイネガル奏法)
・かといって真面目に正確な音価で弾かないと拍子が崩れる箇所がある(24小節)
・ポジション移動しながらゼケンツを弾くところがある(25,26,27小節)
・第二部で両手同時跳躍があるのでそこ外すと大事故(;´Д`)
・第一部のリフレインと第二部のリフレインが同じようだけど最後から2小節目が違う(Youtubeの演奏動画見るとピアノの先生も含め間違えている人多数、自分も普通間違えない第一部の繰り返しで第二部のパターンで弾くミスしてるし(´Д`;))
・何気に装飾音を入れる余裕が無い(原典版と一部の実用版を除いては装飾音指示が校訂でも入ってないぐらい)

第二部の19小節目にある両手同時に跳躍する部分は、左手18小節目を引いている間第一指を鍵盤の位置に置いておいて、第五指を弾いたら音価より短く切って第三指を第一指にくっつけるようにポジション移動して19小節目を弾き始めると、左手の跳躍は目をつぶってもできるので、右手の危ない跳躍のポジション移動に意識を注ぐようにしています。版によっては指くぐりを使う奏法を推奨しているのもあるけどね。

何気に難所がいくつもあるよね。いつもどこか失敗する(´Д`;)

そんなんだから、ユニークな装飾音を加えるなんて余裕ないっす( ´Д`)

山崎版も装飾音の指示は校訂で一切入ってないけど、山崎氏の演奏CDを聞くとしっかり譜面には書かれてない装飾音がたっぷり入っていたりします(´∀` )

まあ、自分で言うのもなんですが、いろいろ真似して装飾音を入れる練習もしてみたけど、いざ録音となるとそんな余裕が無くすっかりすっぽ抜けてしまうのでした。

なので、今回もBWV Anh. 114と同様に繰り返しが同じ演奏になってしまいました、申し訳ない。

それと後半が罠が一杯あるので、優しい第一部のテンポを軽快に早くしてしまうと、第二部でミスが出まくって演奏にならないという惨状(´Д`;)

なので最初テンポを遅くしていますが、第二部あたりから少し早くなっています。後半は余裕なくてぎくしゃくした演奏(もうちょいで事故るパターン)になってしまいましたが、今はこれが限度です。

使用したデジタル音源は以下の通り。
先般のBWV anh. 114 の時と同じ。
ピッチ周波数が書いてないのは, H. Ruckers II Harpsichord (書いてないけど実は415Hzだった)以外は440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzのものは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・UVI Ravenscroft 275 Piano(Classic)
・PIANOTEQ Steinway B Home
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 116 G-dur Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


UVI Ravenscroft 275 Piano(classic):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はPIANOTEQで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されており、先般のBWV Anh. 114 の時と同じ。
FLACはロスレス圧縮で44.1KHzサンプリング(CDと同じ)で24bitのハイレゾとなります。

PIANOTEQ Steinway B Home(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Home(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):



PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


装飾音は、付点二分音符に長前打音を、最後の付点二分音符にモルデントを付けただけです。他は余裕なくパス(´Д`;)

次に取り組んでいるのは、少し先のBWV Anh. 126 Musetteね。
少し難易度が低いらしくコンクールやグレード試験の曲としても有名。

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-4-14 10:24
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3082
Re: BWV anh. 126 D-dur Musette
ふう、昨日は雨降りで寒かったね(;´Д`)

ミュゼットが通しで弾けるようになったので、仕上げ中。

PTNAのステップ課題曲の中では、これは応用1なのでバイエル終わったら弾いてもいい感じ。

通しで安定して弾けるようになるには、以下の課題を解決する必要がありました。

・第一部リフレインで出てくる両手同時跳躍を外さないようにする
・第二部は上声部に跳躍やシンコペーションがあるので注意
・全般に十六分音符が出てくるので、粒立ち良く聞こえるように楽譜上の音価より短く弾くようにする
・第二部の最後がダカーポなので、第一部に戻って一回弾いて終わるのを忘れないようにする

跳躍に関しては、左手は BWV Anh. 116と似ていて、2小節目の最後に第一指で鍵盤を弾いたら鍵盤を押さえたまま指越えで第三指を3小節目の最初の音を弾くと同時に第一指を鍵盤から離し3小節目の3つ目の音の位置に移動します。これなら目をつぶってもできるよね。なので右手に集中することが出来ます。

3,4小節目を弾き終える際に次の5小節目の跳躍に備える必要がありました。今度は左手で4小節目の最後を弾く時に指くぐりで第一指で弾くと、5小節目の左手のポジションに移動し易いので、これも目をつぶってもできるようにします。後は右手を高い方に移動するのに集中します。

全般にレガートで弾くとピアノの場合には鳴り過ぎて音が不鮮明になるので、明瞭に聞こえる程度に要所を短く弾く必要があります。

第二部の終わりに近づいたらダカーポを思い出して意識するようにしないと、第一部に戻るのを忘れて、そこで終わってしまいます(;´Д`)

これらをクリアすれば、レッスンに持っていけるレベルということに。自分は持っていく先生が居ないので、その先も自分でチェックして考えることに。

問題は、装飾音なんだけど、グレード試験やコンクールの課題曲になっている落とし穴満載の曲で装飾音を入れる余裕は無いとも言えます。

手元の山崎版も譜面上では装飾音を加える校訂は一切入っていませんが、山崎氏の演奏を聴くとちゃんと装飾音入ってます( ´∀`)

問題はどこに入れるか(入れることが出来るか)は自分で見定めないといけないようです。

先に紹介したピーテル=ヤン・ベルダーの古楽器演奏でもしっかり一番音価の大きい4分音符のところに2種類の装飾音(複前打音)が入っています、あと最後に少し。でも真似できない(;´Д`)


ヴァルター・ハインツ・ベルンシュタインという古楽器奏者の音源が某著作権利団体が運営するチャネルにあったをその後発見。原曲の構成に忠実なピーテル=ヤン・ベルダーの演奏と違って、ダカーポまでは原曲のままで装飾音も無し、これで終わるのかと思いきやそこから装飾音ありで第一部と第二部を演奏するという構成で、更に音も加えるとかしてびっくりどっきりな愉快な演奏になっています。良い子は真似をしないように、いや真似できないし(;´Д`)



