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webadm | 投稿日時: 2007-3-30 19:49 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
問題25:パイ型アッテネーター T型はわりと簡単に解けたのでパイ型も似たようなものだろうと思って取り組んだのだが、甘かった。
ここで未知数はR1とR2のみ。回路の合成抵抗が負荷抵抗のRLと等しくなり、かつ負荷抵抗に流れる電流が全体の1/nになるようなR1,R2を求めるというもの。 簡単じゃないかと誰しも思うが、やってみるとT型とはまるで違う。 2つの未知数を含む2つ以上の方程式をたてないといけない。 ひとつは合成抵抗がRLになるという式が使える。 もうひとつは負荷抵抗を流れる電流が全体の1/nが成り立つ式を考えればよい。 しかし2つの式は思いついてもそこからR1,R2を導き出すための式の操作が難しい、というか面倒。 3度やって最終的に同じ式にならないという。途中の式の整理の仕方を間違っていたり展開し忘れとか書き写し漏れとか、ひとつでもミスがあると当然正しい結果は得られない。 今まで割と緻密な性格だと信じていたが、こうもおおざっぱだったのか>自分 どっか間違っていると思って著者の解答をちらちら見比べて間違いを探す日々。 しょうもないポカミスばかり。 どっか昔似たような覚えがある。そうだ、昔小さなプログラムを書き始めて期待した結果が全然得られなくてデバッグしていた頃だ。パイを3.14じゃなくてちょっと違って書いてただけだったりとか、信じられないミスを見逃していた。自分を過信しすぎるよね誰でも最初は。 合成抵抗がRLと等しくなる条件の式はなんとか形になったけど、著者はその式からR1の関係式を導出しているけど、その形にどうやったらなるんだというところで躓いている。 著者は途中の過程を省略して導出結果だけを書いている。途中経過を知りたいのだが、たぶん意図してそうしているのだろう。 パイ型アッテネーターは基本中の基本なのであちこちで最終的なR1とR2の式が出ている。正規化した計算表を使えば任意の特性インピーダンス用に任意の減衰率をもったアッテネーターのR1,R2の定数を求めることができる。 その素となる式を導き出す試練。一度追体験する必要がある。そうでないとただの実学だけの知識で終わる、猿真似で終わる。 今度からは少し式を扱うのに慎重になろう。紙がもったいない。 |
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