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webadm | 投稿日時: 2007-9-4 5:15 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3088 |
Re: TOAの低周波シンセサイザー 三角波の出力は直線性およびレベル精度とも実用的に現状のままで問題ない。下手にチューンすると返って悪化してしまいそうだ。
不満なのはその後の増幅器の周波数特性。低域が落ちすぎている。既に100Hz未満でレベルが落ちてしまっている。 基本的には三角波を正弦波に整形した後に3つの異なる帯域にわけて増幅したものを加算して0dBのレベルにするのだがそこが調整が難しい。どのあたりからリレーで加算する周波数レンジが変わるか調べないといけない。だいたい2つのバンドを組み合わせているように見える。 それともうひとつ不満なのは平衡出力アンプのトランジスタのバイアス電圧が温度補償されていないのでチューニングしても動作温度が変わると意味がなくなってしまってまた歪んでしまう。 だめだろうこの設計は。先日調整してクロスオーバー歪みが無くなったと思ったら、今日電源を入れたらまた歪んでいた。調整し直し。 TOAが横河に事業統合された理由はわかるような気がする。三角波出力までは抜群に優れている回路設計なのに残念である。 製造当時からこんな周波数特性が悪かったはずはないと思うので部品が劣化しているに違いない。といっても電解コンデンサーは電源のデカップリング用にしか使われていないように見える。あとはマイラーコンデンサーが多数。 あとわかったのは、DACを使っていると思われた波形の段差はオシロのchopモードによるものだったことが判明。岩通のこのオシロはchopモードにするとトレースの切り替え部分が段差があるように見えてしまう。テクトロの475ではトレースが切り替わるタイミングは輝線が消去されているのでそういった風には見えない(波線に見えるだけ)。 |
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