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webadm | 投稿日時: 2007-9-1 21:59 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3088 |
Re: TOAの低周波シンセサイザー 周波数を変えて波形を観測したところ実は12Hz未満だと波形が著しく歪むのことが発覚。
どうやら600Ω平衡出力だけの問題らしく75Ω非平衡では周波数が下がるについれレベルが下がる以外は問題ない。 10Hz未満の低い周波数だと徐々に平衡出力の場合波形に歪みが出てくる。どうやって平衡出力に変換しているのだろうか、もしかしてトランスだったり。LPFだと思っていたあの鉄の箱は非平衡と平衡の変換トランスだったのかもしれない。 と思ったら原因はアッテネーターを最大レベル(+20dB)にしていたためだった。0dBにすると10Hz未満の低い周波数でも著しく歪むことは無くなった。 やはり方式としてはROMに正弦波の波形レベルをバイナリでテーブルで持っておいてそれを周波数設定で生成されたクロックで順次DA変換してフィルターを通して滑らかにしているようで、超低周波になるとDA出力値の変化が段差となって現れてくる。 それでも3Hz未満だとまた新たな理由で波形がゆがんでくる。 これはもともとそうなのか部品が劣化して増幅器の特性が悪くなったのかは不明。 とりあえず電解コンデンサは交換した方がよいかもしれない。 これは1kHzの600Ω平衡出力波形。多少ノイズが乗っているが正弦波である。 こちらは2Hzの600Ω平衡出力波形。かなり歪んでいる。 ちなみにこちらは75Ω非平衡出力波形。レベルが設定値通り出ていない点を除いてはまったく問題無い。 ということで内部的には非平衡を平衡に変換していると思われそこで波形が歪んでしまっている模様。平衡アンプの問題だろうか。 |
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