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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2020-3-14 15:07
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Re: BWV anh. 115 g-moll Menuet
ふう、前回の更新からちょうど一か月経ちましたか、そうですか(;´Д`)

練習はサボってなかったけどね、装飾音が( ノД`)シクシク…ー

なにげにBWV Anh. 115 のほうが BWV Anh. 114 より音楽的に演奏するのは難しい感じがするよね。

短調だということで、どうしても現代人はロマンチックに弾きたくなる傾向が強いみたい。それだと宮廷舞曲にならんのよね。
Youtubeで沢山の演奏動画みたけど、プロのピアニストがカバーしている演奏はもうね舞曲とは程遠いロマン派の曲みたいな感じになってるのがほとんど。

古楽器奏者は誰もがきっかりかっちりの宮廷舞曲に聞こえます。

最初に譜読みした時に気づいたのが、

・15小節目の最後の4分音符のトリラーの後にポジション移動して後続する付点2分音符を滑らかに弾けない(´Д` )
・大抵はそこでポジション移動ミスってミスタッチするか、トリラーを慎重に弾きすぎて次の小節跨いでしまったり(;´Д`)

もうねそこ一か所だけでも曲が壊れまくり。

そこだけじゃないんだよね、難所は。

・27小節目の最初の4分音符はその前の小節のポジションからして第一指で弾きたくなるけど、そうするとそれに続く4度下からの下降スケールが指が足らなくなって次の小節の2分音符が弾けない罠(;´Д`)

大抵の版は第一指で弾いた直後にポジション移動して1,2,3,4,5と弾く運指がほとんどだけど、山崎版はドイツの師匠直伝のピリオド奏法を推奨するため、第二指で弾いて指くぐりで1,2,3,4,5と弾くことを勧めています。

まあ慣れればどっちでもいいと思うけどね。ピリオド奏法の方がポジション移動が安全にできるので私はそうしています。

以前に紹介した詳しい解説やコメント付きの曲集とかでも、他のどの版でも完全にスルーしている難所があるんだけど(´Д` )

・24小節目に10度の跳躍がある。小節の最初の音とレガートで弾こうとすると指が届かない罠(;´Д`)

もしかして10度届く人にとっては難所でもなんでもないからなのかも。
まあ、バロック期だから基本レガート奏法ではないんだけど、ハープシコードとかではあまり早く鍵盤から指を離すとまだ振動している弦に戻ってきた爪が当たる時に雑音が出るのよね。それがピアノとの違い。

・31小節目の8分音符に装飾音を付けるのが難儀
・装飾音だけなら単体で弾けても、通しだと直前の音を第二指で弾いてしまうと弾きやすい2,3でトリラーが弾けない
・2,3で装飾音を弾くと手のフォームがゆがみ、ポジションが微妙にずれて後続する音をミスタッチする

まあ、練習ありきなんだろうけど、私は山崎版の運指ではなく、弾きにくいけど、フォームとしては安定する、3,4,5を使って31小節を弾いています。
普段から PianoPrima Exersizeで最初から3,4,5を使う練習を何年もやっているので、割と弾きにくいという感じはしません。
ただ重心は少し移動させないと鍵盤から指がすぐ離れてしまうので注意。

あとね、最後のカデンツの和音がGmなんだけど、最初ずっとGで終止してたのは内緒だよ。短調の曲で最後のカデンツが同主調で終わるのを、ピカルディ終止(tierce de picardie:ピカルディの3度)とか言うらしいけど、それを知ったのは、Youtubeで楽譜に忠実にGmで終わっている人の演奏を聴いて自分の演奏と違う違和感を感じたのが発端、でも同じように何らの理由で最後にGで終わっている人も複数居るのを発見、下の動画はそのひとつで、コメント欄で視聴者の方が'tierce de picardie'のことを書かれています。



手元の音大受験者向け楽典の本とか、音大の和声の教科書にもピカルディ終止なんか一言も出てこないけどね、別の用語で載っているのかも。
元々はピカルディ地方の教会音楽で使われていたみたいだけど、大バッハの曲にもそういうのがいくつもあるぽい。短調で終わるのは、確かに終わった感じがしないよね。
でもこの曲はそうじゃないからね。Gmで終止するべきなんだろうね。
この曲だけで終わる場合には、Gで終わってもいい気がするね大バッハの時代だったらなおさら。