あと別の著作権利団体が運営するチャネルに、別の古楽器奏者のアルバムからユニークな装飾音のあるクラヴィコード演奏が聴けます。アルバム表紙からは、クラヴィコード演奏者はIGOR KIPNISとあります。これも真似できないね(;´Д`)



もう一つ灯台下暗し、PTNAの楽曲辞典にあったVincenzo Balzaniのピアノ演奏が装飾音ありだった。



装飾音は第二部の2か所だけだけど、第一部にはノート・イネガルなところもあって効果的だよね。

自分はどう弾きたいか考え中( ´∀`)

Youtubeでプロのピアニストの演奏とかも聞いたけど、ピアノ演奏でYoutubeで公開されている音源では装飾音がついたものは、現代風に編曲したものは別として皆無。

装飾音付けるの楽しいし考えるのも想像するのも楽しいのにね。みんなそこまで余裕ないのかな、先を急ぐからかな。こちらは急ぐ必要ないし。即興的な要素もあるから、バロックは面白い。まあ、もともと中世からルネッサンスまではもっと自由だったんだけどね。

普通に譜面通り弾くと他の人の演奏と変わらないし、Youtubeにアップロードすると違法コピーと誤判定されるし、そういう意味から演奏はアレンジすべきかもね。バロックなら自分なりの装飾音を付けるというのが最低限必要かも、AI誤判定を回避するためにも。

でもユニークな装飾音付けていてもポピュラーなピアノ音源(SteinwayやRavenscroft 275)使うとそれだけでGoogleのAIに違法コピー誤認定されるんだよね、しかもジャンルが同じバロックというだけで、某著作権団体の管理するまったく違う曲と同じだと認定される。いままで一度も誤判定されたことのない YAMAHA P-115のピアノ音源ならいいのか、そうじゃないって(;´Д`)

アップロード時のGoogle AIの誤判定は有名らしいね、ライブ配信だと誤判定で即コンテンツ削除とかよくあるらしい。
アップロード直後自動で処理されるから、収益化しているチャネルだと、オーディオトラックを削除するか差し替えるか、はたまたアップロードしなかったことにする(削除する)か、権利侵害は無いと争うしかない。どうにかしてほしいよね。

通しで弾けるようになってからなんとかレッスンで聞いてもらえるレベルになるのに1か月かかったのは内緒だよ(;´Д`)

まあ、先生いないボッチなので自分でチェックすると細かい不満点が沢山、もうね、どれ優先して取り組むか決めるの難しいぐらい。もっとデュナミークをはっきりさせたいね、そうしたいのはやまやまだけどそうするとタッチがばらついてゼケンツがゼケンツでなくなる罠(´Д`;)

とりあえず一発撮りできるようになったことろで仕上がりとします。

使用したデジタル音源は以下の通り。
先般のBWV anh. 116 になかった音源も参考のために追加してあります。
ピッチ周波数が書いてないのは, H. Ruckers II Harpsichord (書いてないけど実は415Hzだった)以外は440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzのものは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・UVI Ravenscroft 275 Piano(Classic)
・PIANOTEQ Steinway B Home
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8' + 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8' + 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord player
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 126 D-dur Musette

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


UVI Ravenscroft 275 Piano(classic):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はPIANOTEQで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されており、先般のBWV Anh. 114 の時と同じ。
FLACはロスレス圧縮で44.1KHzサンプリング(CDと同じ)で24bitのハイレゾとなります。

PIANOTEQ Steinway B Home(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Home(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):


player プリセットは、演奏者の位置でどのように聞こえるかを再現したもの。普通の音楽録音ではめったに演奏者の位置で録音することはないと思われますが、実際に楽器を演奏した際にどう聞こえるのかは演奏者しかわかないのと録音音源は演奏者から離れた位置で音を拾うので貴重です。普段練習の時には演奏者の位置でしか自分の演奏を聴くことが出来ないので、実際に演奏したらどんな風に聞こえるのか先行体験できるのは良いのかも。

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord plaryer(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord player(FLAC):


recording プリセットは音楽録音用に予めイコライザーで音域のバランスを整え自然な残響を加えるためにリバーブやディレイエフェクトがかけられて聞きやすくなっています。

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(FLAC):



PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


装飾音は、ダカーボ後のリフレインテーマの4分音符、最後にモルデントをつけただけ、繰り返し部は基本同じように努めるのが精いっぱい(´Д`;)

その後いろいろな人のYourubeでの演奏動画を見ては登録してたけど、以下の事実が判明。

・原典版とは違って、ダカーポが無い2部形式でA部は同じだけど、Bの最後に原典版ではダカーポで演奏されるA部が組み込まれている版が存在する(古い20曲を抜粋したペーターズ版や初心者向けに易しい曲を抜粋した版とかに見られる)
・オクターブのトレモロが困難な小さい子供向けにバスをブロックコードで弾くように編曲したものが存在する
・そういう譜面が出版されているかは不明だけど、跳躍をしなくて済むように、同じオクターブ内で全部の旋律を弾いている子も居る

それと、この曲は鍵盤楽器以外のギターやバイオリンなどの弦楽器でもカバーされていることが判明。

特にバイオリンでの以下のカバー動画には驚かされました。



あれだよね出だしからビバルディを彷彿させるよね。

あと、謎なのが、この曲は初心者向けの低いグレード試験の課題曲なんだけど、ずっと後になって記譜されている点。
同じ頃にC.P.E.バッハの曲がいくつも記譜されているので、この曲をバッハ家に持ち込んだのは C.P.E.バッハなのかも。

大バッハが引き出しに秘蔵していた写譜からC.P.E.バッハが見つけ出したのかな。

次は同じPTNA ステップ応用1の課題曲 BWV Anh. 132 d-moll Menuetに取り組む予定。

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-6-4 0:53
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登録日: 2004-11-7
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投稿: 3082
Re: BWV anh. 132 d-moll Menuet
ふう、テレワーク始まってから生活に余裕が無くなったよね(´Д` )

