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webadm | 投稿日時: 2008-11-4 2:07 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
【19】テブナンの定理(その2) 次ぎも等価電源回路の問題。
定電流源を内部にもつ回路を外部から見た場合にどのように見えるか(等価回路的に)というもの。 回路の開放端電圧は定電流源とそれに並列に接続された内部抵抗Rの積によって E=I*R で表される。一方回路の開放端インピーダンスは Z0=R-R =0 ということになる。 すなわち外部から見ると電圧源Eと内部抵抗0が直列に接続された理想定電圧源とみなすことができる。 現実の電源回路は内部抵抗が0にはできないので、定電圧回路を構成するにはトランジスタなどのような相互コンダクタンス(gm)を持った能動素子を電源と直列に接続し、負荷電流が大きくなって出力電圧が基準電圧より下がったら相互コンダクタンスを増やすことで出力電圧を上げ、逆に負荷電流が小さくなって出力電圧が基準電圧より高くなったら相互コンダクタンスを減らすことで出力端電圧を下げる仕組みが必要となる。ここで相互コンダクタンスは基準電圧と出力電圧の差に比例して増減するので抵抗と負性抵抗が直列に接続されていると捉えることができる。 |
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