あと、ショパンの短調のノクターンとかもピカルディ終止のものが多いぽい。

勉強になったね。

残る課題:
・右手と左手で小節の最初の音がシンクロしない時がある(ノД`)シクシク
・休符がすっぽ抜けているところがある(ノД`)シクシク
・短調のメランコリックな雰囲気につられて拍が一定していない(ノД`)シクシク
・レガートすぎるところがある(パイプオルガン音源だと音が濁るので良くわかる)

ということで自分の演奏にはまったく納得はしていないのですが、これ以上は短期間で上手に弾けそうもない感じ。残りの曲をさらったら、また戻って来てもいいかもね、名曲だし。その頃には装飾音もうまく弾けるようになっているといいな( ´∀`)

使用したデジタル音源は以下の通り。
先般のBWV anh. 114 の時と同じ。
ピッチ周波数が書いてないのは, H. Ruckers II Harpsichord (書いてないけど実は415Hzだった)以外は440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzのものは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・UVI Ravenscroft 275 Piano(Classic)
・PIANOTEQ Steinway B Home
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 115 g-moll Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


UVI Ravenscroft 275 Piano(classic):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はPIANOTEQで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されており、先般のBWV Anh. 114 の時と同じ。
FLACはロスレス圧縮で44.1KHzサンプリング(CDと同じ)で24bitのハイレゾとなります。

PIANOTEQ Steinway B Home(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Home(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):



PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


国内外の校訂者は、どれも同じ位置に装飾音を付けているよね。

誰が一番最初にそうしたんだろう?

ずっと以前に動画を紹介したことがある、古楽器奏者の曽根麻矢子氏のアルバムに BWV Anh. 114と115をChristian Petzold の自筆譜にある指示通りに115を弾いた後に、ダカーポ的に114に戻って終わるという演奏があります。こうした演奏は、Youtubeでの他の楽器(クラシックギター)のカーバーや、ピアノの発表会でも見られます。今や常識なのかも。
装飾音の付け方もユニークでびっくりしたけどね、そこに付けるのか( ̄□ ̄;)!!という感じ。
あと、BWV Anh. 114 と同様の長前打音が入れられていて、シンプルかつ効果的。



お勧めでちゅ。

んじゃまた( ´∀`)
webadm
投稿日時: 2020-2-15 12:58
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Re: BWV anh. 114 G-dur Menuet
ふう、今朝一発取りしたのが今まで一番まともだったので、ここらあたりで公開しておきます。

仕上げに際して心がけた点は、

・3拍子だからといって3拍を均等にしようとすると宮廷舞曲としての律動感が失われる
・むしろ小節の頭の音が聴き手の期待するタイミングにぴったり鳴るように各小節の演奏時間を一定にキープすることを優先する
・メヌエットは2小節単位で踊りのパターンが変化するので2小節の頭も一定サイクルで来るように心がける
・小節内で同じ音価の音が隣接して並んでいる場合、ノート・イネーガルでよく均等にする必要は無いが比率配分は同じ旋律は一回の演奏内ではすべて同じように演奏する
・3度以上の跳躍がある場合、直前の音は音価の半分で切り上げ残り半分をポジショニング時間に充てる(それによって跳躍前と後の両方が記憶に鮮明に残る)

つまり、社会人になって就職すると毎日朝定時には職場に現れないと不真面目だと思われるのと同じように、小節の頭が一定サイクルのタイミングでやってこないと不真面目な演奏だということに。

現代のデジタル回路システムで例えれば、拍はクロック信号のエッジに相当し、小節の頭を一定時間にキープするのは、フェーズロックループ(PLL)という仕組みと似ています。

なんのことだか判らないよね、理系ならわかるかな。

メヌエットは最高に習得が難しい宮廷パフォーマンスなので、誰でも踊れるわけではなく、みっちりレッスンを受けてプロ並みのパフォーマンスを披露できるカップルのみがご指名で踊ったのでした。
今でいえばちょっとしたバレーダンスに相当するのかも。

しかし、言うは易し行うは難し(;´Д`)

演奏の後半はテンポが速くなってしもうた(´Д`;)