良かった点はお昼寝が出来るようになったぐらいかな( ´Д`)


休憩を挟まないと頭が固くなるよね。余計なこと考えるなという考えを強制される職場なら別だけど。集中しないと危険な職場もあるからね。それでも集中力使い果たして朦朧とした状態は良くないとおもう。

さて、BWV Anh. 132 もようやく通して弾けるようになりました。

なにげに難しいよね、

・冒頭から右手と左手のリズムが違う(左手バスがシンコペーションで三拍子を刻む)
・A部の繰り返しで左手バスの最後のカデンツが異なる(楽譜の版によっては繰り返し記号を使わずにそれらを展開して連結している)
・A部の最後と繰り返しの最初のポジションが違うので、二通りのポジションで練習するか、最初から最後のポジションで始めるか悩む(そして練習不足でポジションミスや運指ミスをしでかす)
・A部はそれで右手が易しいけど、B部は左手、右手どちらも運指が難しい(オクターブを超える跳躍や左手の指くぐりが避けられない)
・B部は弾きにくいけど聞かせどころも沢山あるので、難易度の凸凹を平坦にするため念入りに部分練習を重ねる必要あり
・A部もそうだけどB部も左手と右手で旋律がつながるところがあり、左手はオブリガート的で決して伴奏ではないのがポイント
・運指はいずれにしても各版の校訂者の運指ヒントを参考に自分で考える工夫が不可欠
・短調で現代では悲しい雰囲気がするけど、バロック時代の短調は普段着姿で長調は晴れ着姿程度の感覚なのであまり感情移入しないようにしないといけない。
・ゆっくりテンポで弾いてもいいけど、全部をノンレガートだったりレガートだったりする棒引きはピアノでは禁物、全然ピアニスティクでないし棒弾きと一緒に聞こえる
・どこがレガートでどこがノンレガートかは自分の耳で趣味で弾き分ける必要がある
・短い演奏時間だけど、2小節単位の長いフレーズで構成されるのでピアノで弾く場合にはフレーズの始まりから高揚部と最後でしっかりグラデーションをかけるように心がける必要あり(棒弾きにならないように)

装飾音ですが、鍵盤楽器奏者の演奏動画を見てもかなり控えめ程度で、バロックフルート奏者のように自由自在に装飾音入れまくりというのとは対照的な感じがしました。もし装飾音付けるならフルート演奏を参考にするといいかも、後で動画を貼っておくね。

一発撮りできたら、できれば鍵盤を上から撮影した演奏動画として収録する予定。

このメヌエットはニ短調で短いけど名曲だよね、いろんな楽器でカバーされています。中でも驚嘆したのが、Sazというトルコの民族楽器で、フレットのある撥弦楽器で、大きさによってそれぞれ呼び名が違うみたいで、下の動画で演奏されているのは比較的大きな、Baglamaというもの。



弦の数がギターより少ないので最初単旋律楽器かなと思ったら、タッピング奏法を併用して見事に二声に変化、感動ものです。

次が感銘を受けたフルート演奏バージョンで、自在に装飾音を駆使して演奏しています。最後のカテンツがオリジナルの(D minor)ではなくピカルディの三度(D Major)で終わっているのが印象的。



その他にもプロの演奏録音には原曲を編曲しているものもありますが、それはそれでプロの演奏なので聴き応えはあるものの真似できるものではないので割愛(´Д` )

それでも以下の2台のアコースティックギター演奏バージョンは、驚きの発見。社会人になってギターを始めたきっかけがジョン・レンボーンのアルバム(中世とかルネッサンス、バロックの対位法の器楽曲の編曲カバーや対位法的なオリジナル作品)に出会ったのがきっかけだったのと、盲目の黒人ギタリストであるレブラント・ゲイリー・デイビス氏に師事したステファン・グロスマンと一時期コラボしてアルバムを出していたので、ステファン・グロスマンのラグタイム・ギター教本とか買って弾いていたのも思い出。今ではこの二人によるアルバムは入手困難。



今回は動画は無しで(´Д` )
カメラ回していると緊張して演奏がバラバラになるので、また今度あらためて落ち着いたらね。

PIANOTEQでMIDIは常時キャプチャしているので古楽器の音源をいろいろ試して中で大きなミスもなかったtakeが取れたのでそれをもって仕上げとします。

他の曲も練習したいし(´Д` )

強弱法は難しいね、やっぱりその道のエキスパートに入れ知恵してもらうのが上達の最速方法なのは確かだね。

試行錯誤した結果、フレーズの頭であってもバロック舞曲の場合は、2小節単位で最初の強迫にアクセント置くと曲想がしっかりする感じがするよね。

最初はフレーズの頭と最後は弱めにしてたけど、全然メリハリないし、棒弾きしたほうがまだましな感じがしてなりませんでした。

あと、レガートよりなので(というか基礎練習でもレガートでしか弾いてなかったし)、ノンレガートでの基礎練習の必要性を痛感。ノンレガートに弾くだけで集中力そがれて演奏どころではなくなってしまうので。

タッチとかアーティキュレーションの制御は脳の運動領野でROM化しておかないと考えながら手加減するのでは遅いテンポでしか弾けないし、不自然になるよね。

それと気になるのが、譜読みしてから通しで弾けるようになるまで期間がかかるという点。
どうも中の人は譜面をちゃんと読んでなくて、無意識のうちに耳コピーしているみたいなんだよね。
耳で覚えているから譜面みなくても弾いた瞬間に間違いに気づくのはいいことなんだけど、間違って耳コピー(譜読みが甘くて思い込みで間違って弾いた音を覚えてしまう)していると後で気づくのが遅れて修正するのが大変。

耳で聞くと一回で全部記憶しているのに演奏時にはミスに気付く以外の役に立っていないという事実(´Д` )

今回も録音して譜面と照らし合わせてチェックしたら、B部の跳躍がオクターブだと勝手に読み違えていたのが発覚、正しくは10度の跳躍でした、大失敗( ´Д`)
オクターブでも音楽的には変に聞こえないので気づかなかったのでした。

