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webadm | 投稿日時: 2007-12-3 1:59 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3091 |
問題27:周波数とインピーダンスの相関関係 次ぎの問題は周波数とインピーダンス値の相関関係の理解度を試すもの。
RL直列、RC直列、RL並列、RC並列の4つの回路のうち周波数の増加と共にインピーダンス|Z|が増加するものと、減少するものに分類せよというもの。 インピーダンスは抵抗とリアクタンスのベクトルの合成から成り、周波数によって値が変わるのはリアクタンスである。従ってリアクタンスが周波数によって増加するものと、減少するものを見分ければ良い。 ただし直列と並列とではインピーダンスの式は以下のように違う |Z|=sqrt(R^2+X^2) (直列) |Z|=1/|Y|=1/sqrt(G^2+B^2)=1/sqrt((1/R)^2+(1/X)^2) (並列) LとCのリアクタンスはそれぞれ XL=ωL XC=1/ωC と表されるので、直列回路ではRL直列が周波数と共にリアクタンスが増加することによりインピーダンスが増加し、RC直列回路は逆にリアクタンスが減少するのでインピーダンスが減少する。 並列回路ではリアクタンスの逆数であるサセプタンスが減少すると程インピーダンスは増加する。すなわちリアクタンスが増加するとサセプタンスは減少しインピーダンスは増加すると言える。この性質は直列回路と同じである。 従って並列回路ではRL並列が周波数と共にインピーダンスが増加し、RC並列回路は減少すると言える。 |
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