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webadm | 投稿日時: 2007-9-4 10:09 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3088 |
Re: TOAの低周波シンセサイザー 裏側にアッテネーター&出力アンプ回路があるのを確認。
右上に1Vp-pの正弦波出力が入力されているコネクタとケーブルが見える。その側に抵抗ネットワークとアッテネーター設定によってタップを切り替えているアナログマルチプレクサ(TC4051BやTC4053B)が見える。細かなアッテネーション(-1〜-69.9dB)を制御していると思われる。 その下にも順番にアッテネーター回路が続いている。その後にハリスの高slew rateオペアンプ(HA2525-5)でドライブされたトランジスタ増幅回路が見える。これで+10dBのアッテネーターを構成しているのだろう。 最終段は比較的大まかなアッテネーター回路(たぶん-10dB x 2)と+10dBの増幅回路。先の増幅回路と合わせて+20dBの設定が可能になっていると思われる。 600Ω平衡出力が選択された際には75Ω不平衡出力が600Ω平衡出力にマッチングトランスを使用して変換されるようになっている。最終段では不平衡と平衡用のそれぞれ独立したアッテネーター回路が使用されている。 寿命が来てそうな部品というと電解コンデンサだけど電源デカップリング用の大きなものを除いては1つしかない。これも取り替えてみる必要があるかもしれない。怪しいのはここの増幅回路の周波数特性が低い方でかなり落ちているのが唯一の難点なので。 あとは位相補正用のスチロールコンデンサがある程度。 上面の発振回路のトランジスタ増幅回路がどこでどう出力回路とつながっているか謎。1Vp-pには影響していない。 アッテネーターをすべてバイパスすると最大出力+20dBとなる。 |
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