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webadm | 投稿日時: 2008-8-1 1:39 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3088 |
Re: TOAの低周波シンセサイザー 時間ができてから調べようと思っていたTOA FS-1201低周波シンセサイザーの超低周波でのレベル低下問題だが、ふとしたことから驚愕の事実が発覚。
少し前に同じTOA FS-1201がオークションに出品されていたのを目にしたときに、仕様が20Hz〜200kHzと書いてあるのが記憶に残っていた。 もしそうだとしたら20Hz未満の超低周波でレベルが低下するのは仕様だということになる。 もう一度別ソースで検索してみたら、やはり中古測定器販売サイトにある仕様は20Hz〜200kHzだった。 なんだよ仕様かよ。まあ600Ω平衡出力はトランス出力なのでDCレベルまで特性をフラットにというのは不可能。不平衡出力ならできそうだけど、出力アンプの周波数特性で決まってしまう。今の設計上0.1Hzまでフラットなレベル出力は困難だろう。 そりゃどうやっても修理不能だよね。設計上そういうふうになっている以上。 ということで電解コンデンサを交換して調整しなおすぐらいしかないということに。ひずみ率も仕様では100Hz〜100kHzまでは0.05%未満、20Hz〜200kHzでは1%未満なので実測値はその範囲内に収まっている。 回路を調べてもう少し低域を伸ばすように改良することも考えられるけど、先立つ知識がないのとほかにちゃんと超低周波までレベルがフラットなWavetek/Rocklandのシンセがあるし。 P.S 旧東亜DDKの廃止品電子計測器のカタログやマニュアルがHIOKIのサイトで公開されている。製品の仕様はここで確認した。 http://hioki.jp/discon/toa-dkk.html |
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