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webadm
投稿日時: 2006-9-14 23:59
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
冷えるようになったら駄目になった
ここ最近涼しくなったと思ったら快調に動いていた液晶ディスプレイのバックライトが電源投入直後から消えるようになってしまった。

特に冷え切った朝や昼間はまったく使い物にならない。電源を入れると一瞬はバックライトがつくがすぐにふにゃふにゃと不安定になり消えてしまう。何度やってもその繰り返し。

以前は熱くなっていたコンデンサとかも冷えているが冷えても駄目くさい。

昨夜は全然消えずに使えていたのに一夜明けるとこうも違うものか。

よく考えたら昨夜は寝る前に液晶の電源を切るのを忘れていた。けれども更によく考えたら電源基板の本スイッチ(シーソースイッチ)を切らない限り内部には電源が供給されたままの仕組み。

表の電源ボタンは単に省電力モードになるだけでインバーター以外は動作している。なのでディジタル基板の方は暖かい。

ますます原因がわからなくなってしまった。とりあえず後日時間ができたら調べることにしよう。
webadm
投稿日時: 2006-9-4 1:02
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
やはり温度が上がるとだめだった
ケースカバーをつけて今までLGの1024x768の15inch液晶の代わりに高解像度で使ってみるとかなり時間が経ってから症状が再発した。昼間なのでバックライトが消えても画像がうっすら表示されているのがわかりスクリーンセーバーによって消えているのではないことがわかる。

ケースカバーに触れてみるとかなり熱い。

電源基板からかなりの熱が出ているようだ。コンデンサだけでなくトランスとかからも熱が出ている。本体には基板全体を覆う形に金属シールドケースがあって外周カバーがある感じ。

金属シールドケースを装着すると中は通風がほとんど無い状態になるので開放状態よりも過酷になるらしい。

これは故障しないのがおかしいくらいである。

他の液晶モニターも新旧問わず基板のある裏側はかなり熱くなるのは確か。

まだ交換しないといけないコンデンサーが他にもあるかも。

しばらくはシールドケースを外して通風の良い状態で使うしかない。その状態であれば症状は起きない。
webadm
投稿日時: 2006-9-4 0:11
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
デジタル基板のほうも交換してみた
デジタル基板の方にも劣化してそうな大容量のケミコンが載っていたのでいつか交換してみようと10v 1000uFだとだけ確認して昨日秋葉原でパソコン用と称するニチコンの細長いタイプのものを購入。いわゆる高性能アルミ電解コンデンサーというやつで共通して径が小さく高さが高い(細長い)。おかげで部品高が高くてかなりやばそうな状態に。



元々実装されていたコンデンサはそれとは違うずんぐりむっくりな明らかに低周波用の汎用タイプ。



取り外すのが容易ではなかった。グランド側が半田コテの熱が拡散して小手先温度が下がってしまうため半田が溶けてくれない。

仕方ないのでピストルタイプのHOZANの20W/130Wタイプのコテを工具箱から引っ張り出してくる。これは通常は電子部品用のコテとして使えるがコテ先温度が下がってしまう場合にピストルの引き金を押している間だけ130Wに切り替わり温度をあげることができる。もちろん長時間その状態だと部品や基板も変質してしまうので注意書きとして30秒以上は押さないでくださいと書いてある。

無事それで半田が溶けてくれてコンデンサを外すことが出来た。

取り出したコンデンサをLCRメーターで計測してみると容量が抜けていると思いきやほぼ1000uF近い。しまった外さなくてもよかったか。

せっかく買ってきた高性能コンデンサを余らしても仕方ないので代わりに付けることに。これがまた半田が溶けないので難しい。

再びピストルごての登場。あっさり終了。

電源を入れて使ってみた結果、今のところバックライトが消えてしまうことは無くなった。1280x1024の高解像度でも以前のようにすぐに消えてしまうことはないようだ。これで直ったかな。

それでも先日交換したバックライトのインバーター一次側のコンデンサは表示している間はかなり熱くなり過酷な状態にあることは変わらない。今回公開したデジタル基板のもリップル電流がかなり流れているのか暖かくなっている。比較的大きな電解コンデンサはどれも熱くなっているので寿命を決めているのはこれらの電解コンデンサなのかも。

コンピューターとかの電子機器の寿命やMTBFを決めているのもほとんど電解コンデンサなのかも。
webadm
投稿日時: 2006-8-13 21:55
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
故障したADTECの液晶ディスプレイの話
昔DELLのPCと一緒に購入したADTECの液晶ディスプレイが大分前に不意にバックライトが消灯して電源を入れ直さないと点かないという症状が現れ替わりに中古のNANAOを買った経緯がある。

以前に液晶ディスプレイの修理に関する情報を掲載したサイトを見つけて難儀していた分解方法がわかったので分解はしてみた。

中は電源基板とディジタル基板の構成で、電源基板にはデジタル基板へ供給する電源回路とバックライト用のインバーター回路が混載されている。またディジタル基板からバックライトの照度を制御するための信号線もつながっている。たぶんPWM信号でインバーター回路を制御しているのだろう。



部品面には上下2つのバックライト用にそれぞれ昇圧トランスと二次側の高圧回路の部品しか見えないが電源基板を外して裏面を見てみるとそちらに制御用のICやチップダイオードが沢山実装されていた。

この時に気に確認したのは、症状が出た際にはインバーターの二次側には高圧が発生していないということ。正常の状態ではテスターのピンを近づけただけで高周波放電が起こる。

ちょうどビデオ信号が途絶えた時やパワーセーブモードに入った時にバックライトを消灯するのと同じような状態になっている。つまりインバーターが停止しているということのようだ。

可能性としてはデジタル基板からの制御信号が誤ってインバーターを停止させてしまっているか、インバーター回路そのものが誤動作して発振が止まってしまうかどちらかだろう。

この時に気になったのは電源基板上の上の方に実装されている2つの電解コンデンサのアルミのチューブがどちらもパンク寸前まで膨らんでいるということ。劣化しているのは明らかである。

後日この電解コンデンサはインバーター回路の一次側の部品であることが判明。さっそく交換しようと思いとりあえず25v 220uFの金色のやつを秋葉原のガード下で購入。今朝交換してみた。



元々実装されていたのはメーカー不詳の25v耐圧にしては小さめ。写真でみての通り天井が膨らんでいる。



手持ちの簡易Cテスターで容量を測ってみると42uFしかない、5分の1に減っている。ちゃんとしたHPのLCRメーターで1kHzで計測するとなんと5uFしかない。簡易Cテスターは大容量レンジでは限りなく低周波で計測するので甘い結果となる。



さっそくコンデンサーを取り替えた状態で液晶ディスプレイを使用してみた。以前よりは少しましになっている気がするが、やはり長時間使用するとインバーターが止まってしまう。電源を入れ直せば元に戻る時もあるが、何度か入れ直さないと安定して発振してくれない。それでも以前は輝度を上げるとすぐ止まりやすくなり、一旦止まってしまうと電源を入れ直しても一瞬点灯してまた止まるという最悪な状況だったが、今度は輝度を上げても持つようになった。

ふと取り替えたコンデンサーを指で触ってみると他のコンデンサーと比べて異様に熱い。かなりのリップル電流が常時流れているということだろうか。ここにはリップル電流に強いコンデンサーを使うべきなのだろう。もしくは他の部品が壊れかけているのかもしれない。

しばらくは発振が止まらなくなった。とりあえず様子見ということで。

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