まあ小節の演奏時間はそんなに揺らいでないからとりあえずOKかな。

課題としては、

・装飾音が少なすぎる
・繰り返しの際に装飾音を変えていない(すいません)
・テンポが一定していない
・ピアノでの演奏でのデュナミークやタッチが粗削り

まあ、装飾音はC.P.E.BACHも一生の課題だと言っているしね( ´∀`)
また折を見て精進することにします。

使用したデジタル音源は以下の通り。
先般のBWV anh. 113 の時より少し多くなってます。
ピッチ周波数が書いてないのは現在の440Hzで音律は平均律(Equal Temperament)です。
バロックピッチの音律は、415Hzは Well Temperament(Bach-Kellner Temperament)で、392Hz はWerckmeister III となっています。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・UVI Ravenscroft 275 Piano
・PIANOTEQ Steinway B Home
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz
・PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


BWV Anh. 114 G-dur Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


Christian Petzoldはオルガンの名手だっただけあって、意外にもオルガンで演奏すると良かった( ´∀`)、とオルゲルプンクト(オルガン旋律)のところが良く響きます。

UVI Ravenscroft 275 Piano(classic):


ここまでは従来と同様に、WALKMANで録音したもの。

以降はPIANOTEQで直接レンダリングしたもので、MP3はPIANOTEQ内蔵の圧縮コーデックLAMEが使用されており、先般のBWV Anh. 113 の時はWALKMAN内蔵のAACコーデックであったのとは異なります。
FLACはロスレス圧縮で44.1KHzサンプリング(CDと同じ)で24bitのハイレゾとなります。

PIANOTEQ Steinway B Home(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Home(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord 392Hz(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):



PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 415Hz(FLAC):



PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):



PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


弾けるようになると楽しいね( ´∀`)

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-2-3 5:33
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
BWV anh. 132 d-moll Menuet
山崎版では音楽帖からの最後の曲、ニ短調のメヌエット(作者不詳)。

短調だけあって、印象的なメヌエットだよね。

PTNA課題曲一覧では応用1なのでバイエル終わったら弾ける感じ(´∀` )

ピアノ演奏動画を挙げておきます。



小学生向けかな。



この動画良くみたら、海外のコンサートホールでの発表会かな。ブラインド越しに見える建物が日本にはないもの。舞台の隅っこには古楽器が見えます。

古楽器の演奏では、Neupert製ハープシコードでの演奏があった。



個人の趣味では、こちらの演奏がお勧め。




ついでにデジタルピアノでの演奏動画も挙げておきます。



これぐらい弾けるといいな(´Д` )

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-2-3 5:07
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
BWV anh. 131 F-dur Rondo
末っ子、J.C.Bachの曲が登場。

短いけど、ちゃんと2部形式でそれでいて名曲だよね。

まだ幼いので家庭教師の指導の下で記譜したような筆跡らしいね。

でも短いのに難易度が高いので昔はPTNAの課題曲だったけど、今はないぽい。

それで最近は日本の子の演奏動画が少ないのね。

既にこの頃にして才能を露わにしています。

アイオワ大学のピアノの模範演奏から。



英国ではABRSM Grade 1の課題曲で一番最初で一番短いので人気があります。



この課題曲の演奏方法や練習方法の解説ビデオもありました。



海外の子の演奏動画はいっぱい見つかります。



装飾音の演奏は見事だわ(´∀` )

古楽器の演奏はと、オルガンがあった。



上の動画のタイトルに Gottfried Heinrich BACH作とあるのはそういう説もあるのかしら?前に出てきた曲のタイトルのコピペじゃないのかな?

ハープシコード演奏は、演奏者によって解釈やさりげない高度な就職技巧が施されていてどれも真似が出来ない水準であることは確か。Pieter-Jan Belderの演奏を挙げておきます。



最後に原典譜の写真画像を見ることができる音源を挙げておきます。



原典譜には何も表題は書いてないのね。

版によってはAriaだとか、二拍子だからMarcheだとか、Rondoとか解釈いろいろ。

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-2-3 4:26
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
BWV anh. 130 G-dur Polonaise
次は三声体のポロネーズ。

