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webadm | 投稿日時: 2007-9-4 20:51 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3088 |
Re: TOAの低周波シンセサイザー DDSではないと書いたが実はDDSだったという落ち。
ゲートアレイの側の源信号生成回路を写したもの。 左下にHA17012という差動電流吸い込み型のDACがある。ゲートアレイ内のアップダウンカウンタの出力をそのままこのDACに与えれば三角波が生成される。それをアクティブフィルターで整形すれば直線性の良い三角波ができあがる。 この回路は今のところ製造時からそのまま設計者の意図通りに機能している。下手にいじるのは禁物。 この低周波シンセサイザーの心臓部ではあるが、後続する回路が台無しにしてしまっている。 信号を追っていったが三角波から正弦波に整形した直後の最初の増幅度調整用可変抵抗器までは全周波数範囲で正しいレベルの振幅が確認できた。しかしそれ以降の箇所では0.1Hz時に同じレベルの信号をまったく確認することができないでいる。どっかで分断されてしまっているのだろうか? リレーはおそらくLPF回路の切り替え用だと思われる。低い周波数になるにつれてより低いカットオフ周波数のフィルターが追加されていると思われる。それによって減衰も大きくなると予想されるがちょっと200Hz未満あたりからの減衰が酷すぎる気がする。 フィルタ回路が挿入されるのはどうやら20kHz未満の時で、20kHz以上の周波数を設定するとLPF用のオペアンプに信号が供給されなくなる。これはアナログマルチプレクサによって行われていると思われる。最終段のオペアンプで所定のレベルまで増幅される。 LPFでの200Hz未満の減衰が激しすぎる原因はなんだろう? そもそもフィルター用のオペアンプ入力が減衰している。 |
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