あと譜読みから通しで弾けるまで遅いのは、ちょっとした音型でも安定して同じように弾けないという基礎演奏能力の欠如が問題。

これはすぐには解決しないので、チェルニーの100番とか、アーティクレーション記号がいっぱい散りばめらた音型をひとつひとつどう解釈して演奏すればいいか研究して、同じパターンはそれをベースに弾けば初見演奏もできるようになるよね。

チェルニーの100番はパスしようかと思ってたけど、そういう問題の解決にはちゃんと取り組む必要があるなと今は考えを改めました。

チェルニー100番は一見すると音楽的でない少ない小節数の断片みたいな感じがするけど、古典楽曲に頻繁に登場する典型的な音型やアーティキュレーションの演奏解釈を身に着けるために書かれているんだよね。

ちょうど英会話を独学で習得するのが難しいのは、ネイティブの人の単語の発音やフレーズのイントネーション、アクセントとかに関して実際に聞いて耳で覚えることができないから。

ピアノの演奏もそれと同じで、ある音型やスラーがかかっている場合や、演奏記号がついている場合にどう演奏するか知識が無いと習得するのが困難なので共通。

なのでチェルニーの100番練習曲集は、ピアノ演奏における単語の発音方法やフレーズのイントネーションのつけかた、アクセントの付け方を習得するための教材(テキスト)に相当するというわけ。

あくまで教材なので、詳しい解説や模範演奏は師事する先生から授かることが前提。

昔英会話ならったのは学生の時にネイティブな先生の授業を受けたときしかなく、その時は早口言葉を褒められたのがうれしかった。

その後卒業して最初の会社が海外での事業展開のために製作した英会話のテープとテキストを購入して毎日テープを聞きながらテキストと照らし合わせてネイティブがどう話すか耳で覚えた。

それ以外に、独学で興味のあるコンピュータサイエンス分野の海外書籍を購入して帰宅後に深夜まで一日数ページという速度で翻訳して英文を学んだ結果、数百ページの本を数冊翻訳した頃には辞書を引かなくても大抵の技術書が読めるようになった。

その後ご縁があって、仕事で海外に滞在することになった時に体験したのは、相手の言っていることは完璧に理解できるけど、こちらから話したことが聞き取ってもらえないという事。

やっぱ発音は会話の訓練してなかったから無理だわ(;´Д`)
と痛感した次第。

ピアノも同じで音楽的な単語の発音の基本を身に着けていないと、すぐに楽譜を見て曲想を損ねずに初見演奏するのは望めません。

まあ、普通は先生の元で演奏知識や演奏法の知識をかみ砕いてひとつひとつ口移しみたいな感じで教わるのが普通だけど、大人の場合は口を開けて待っているだけでは進歩が遅いので自分で研究する姿勢が不可欠だよね。

あと、タッチが安定しないのも、こなれが必要な部分で、そこに大脳皮質の神経系を集中しちゃうと演奏そのものが不能になるので、そこもある程度運動領野で記憶して思っただけで弾けるようにならないとだめだよね。

確かにエキスパートな先生に聞いてもらって、最優先順位の事から指摘とアドバイスをもらうのが最も効率的だとい言えるけどね、でもすべての先生がそれが出来るかどうかは疑問だけどね。

使用したデジタル音源は以下の通り。
先般のBWV anh. 116 になかった音源も参考のために追加してあります。
ピッチ周波数が書いてないのは, H. Ruckers II Harpsichord (書いてないけど実は415Hzだった)以外は440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzのものは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・UVI Ravenscroft 275 Piano(Classic)
・PIANOTEQ Steinway B Home
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8' + 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8' + 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord player
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 132 d-moll Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

今回から先日購入した VILAB Ravenscroft 275 音源とフリーのDAWであるCakewlakのオーディオレンダリング機能を使ってMIDIキャプチャデータからMP3とFLACフォーマットで直接ディジタルオーディオファイルを作成しました。

VILAB Ravenscroft 275(MP3):


VILAB Ravenscroft 275(FLAC):


以降はPIANOTEQで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されています。

FLACはロスレス圧縮で44.1KHzサンプリング(CDと同じ)で24bitのハイレゾとなります。

PIANOTEQ Steinway B Home(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Home(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):


player プリセットは、演奏者の位置でどのように聞こえるかを再現したもの。普通の音楽録音ではめったに演奏者の位置で録音することはないと思われますが、実際に楽器を演奏した際にどう聞こえるのかは演奏者しかわかないのと録音音源は演奏者から離れた位置で音を拾うので貴重です。普段練習の時には演奏者の位置でしか自分の演奏を聴くことが出来ないので、実際に演奏したらどんな風に聞こえるのか先行体験できるのは良いのかも。

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord plaryer(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord player(FLAC):


recording プリセットは音楽録音用に予めイコライザーで音域のバランスを整え自然な残響を加えるためにリバーブやディレイエフェクトがかけられて聞きやすくなっています。

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(FLAC):



PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


ちなみに装飾音はB部の繰り返しの最後でモルデント追加しただけ(´Д` )
練習はいっぱいしたけどね、どれも安定して弾けないと入れないほうがよかったみたいな結果で(´Д` )
それと最後のカデンツはオリジナルからピカルディの三度に変えています。
タッチが弱いのでピアノ音源だと音が鳴ってない感じ、古楽器音源だと強弱関係なく鳴るので聞こえる。
古楽器音源はどれも強弱でないはずなんだけど、A部の最初のフレーズでタッチが弱くて弱音になっているのは何故だ?