Johann Adolph Hasse の作品。

Hasse のポロネーズとも呼ばれ有名。

Hasse はドイツに帰化したイタリア人だそうで、当時最先端のイタリア音楽の雰囲気が伝わってきます。当時としては新しい音楽だったのかも、今もそれは変わらないね。

とてもわかりやすく明るい明快なテーマ。

3度の重音が要所に出てくるのがキーポイント。

PTNA課題曲一覧で検索すると応用6になっています。

小学生から弾けるのね。



古楽器の音源も沢山あるけど、どれも演奏解釈はまちまち、好みが別れるところかな。

個人的な趣味では、こちのクラヴィコード演奏かな。



よさげな室内楽編曲バージョンがありました。



名曲だね。

んじゃまた。




webadm
投稿日時: 2020-2-3 3:59
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
BWV anh. 129 Es-dur Solo per il Cembalo Allegro
次は、C.P.E.Bach作曲によるチェンバロ用独奏曲。

三声体だけど、6度と3度の重音が出てくるだけなので、挑戦する価値はあります。

PTNA 課題曲一覧で検索すると応用7とあります。

なので小さい子向けではありません。2部形式ですが、演奏時間が長いので模範演奏動画も少ない感じ。

明るい曲ですね。Allegro とあるのでテンポはあまり遅くしないほうがいいね。

古楽器の演奏では、以前にも紹介した、Olivier Baumontのアルバムから。



譜面入りのよさげなオルガン演奏動画もあった(´∀` )



ピアノの演奏はというと、以前も紹介したチャネルから。



んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-2-3 3:27
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
BWV 988/1 G-dur Aria
遂にきましたよ大バッハの有名曲( ´∀`)

BWV 988/1 とあるのは、大バッハが最後に出版した最高傑作、通称ゴルトベルク変奏曲の一番最後と最後に登場するアリアの初稿譜。

出版された版とは多少異なるものの、ほぼ同じ頃にアンナによって写譜されたもの。

ゴルトベルク変奏曲は、通常その前に出版されたクラヴィーア曲集の第二巻が終わってから取り組むべき作品。これが大バッハの最後のクラヴィーア曲集だからね。

かの、グレングールドも第二巻のレッスンが終わって、師匠と次に取り組むべき曲を思案している時に師匠のレッスン室の書棚にあったゴルドベルク変奏曲の楽譜を手にしたのがグレングールド伝説の始まり。その後レッスンで師匠とぎくしゃくしだして袂を分かつことになったのはご承知の通り。10代の頃から師事して演奏時の猫背姿勢から低い椅子と肘まで師匠を手本にしてきた彼でも、卒業する日がやってくるのですね。

えと、なんの話だったっけ。

ああ、アリアね。

大バッハは、ゴルトベルク変奏曲の変奏はこのアリアのバス旋律を主題として、上声部を様々な対位法で変奏する形式をとっています。変奏曲は演奏難易度が極めて高いものもあるので、大バッハの作品を全部知らないと演奏できないのが普通。

このアリアはシンプルで装飾音は沢山でてくるけど、覚えやすく挑戦すれば弾けないことはない気がするよね。

有名な曲なので、Youtubeとかでもカバーする人が数えきれないほどいます。

またゴルトベルク変奏曲は全曲演奏すると1時間前後かかるので、演奏紹介ビデオでは最初のアリアだけ披露するというのも多いよね。

バロック期の作品なので一曲に登場する主題はひとつとシンプルで覚えやすいよね。

古典期以降からはシンプルな構成では演奏時間も稼げないし、繰り返しを多用するのは野暮だし飽きられるし、バロック期は組曲だったものを一曲につなげて演奏するという複雑な構成が主になってそう簡単に鑑賞(聴くだけ)も練習のハードルも断然高くなったよね。

模範演奏にはことかかないけど、Grigorij Lipmanovič Sokolovのライブ演奏の音源がありました。装飾音の演奏はお手本になります。




古楽器(クラヴィコード)の演奏では、武久 源造氏のPTNAでの演奏動画がありました。



パイプオルガン演奏も良いね。



元々は2段鍵盤ハープシコード用の練習曲というタイトルで出版されたゴルトベルク変奏曲ですので、ハープシコードの演奏もあげておかないと。Andreas Staier のアルバムから、全曲入りだけどね( ´∀`)



んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-1-20 0:51
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Re: BWV anh. 113 F-dur Menuet
ふう、3か月目からようやく安定して通しで弾けるように(;´Д`)

装飾音を付けられるようになったのはごく最近( ´Д`)

それでもまだ装飾音のタイミングになると緊張して拍子外したり音外したり乱れまくり。

なんとか一発どりで録音できるようになったのもごく最近。

自分がどう弾きたいかを優先しているので、細かな課題はこなれが必要なので後回し。

納得いくまでには到底程遠いのですが、ここらで録音を公開して、練習サボってないということを証明しないと(´∀` )

