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webadm | 投稿日時: 2010-11-14 4:10 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3084 |
日本の声 昨日の深夜、とっくに平壌放送は終了しているが9MHz帯をワッチしてみたところ、この時間にはめずらしい日本語放送が入った。平壌放送の周波数から少し上の周波数である。
それは「日本の声」放送で、北朝鮮にいる拉致被害者とその家族へ向けたもの。 確か数年前に民主党政権時代に小泉総理が北朝鮮に赴いて一部の拉致被害者が帰国した頃に始まったもの。 実際に存在は知っていたが、北朝鮮による妨害(ジャミング)等を未然に防ぐために運用周波数は公表されていなかったのと、放送時間が30分間と短いため、当時受信を試みたがまったく捉えることができなかった。 今回初めて受信できたことになる。偶然である。 台湾の送信所から北朝鮮へ向けているので、日本でもこの季節であれば他の大陸系の国際放送同様に良好に受信できる。 放送内容は政府認定の拉致被害者に向けて、その知人が代わる代わる近況とねぎらいの言葉を伝えるもの。聞いている側も身が引き締まる思いがする。 放送では拉致問題は国家の最重要問題であると訴えているが、放送当時と今とではその意味合いが変わってきてしまっているのは否めない。 北朝鮮との間では核問題、日中問題、日米問題、経済危機問題など複雑に絡み合ってきてしまっていて、にっちもさっちもいかない状況である。 拉致問題だけ先に解決しようとしてもほかの問題と絡み合った糸のようになってしまっている。これ以上こじれないようにするのが現状では精一杯のように見える。 全員一人も残すことなく拉致被害者が帰国できるような処置が北朝鮮と日本との間でとられる日が早くくることを願うしかない。 |
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