後日、演奏動画がとれたらいいな(´Д` )

次は、PTNAの難易度順でいくと、

BWV Anh. 119 g-moll ポロネーズ
BWV Anh. 122 D-dur マーチ
BWV Anh. 128 d-moll ポロネーズ

の3つが応用2で同レベルなんだけど、3つ同時進行してみようかな。先に通しで弾けるようになったものから仕上げる感じで。

んじゃまた。

webadm
投稿日時: 2020-7-26 9:22
Webmaster
登録日: 2004-11-7
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投稿: 3082
Re: BWV anh. 119 g-moll Polonaise
最多、最多、新型コロナの感染がが♪

非常事態宣言前のピークを越えてますが、東京。

またテレワーク復活です。

梅雨明けがまだなので涼しいのが幸い。

さて、前回 BWV Anh. 132を仕上げてから1か月経過しましたが、練習していたのは、BWV Anh. 119 g-moll ポロネーズでした。

音楽帖本に取り組むとポロネーズは避けて通れないよね。

一曲はどれか弾けないと音楽帖本をやったとは言えない気がします。

このポロネーズですが、大バッハ以前に作曲されたものにしては、ポロネーズのリズムが効果的に使われている感じがします。

演奏時間が短いので簡単そうなので取り組んでみたのですが、PTNA Step課題曲難易度検索で調べたら、プレ・インベンションの同曲は応用1〜5という広範囲で選択できるのに対して、他の音楽帖本のものは応用2だけなんだよね。

なにが違うのかね? プレ・インベンションも一応CD付きのが手元にあるので比較してみた。

しかし以下の驚愕の事実が発覚、

・プレ・インベンションではBWV Anh. 119がBWV Anh.114より前に登場する(易しい順だよね?)
・プレ・インベンションのBWV Anh. 119の校訂は他の校訂ありの音楽帖本と解釈は異なるけど強弱法やスラーやアーティクレーションの記載があるのは同じ
・プレ・インベンションのTNA Stepの難易度は曲別ではなく曲集全体としての難易度範囲を示している

というわけで、プレ・インベンションの編集者はこの曲がPTNA Step課題曲では基礎レベルのBWV Anh. 114 よりも早い段階で取り組める曲としているぽい。

でも取り組んでみた初級者だけがわかるけど、やっぱ応用2レベルだわこの曲の難易度は。

PTNA Stepの難易度付けを担当した先生もプレ・インベンションの各曲の難易度の評価がプレ・インベンションの編集者のそれと明らかに相違があるのを懸念して曲集としての難易度範囲を示すだけにしているぽいね。

この曲の第一小節目の付点音符のある音型は、ショパンのOP28-15の雨だれの前奏曲にも出てくるよね。OP28-15は4拍子でノクターン形式だけど、ポロネーズを4拍子にしたらきっとこうなるよねという感じで、ショパンは故郷のポーランドの思いをこの音型で込めていたのかも。

3拍子の曲を4拍子にするのは現代のJazzでは常套手段だよね。

BWV Anh. 114 も20世紀になって4拍子にアレンジされたポピュラーソング"Lovers concerto"が大ヒットしたよね。

このポロネーズも4拍子にアレンジするのもありかもしれないね、曲想は自ずと変わってしまうけど。

さて、片手練習を始めてどうにも困ったのは、3拍子の拍節を保って演奏するのが意外に難しいという事実。

難しい要因は、

(1) 一小節のポロネーズのリズムがシンコペーションを加えて複数のパターンが使われている
・パターン1:付点8分音符+16分音符+4分音符×2
・パターン2:8分音符+16分音符×2+2分音符
・パターン3:8分音符+16分音符×2+8分音符×4
・パターン4:付点8分音符+16分音符+4連符(16分音符×4)+8分音符
・パターン5:(8分音符+16分音符×2)×2+8分音符×2
(2)上記のポロネーズのパターンとは別に以下のパターンが現れる
・パターン6:8分音符×4+4連符(16分音符×4)
・パターン7:4分音符×3
・パターン8:4連符(16分音符×4)+2分音符×2

これらの8パターンを右手は拍節と左手のバスと小節サイクルをフェーズロックしながら演奏しなければならないのが難しい理由。

演奏時間が短いけど無茶苦茶情報量が多い(´Д`;)

練習には以下の注意が必要でした。

・片手練習では一小節毎の全パターンをメトロノームで拍節をキープしながらゆっくり練習する必要があった(最初そうしてなかったけど、両手合わせたら右手と左手で拍節が合わなくて第一小節からして弾けなかった)
・演奏解釈は出版社によって異なるけど、16分音符は装飾音的な感じで軽く弾くのは共通
・ポロネーズのリズムの16分音符は先行する音の後打音でもあり、後続する音の前打音の両方の効果を併せ持つ
・上記の解釈に従えば、16分音符は後続する音型と滑らかにつながるように弾く感じ
・4分音符は基本ノンレガートに弾かないとノクターンになってしまう
・一音一音を正確な音価で弾こうとしないで拍節のタイミングや小節サイクルのタイミングを外さないようにすることに注力する(一音一音を正確な音価で弾くのは熟練したピアニストでも人間なら誰しも無理、誤差が蓄積して拍節や小節サイクルのタイミングがシフトしてしまうため、ピアニストはその代わり脳内メトロノームで拍節や小節のように、より大きなサイクルでフェーズロックしている)

やっとそれで両手で最後まで通して弾けるようになったよ。

やっぱ弾けるようになるといい曲だと更に実感するね。

使用したデジタル音源は以下の通り。
先般のBWV anh. 116 になかった音源も参考のために追加してあります。
ピッチ周波数が書いてないのは, H. Ruckers II Harpsichord (書いてないけど実は415Hzだった)以外は440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzのものは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・VILAB Ravenscroft 275
・PIANOTEQ Steinway B Recording3
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8' + 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8' + 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord player
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord Dynamic
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 119 g-moll Polonaise

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

今回から先日購入した VILAB Ravenscroft 275 音源とフリーのDAWであるCakewlakのオーディオレンダリング機能を使ってMIDIキャプチャデータからMP3とFLACフォーマットで直接ディジタルオーディオファイルを作成しました。

これまではでフィルとの単一マイクセッティング(プレイヤー)だったため、UVI Ravenscroft 275 playerの時のようにタッチによって音色の違いが出ないという問題があるのが判明。この問題は少なくともサイドマイク(コンサートとかで聴衆側を向いている方向にセッティングしたマイク)を重ねると筐体の共鳴と微妙な位相差によって弱音で音色が変化することも判明。今回はすべてのマイク録音をミックスしています(たぶんUVI Ravenscroft 275 pianoもサンプリングデータを単一化する都合上予めミックスしたサンプリングデータ一本を使用していると思われ)。