出勤前に1回、帰宅後にお風呂入って1回通しで弾いて録音して、録音聞いてチェックして課題抽出して、部分練習して明日は治るといいなという毎日。

そりゃ期間かかるよね(´Д` )

昨日よりましになったなと感じるのが楽しいのです( ´∀`)

さて、以前にバイエルで公開した時と同じピアノ音源に加えて、今回はバロック期なので、古楽器(Clavichord, Harpsichord等)の音源でMIDIキャプチャデータからレンダリングした録音も用意しました。

古楽器に関してはピアノよりも高い周波数の倍音が多いので、従来のAAC圧縮だと細かい音色の違いが判らないのが正直なところ。

ピアノでもマイクで拾えるのとアンプで増幅できる周波数範囲に制約があるので、生楽器の音はライブでしか伝わってこない周波数領域の音はカットされちゃうのよね。なので生楽器の演奏はライブで聞くのが一番なのが言わずとしれたこと。

それでも最近は録音再生可能な周波数範囲を広げたハイレゾ音源も出てきているので、今回はPianoteqの音源に関してはハイレゾでレンダリングしたものも公開しました。


使用したデジタル音源は以下の通り。

・YAMAHA P115B Grand Piano(MIDI IN)
・YAMAHA P115B Harpsichord
・YAMAHA P115B Pipe Organ
・UVI Ravenscroft 275 Piano
・PIANOTEQ Steinway B Home
・PIANOTEQ Neupert Clavichord Lute
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'
・PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz
・PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B
・PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz
・PIANOTEQ Cimbalom basic
・PIANOTEQ Cimbalom tzigane


あらかじめ現代のピッチ(A=440Hz)以外にバロックピッチ(A=415,392Hz)のプリセットが提供されています。それとは別にピッチは任意にどのプリセットからでも1HZ単位で変更できます。
バロックピッチを含めた通称ヒストリカルピッチというのは近代になってから考えられたもので、実際にバロック時代にどういうピッチが用いられていたのかは誰にもわかりません。ピッチの基準となるようなチューニングフォーク(音叉)やピッチパイプが使用され出したのは19世紀になってからですから。それ以前のことは誰も知らないのです。
確実に言えることは、バロック時代の弦はリュートやバイオリン等の他の弦楽器と同じガット弦を使用していたということ。なのでそんなに張力が無いので現代のように高いピッチは用いられていなかったのは確かなようです。
バイオリン等もバロック時代と近現代のものはピッチの違いから構造も異なっていて、バロック時代に製作されたビンテージなバイオリンはいずれも現代の高いピッチ用に改造が施されています。

なんの話だったっけ?

ああ、ビッチの話ね。

前置きはここまでで、稚拙な演奏で聞くに堪えないかもしれませんが、PIANOTEQの古楽器音源はアクション部分から発する雑音も再現しているので本物ぽいです。PIANOTEQのハープシコード音源を聞いた後だと、YAMAHA P115Bのハープシコード音源がかなりなんちゃって音源だというのがわかります。パイプオルガンはそれなりにオルガンに聞こえるけどね。

今回はYAMAHA P115Bに音源を選択するMIDI制御コードシーケンスが判明したのでMIDI INで鳴らしてライン出力からミキサー経由でWALKMANで録音しました。

BWV Anh. 113 F-dur Menuet

YAMAHA P-115B(G.Piano:MIDI IN default):


YAMAHA P-115B(Harpsichord):


YAMAHA P-115B(Pipe Organ):


UVI Ravenscroft 275 Piano(classic):


PIANOTEQ Steinway B Homeは、従来通りPCのヘッドホン出力からWALKMANで録音したMP3(AAC圧縮)のものと、PIANOTEQで直接レンダリングしたFLAC(lossless圧縮)のものがあります。前者は途中アナログ信号なのに対して、後者はすべてデジタル処理です。

PIANOTEQ Steinway B Home(MP3):


PIANOTEQ Steinway B Home(FLAC):


