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webadm | 投稿日時: 2007-9-13 6:39 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3088 |
Re: プリマ楽器のDT-101 電源のレギュレーションが大分悪いのかスピーカーから音を鳴らすとハム音が大きい。
電解コンデンサが寿命かと思って交換するためにどんなものが使われているかチェック。 35V 470uF 25V 1000uF 25V 470uF 25V 220uF 他 電源平滑用は最初の3つぐらいであとはバイパス用やカップリング用だった。 コンデンサにかかる電圧を測定しようと基板の半田面からテスターリードをあてたのだが半田付けの際のヤニ(フラックス)がコーディングのように覆っていて接触が悪く測定し辛い。 なんとかゴリゴリリードの先を当てて測定すると驚愕の事実が判明。 どれも耐圧を超える電圧がかかっている。一番酷いのは25V耐圧のところに38Vも印可されている。他はギリギリか少し超えている。 電源投入直後は耐圧内の電圧だが、観測している先からじわりじわりと電圧が上昇してくる。 どうやら電源回路のパターンの引き回しが良くないらしく、CRT用の1kVもの高圧電源のパターンがトランジスタ回路の低電圧電源のパターンと隣接しているため高圧がリークしているようである。 どこかの楽器修理工房のページでこの機種を修理している光景が紹介されていたが、壊れやすい原因にそうしたパターン設計の問題点もあるのかもしれない。 この機種はプリマ楽器が販売しているが設計製造はDOK(電気音響株式会社)というところ。 交換するとなると50Vぐらいの耐圧のものにする必要がありそうである。 |
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