それとこれまではリバーブとディレイはオフだったのを、有効にして、Small piano roomのエフェクタプリセットを使用しています。多少観賞用になるかと。

VILAB Ravenscroft 275(MP3):


VILAB Ravenscroft 275(FLAC):


以降はPIANOTEQで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されています。

FLACはロスレス圧縮で44.1KHzサンプリング(CDと同じ)で24bitのハイレゾとなります。

これまでSteinway B に関しては室内を模擬するHomeプリセットを使っていましたが、練習時のあら捜しには好都合なものの、鑑賞向きではないので、鑑賞用にリバーブやディレイエフェクトがかかったRecordingプリセットの中から、デュナミークが圧縮されないRecording3というプリセットを使いました。これだと演奏者のタッチがストレートに反映されるので、どう弾きたいか良くわかります。他のプリセットはデュナミークが圧縮されるので雑なタッチでも目立たないというメリット(デメリット?)があります。ライブパフォーマンスやアンサンブルとかではタッチが乱れても際立たないのでそのほうが良いのかもしれませんが。

PIANOTEQ Steinway B Recording3(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Recording3(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):


player プリセットは、演奏者の位置でどのように聞こえるかを再現したもの。普通の音楽録音ではめったに演奏者の位置で録音することはないと思われますが、実際に楽器を演奏した際にどう聞こえるのかは演奏者しかわかないのと録音音源は演奏者から離れた位置で音を拾うので貴重です。普段練習の時には演奏者の位置でしか自分の演奏を聴くことが出来ないので、実際に演奏したらどんな風に聞こえるのか先行体験できるのは良いのかも。

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord plaryer(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord player(FLAC):


recording プリセットは音楽録音用に予めイコライザーで音域のバランスを整え自然な残響を加えるためにリバーブやディレイエフェクトがかけられて聞きやすくなっています。

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(FLAC):


これまでは割愛していた、もうひとつのプリセット(Dynamic)を今回追加しました。ハープシコードのプリセットは基本デュナミークはかからないのですが、それはあまりに機械的な処置で、実際の楽器ではタッチによって多少とも撥弦機構に影響を及ぼすと考えられ、若干デュナミークが反映されるようにしたプリセットです。

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord Dynamic(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord Dynamic(FLAC):



PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


最終的には右手の上声部が棒弾きだったのを強拍に相対的にアクセントが感じられるように意識することで舞曲の躍動感がキープできることを発見。

左手はまだレガートのままだけど、ノンレガートにするとタイミングをかなり厳密にキープしないとダメダメになってしまうので、課題として残ります。

なんとかレッスンに持っていける状態になったので(先生いないボッチだけど)よしとします。

装飾音を入れる余裕はありませんでした。下手に入れて台無しにするより入れないほうがましと判断。

動画は余裕が出たらとれたらいいな( ´∀`)

次は、PTNAの難易度順でいくと、

BWV Anh. 122 D-dur マーチ
BWV Anh. 128 d-moll ポロネーズ

んじゃまた。


webadm
投稿日時: 2020-10-1 10:55
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3082
Re: BWV anh. 122 D-dur Marche
ふう、だいぶ涼しくなってきたね( ´∀`)

もうねTシャツ一枚だけで寝てたら風邪ひく罠(;´Д`)

さて、BWV anh. 122 の練習を続けていますが、選曲の理由としては、前回学んだ BWV Anh. 119 と同じ PTNA ステップレベル(応用2)だから。

でもやってみてわかるけど、BWV anh. 119 に比べて難しい(;´Д`)

難しい理由としては、

・右手がアウフタクトで、左手はそうじゃない
・右手は最初の3音の音型が主題になって、一小節毎に変奏するという時間圧縮な「主題と変奏」スタイルの作曲技法
・右手の後半に運指が面倒な長いフレーズが登場する

が挙げられるよね。

良く調べたら、北米のピアノ演奏技能認定試験機関であるRoyal Conservatory of Music(RCM)のグレードでは、

・BWV ANH. 119 は Level 3
・BWV ANH. 122 は Level 4

やっぱ全然違うじゃん(´Д`;)

後者の方が難しいわけだよね。

それでもゆっくり片手練習をして、ようやく片手づつなら通しで弾けるようになりましたよ。

両手を合わせるのはこれからだけどね(´Д`;)

曲想的には、鍵盤曲というよりも、宮廷のセレモニー会場へ参加者が入ってくる時に演奏される吹奏額曲だよね。

そう思っていたら、やっぱりこの曲は有名で、行進曲の名曲アルバムに入っていることが判明。



AパートとBパートの最後に入っている上声部やバスの分散和音はどう考えても金管楽器のイメージだよね。山崎版ではそれを反映してか、そこだけ non legato 指示が追記されています。

ついつい惰性で練習していると曲想が薄れてきてしまうので、ピアノを離れて頭の中だけで曲を再生してイメージを研ぎ澄ます反芻作業が不可欠だよね。

いつも思うのだけど、一曲学ぶのに長い時間がかかる、もっと早く弾けるようにならないかなと思うけど、すぐにはそうはならないよね。一年草の作物なら数か月育てれば実が成るけど、桃栗は3年、柿は8年だよね。人間の子供はもっと長い成長期間を要するし、まあ小さい我が子の成長を見守る感じでやっていくのが良いね。

BWV ANH. 122 この曲通しで弾ける人を尊敬します。まじで。

2020.11.24

やっと両手で最後まで弾けるようになったよ(ノД`)ママン

片手づつならそらで弾けても、両手になると一小節弾くのがやっとだった。それがほとんどの小節に当てはまるので時間がかかった。

きっと弾けるようになるはずという信念だけが頼りだよね。最後まで弾けるようになったといっても超スローテンポだけどね。

同じ RCM Grade 4の BWV Anh.113 も最後まで通せるようになるまで数か月かかったので、その覚悟はできていた。まだ BWV Anh. 113の方が易しい気がする。