次のNeupet Clavichord は、PIANOTEQ ユーザーなら無償でダウンロードして使用できるクラヴィコード物理モデル音源です。
シンセサイザー用のアフタータッチセンサーのあるマスターMIDIキーボードがあれば、クラヴィコード特有のベーブング奏法にも対応していて、ビブラートをかけることができます。
クラヴィコードは単一弦なので性質の異なる弦を張り替えることで音色が変わります。PIANOTEQではbasic, hard, soft, luteの4種が利用可能です。luteはガット弦かな。

クラヴィコードは単一弦なのでシンプルだけに繊細な音色です。良く再現されているよね。

PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(MP3):


PIANOTEQ Neupert Clavichord lute(FLAC):


次の H.Ruckers II Harpsichord は、PIANOTEQ Stage版を購入する際に2つ選択できる有償音源のひとつに選んだもので、Hans Ruckers II le Jeune (1624)を元に Matthias Griewisch氏によって複製されたレプリカを再現する物理モデル音源です。3種類(L8', U8', 4')のそれぞれ異なる音色と倍音のレジスタがあり、カップリングやストップを使用して任意に組み合わせて鳴らすことができます。
複数のレジスタを組み合わせるとそれだけ音量と倍音が豊かになり輪郭がはっきりしてきます。

PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord 4'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'(FLAC):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(MP3):


PIANOTEQ H.Ruckers II Harpsichord L8'+U8'+4'(FLAC):


次の F.E.Blanchet Harpsichord(1733)音源も、PIANOTEQユーザー向けに無償で提供されているもので、 François-Etienne Blanchetによって1733年に製作されたものをAnthony Gale (Frampton Cotterell, UK, 1993)がコピーしたレプリカを再現する物理モデル音源です。

PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733)(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 415Hz(FLAC):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(MP3):


PIANOTEQ F.E.Blanchet Harpsichord(1733) 392Hz(FLAC):


次のC.Grimaldi Harpsichord(1697)音源はCalro Girmaldi が1697年にイタリアで製作したイタリアン・チェンバロを元に2007年にAndrew Wooderson氏が複製したレプリカを再現する物理モデル音源で、PIANOTEQユーザーであれば無償でダウンロードして使用できます。
上下2段(A/B)で音色が若干異なり、上下鍵盤をカップリングすると音のボリュームが増し輪郭がはっきりした広がりのある音色になります。

PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B(FLAC):


PIANOTEQ C.Grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(MP3):


PIANOTEQ C.grimaldi Harpsichord(1697) A+B 392Hz(FLAC):


最後のCimbalom は変わった古楽器で、19世紀の頃までジプシーの楽団が使用していたものを、フランツ・リストがオーケストラで使用できるようにした古楽器。クラヴィコードやハープシコードとは消音機構が異なり、ダンパーがあるものの鍵盤とは連動しておらず、独立にペダルを踏んでダンパーを外さないと音が鳴らない仕組み。
手元の環境ではデフォルトでダンパーが上がった状態ですべての弦が開放状態で、ペダルを踏むと全部の弦がミュートされる感じ。
すべての弦が開放弦になる時の音色が独特。
それとTziganeという音源では自動的にトレモロがかかる仕組みでこれも面白い音色になります。

PIANOTEQ Cimbalom basic(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom basic(FLAC):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(MP3):


PIANOTEQ Cimbalom tzigane(FLAC):


今度からPIANOTEQではMP3もダイレクトレンダリングにしたほうがレベル調整失敗とかないからいいかも。

みんなはどの楽器が好きかな。

ハイレゾ(FLAC)と普通(MP3:AAC)の違いが聞き取れたでしょうか?

PIANOTEQの一番安いStage版ではできないけど、Standard版以上にアップグレードすると、マイク位置の設定ができるのね、これの何がいいかというと、普通演奏者は聴者の席で演奏がどう聞こえるかは聞くことができないのでピアノの先生とかにリハーサルの時に客席で聞いてもらってアドバイスをもらうというのが常でした、PIANOTEQのStandard版以上であれば収録マイクの場所をピアノから離した位置でどう聞こえるかをシミュレーションできるので、反響音との重なり具合とかをデジタルピアノとPCがあれば自宅で模擬することができます。
高級サンプリング音源でも実際に離れた場所で録音したサンプルを選択することができるものがあるけど、その分サンプリングデータ量も増えるのでディスク容量が大変。物理モデル音源はサンプリングデータは必要としないのでその心配はないですね。

あとStandar版以上では、鍵盤毎に音程の調整が出来るので、古楽器とかで平均律ではない調律にしたい場合は必要。有名なコンサートピアニストになると、お抱えの調律師に細かな要求を出すけど、そういった調律の微調整も可能になります。本物のピアノと違って、元に戻せなくなったなんてことはないし、ワンタッチでデフォルトの平均律に戻すことができます。

んじゃまた。

P.S

そういえば書き忘れたけど、WALKMANで録音したMP3ファイルをPCに取り込もうとMusic Center for PC を起動したらアップデートがあるというダイアログが出たのでアップデートして取り込んだら、自分の拙い演奏なのに、全然知らない外人アーティストのアルバム名か曲名とサムネイルがついて取り込まれたのには唖然とした。



えっと、ポピュラーじゃないし、バロック期の曲なのに、どうしてそうなるの?曲名も写真の子も全然知らないし(;´Д`)

同じ演奏の別の音源の録音を取り込んだら、また別の外人男性のサムネイルと知らない曲名タイトルがついて登録された。以前は大抵は不明扱いだったけど、たまに魔法使いみたいな風貌の外人さんのポートレート写真のサムネイルがついたことはあるけど、それは結構当たりだったりする( ´∀`)、でも一度だけ。

今回は毎回適当な既存アーティストを無理やり割り当てるようになったみたいだね、Googleの偽著作権主張みたいな方式かな。楽曲データのハッシュ値が近いものを割り当てるとか全然根拠ないしそれ。

今の企業の雇われプログラマは頭おかしいとしかいいようがない。
webadm
投稿日時: 2020-1-13 7:33
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
BWV anh. 128 d-moll Polonaise
次も作曲者不詳のポロネーズ。

見た目は2声だしポロネーズ特有のリズムだけど、装飾音は長い音価の音符にしかついていないし、バスは終始3拍子を刻んでいるだけだから割と易しい気がする。右手は左手と対照的に忙しそうだけど。

PTNA 課題曲一覧では応用2 でしたよ。そんなもんかな。

山崎版では原典譜と奏法譜があるので要注意かも。

演奏動画を探したら子供がまともに演奏しているのは皆無でしたよ(;´Д`)

やっぱ子供向きではないから難しいのかも。

更にプロの演奏家を除く大人の演奏ではまともなのも皆無でしたよ(;´Д`)

山崎版の奏法譜みるとトリルの展開で32分音符が沢山出てくるし、正確に弾くのはこなれが必要かも。

以前も紹介した、インドの先生のチャネルから。



古楽器(クラヴィコード?)の演奏を聞く限り、装飾音が重要なポイントだな。



こちらのハープシコードの演奏もすごい。二段鍵盤を駆使して立体的な演奏になって更に芸術性を高めている。



Michael Behringerという古楽器奏者のアルバムからぽい。

以前にも取り上げた記憶のある、Justin Taylorのハープシコード演奏スタイルは、自分の好みかも。正統と言えるかどうかは別として。



果たして自分は弾けるようになるのだろうか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

んじゃまた。
webadm
投稿日時: 2020-1-13 6:57
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
MWV anh. 127 Es-dur Marche
次も連番で作曲者不詳の名曲。

バロック期のいろいろな国の夥しい数の曲を聴いていると、何故か現代のポピュラー曲や映画音楽、またはバロック期以降の古典派、ロマン派、の有名な作曲家の曲の中に共通するモティーフを次々と見出すことができたりします。

それらは盗んだというより、ヨーロッパでは日常当たり前のように庶民が耳にしていたものだったから、当たり前のようにそれを使用したということだと思われます。

この曲も当時のドイツでは日常的なものだったと思われます。

行進曲なので宮廷とかで行事がある度に演奏される曲に特有だったと思われます。

10年前のどなたかの娘さんの発表会での目の覚めるような演奏、今はどうしているのでしょうか?、自分はこんなふうに弾けるようになるんだろうか?



こちらも9年以上前のAnna Henselmanという子の演奏会の動画。装飾音が良く弾けているよね。感服。



そんなこんなで、難所の装飾音の演奏方法とかを解説しているポール・バートン氏の動画がお勧め。ハーモニックペダルを効果的に使用した普通のピアノでは真似の出来ない響きが聴きどころ。



こちらの古楽器の演奏もよいよね。



こちらも捨てがたい。



んじゃまた。
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