難所はいつくかあって、とにかくゆっくり一音一音を左手と右手のタイミング関係を確認しながら間違えずに弾けるようになることが先決。

・左手から右手にハンドオーバーする音型がある
・上記の場合、右手が裏箔で入るので拍感覚がしっかりしないと演奏全体に影響が出る
・最初のA部は後半のB部と比べて比較的易しい(小節数が少ないし小節内の音の数も少ない)がそれでも両手で弾くのは無塚しかった
・後半のB部は右手は休符がなく長いフレーズでブレスするのが難しい、左手は休符が入るため音価のコントロールをしっかりしないと演奏が台無しになる(拍感覚が重要)
・聞かせどころでは左手のバスをドラム楽器をイメージしてタッチする必要がある(そうしないと迫力に欠ける)

RCM Grade 4 は初級の最後のGradeなので壁があるのは確かだよね。中級になるとこうしたことが当たり前になってくるのでこれが弾けないと永久に初級どまりということに。

一発撮りができる程度に仕上がったらレッスンに持っていけるレベルなのでそこまで仕上げないと。

2021/1/9

やっとレッスンにぎりぎり持っていけるレベルになったので公開します。

まだ再現性ないし、直すべきところ多々あるけどね、他の曲で修行してまた戻ってこないと時間がいくらかかるか不確定(;´Д`)

もう少し早いテンポで本当は弾きたいけど、そうするとミスが多発して丁寧な演奏ができない(脱力問題)ので緩めのテンポになってしまいました。

あと、この曲は本当に二長調なのかという疑問から発して、分析してみると、上声部はAで始まるのに対して、バスはDから始まるので、A/D durということになります。AとDは完全五度のインターバルなので、普通に作曲すると禁断の並行五度が現れてしまうのでリスクの高い調性の組み合わせということになります。後半のパートは更に完全五度上のE/A durに転調してA/Dには戻らずに幻想曲のように終わっています。若いC.P.E.Bachはあえてこのリスクを取り、見事な曲に仕上げています。作曲者の挑戦心と心臓の高鳴りが演奏している側も共有できるのはそのためでしょうか?


使用したデジタル音源は以下の通り。
ピッチ周波数が書いてないのは, H. Ruckers II Harpsichord (書いてないけど実は415Hzだった)以外は440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzのものは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・VILAB Ravenscroft 275
・PIANOTEQ Steinway B Recording3
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8' + 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8' + 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord player
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord Dynamic
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 122 D-dur Marche

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


ピアノやハープシコードなどの弦楽器と違ってオルガンは鍵盤を押している間音が減衰しないので、鍵盤を押したままで、二度のインターバルの次の音を弾くと音が濁ります。これで指使いのまずさが露見するよね。粒の揃った音が弾けない人は要チェック。

YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はMIDI録音から各種音源を使用してPC上で直接レンダリングしたもの。

Ravenscroft 275

VILAB Ravenscroft 275(MP3):


VILAB Ravenscroft 275(FLAC):


以降はPIANOTEQ7 PROで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されています。

FLACはロスレス圧縮で192KHzサンプリングで24bitのハイレゾとなります。

Steinway & Sons model B

PIANOTEQ Steinway B Recording3(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Recording3(FLAC):


Neupert Clavichord

PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


H.Ruckers II Harpsichord

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord plaryer(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord player(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord Dynamic(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord Dynamic(FLAC):


F.E.Blanchet Harpsichord(1733)

PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):


C.Grimaldi Harpsichord(1697)

PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):


Cimbalom

PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


次はPTNAの難易度順でいうと

BWV ANH. 128 d-moll ポロネーズ

かな、PTNAの難易度もANH.122の件で当てにならないけどね。

ANH.122はRCMの難易度の通り、ANH.113と同じくらいかちょっと上だよね。初級の最高難易度にランクされてしかるべき。

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2021-4-27 9:10
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3082
Re: BWV anh. 128 d-moll Polonaise
ふう、前回の投稿から既に3か月以上経過(;´Д`)

練習サボってたわけじゃないからね。

片手練習に1か月、両手練習(超スローテンポ)に1か月、テンポアップに1か月かかった勘定。

短くて簡単そうに見えたけど、意外にも盲点が(´Д` )


・一拍の演奏に8つ以上のリズムパターンがあるので、それを正確に弾き分ける必要があった(右手だけね)
・小節の最後に付点音符があるけど、ついつい短く切っちゃうと曲が台無しに、極力テヌートで次の小節につなげようとすると運指が遅くなる罠
・原典譜にある装飾音記号は無視できない、省略するとメロディーラインが痩せてしまう、装飾音必須(だから小さい子には教えるのが大変なのかも、それで出版社や編集者によってはこの曲を載せていないのね)
・トリルやトリラーを綺麗に軽く弾くのが超難しい、結局不安定で毎回違う結果に(´Д` )

まあ、装飾音はまだ練習しないとね。これからの曲でも。

でも弾けるようになって気づいたことがある。

・今まで避けてきた難しいポロネーズやクープランのロンドとか、ゴルトベルク変奏のアリアとかが自分にも弾けるように気がしてきた。
・他のまだ弾いていない曲も譜面を読んで歌えるようになり、大部分弾けるようになってきた
・音程と鍵盤の位置のボディーマップが出来てきて、目をつぶってもポジション移動ができるようになってきた

一日30分しか練習しないけど(1時間練習すると翌日の朝に右手だけ指の骨に違和感があり痛む寸前になる)。

今回はYoutubeに上げるために、自分の演奏をビデオカメラで収録したんだけど、右手のフォームが変(´Д` )

これからはフォームのチェックで動画を撮影しながら練習しよう。
でも後で見る時間ないか(;´Д`)

今回からはレンダリングする音源を最小限にします。
レンダリングするのが面倒というのもあるし、サーバーのディスク容量を食うので、需要と供給の関係ということで。


使用したデジタル音源は以下の通り。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・VILAB Ravenscroft 275
・PIANOTEQ Steinway B Recording3
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording

BWV Anh. 128 d-moll Polonoise

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はMIDI録音から各種音源を使用してPC上で直接レンダリングしたもの。

Ravenscroft 275

VILAB Ravenscroft 275(MP3):


VILAB Ravenscroft 275(FLAC):


以降はPIANOTEQ7 PROで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されています。

FLACはロスレス圧縮で192KHzサンプリングで24bitのハイレゾとなります。

Steinway & Sons model B

PIANOTEQ Steinway B Recording3(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Recording3(FLAC):



H.Ruckers II Harpsichord

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(FLAC):


Youtubeに上げた演奏動画も貼っておくね。





次はBWV ANH.118かな。

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2021-7-15 13:11
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3082
Re: BWV anh. 118 B-dur Menuet
ふう、前回のBWV Anh. 128の投稿から2ヶ月以上経過しているね(´Д`;)

練習サボってた訳じゃないからね( ´ー`)

2ヶ月で通しで弾けるようなったものの、一発撮りできる状態ではなく、拍節やトリル部分とかを集中して直す必要がありました。
まだトリルの部分は滑らかに弾けないんだけどね。完璧に弾けるように直ぐに直せる気がしない(´Д`;)

最初片手ずつ弾いた時は難所は無いように見えて、運指上指のアーチ型を保つ必要があって、伸ばした指から直す必要がありました。

そして両手で直ぐ弾けるかと思ったら、最初の一小節からして弾けない。

理由は、バスがダブルビートで走り出すので、左手と右手のフェーズロックが難しいためです。

1ヶ月じっくり腰を据えて部分練習を積み重ねてやっと通しで弾けるようになったけど、指のフォームが悪くてミスが無くならない問題発生。伸ばした指では駄目だったので、トリル部分も含めてアーチ型の指のフォームに矯正して解消。

前打音の演奏解釈には出版社によって2通りのうちどちらかで、原典版は原典の譜面通りで解釈は演奏者に委ねられているとして、実用版ではモダンな長前打音(主音を前打音と均等分割する)、か正統な短前打音(前打音は譜面通りの音価で主音はその分短くするだけ)のどちらか。

好みの問題だけど、短前打音にすると後続するパッセージがアウフタクトみたいな感じになってややこしいので、自分はモダンな長い前打音を採用して全体的に長いフレーズにするようにしました。

どちらがいいかは微妙だけどね。

使用したデジタル音源は以下の通り。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・VILAB Ravenscroft 275
・PIANOTEQ Steinway B Recording3
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording

BWV Anh. 118 B-Dur Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はMIDI録音から各種音源を使用してPC上で直接レンダリングしたもの。

Ravenscroft 275

VILAB Ravenscroft 275(MP3):


VILAB Ravenscroft 275(FLAC):


以降はPIANOTEQ7 PROで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されています。

FLACはロスレス圧縮で192KHzサンプリングで24bitのハイレゾとなります。

Steinway & Sons model B

PIANOTEQ Steinway B Recording3(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Recording3(FLAC):



H.Ruckers II Harpsichord

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord recording(FLAC):


Youtubeに上げた演奏動画も貼っておくね。





次はBWV ANH. 121と117A/Bどちらか。

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2021-9-5 11:14
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3082
Re: BWV anh. 121 c-moll Menuet
ふう、すっかり涼しくなったね( ´∀`)

夏場は暑くて集中力が持たないかと思いきやそうでもなく、寒さで体が悴むことがないので、長い時間練習しても平気だったような。

これから寒くなってくるとそうもいかないかもね。

さて、ようやくBWV Anh. 121 Menuet c-mollがレッスンに持っていける状態になりましたので一発録画しました。

一発で弾きとおせないうちはまだレッスンに持っていける状態ではないので問題点を解決するのがじれったいけどね。

この曲は、練習してみてわかったのは、とても良く考えられて作曲された綺麗な構造を持っているメヌエットだということです。

・最初のAセクションは前奏でバロック以前の時代に良く出てくる"ut le mi fa so ra"を主題として、それに続いてバッハの三声インベンション(シンフォニア)の11番と良く似ている小節線をまたぐシンコペーション(タイ)でアクセントが裏拍にシフトするゼケンツに対して対旋律のバスは常に拍をキープ。
・後半のBセクションは、やはりバッハの時代の新しい転調を伴ったゼケンツで構成されていて、最後のコーダもクロマティック(半音階)的ですが依然として調性をもったゼケンツで最後カデンツで終わります。

最初どこから練習しようとと迷うほど演奏の難しさが均一で、今まで練習した曲は前半が易しく後半が難しいのが常だったので、今回も後半、それもクロマティックなコーダ部分の指使いを念入りに練習しました。

Bセクションが通しで弾けるようになったら、残りのAセクションはそれより易しいだろうと思ったのですが、Aセクションの後半のシンコペーションのあるゼケンツが裏と表の拍のタイミングをキープしないといけないので、これまた練習が必要でした。

即興的な装飾音を付け足す練習もしましたが、一発撮りではいつも失敗するので止めました(´Д`;)

これが弾けるようになったので、また少し先の難しい曲も弾けそうな気がしてきました。これって大事だよね。


使用したデジタル音源は以下の通り。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・VILAB Ravenscroft 275
・PIANOTEQ Steinway B Recording3
・PIANOTEQ Bluethner Chamber recording BA
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord A+B 392Hz

今回はBluethnerの音源で聞いたら心地よかったのでそれを加えました。またHarpsichordの音源は、今までRunkers IIを使用してきましたが、律動的な曲は合うのですが、この曲はちょっと合わない感じがしたのでしっくり聞けたC.Grimaldiに変えました。

BWV Anh. 118 c-moll Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はMIDI録音から各種音源を使用してPC上で直接レンダリングしたもの。

Ravenscroft 275

VILAB Ravenscroft 275(MP3):


VILAB Ravenscroft 275(FLAC):


以降はPIANOTEQ7 PROで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されています。

FLACはロスレス圧縮で192KHzサンプリングで24bitのハイレゾとなります。

Steinway & Sons model B

PIANOTEQ Steinway B Recording3(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Recording3(FLAC):


Bluethner Model One

PIANOTEQ Bluethner Chamber recording BA(MP3):


PIANOTEQ Bluethner Chamber recording BA(FLAC):


C.Grimaldi Harpsichord

PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord A+B 392(MP3):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord A+B 392(FLAC):


Youtubeに上げた演奏動画も貼っておくね。





次はBWV ANH. 117A/Bか120どちらか。

んじゃまた。
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