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webadm | 投稿日時: 2008-11-4 3:52 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
【21】テブナンの定理(その4) 次ぎもテブナンの定理の応用問題。
ある線形回路網の任意の2端子間の開放電圧が20[V]で、そこに60[Ω]の抵抗を接続すると端子間の電圧が15[V]となった。端子間を短絡したら流れる電流Iはいくらになるか導けというもの。 これはテブナンが解いた問題そのものである。 最初の開放端電圧から、回路は内部にその開放電圧の定電圧源と開放端内部抵抗が直列に接続された等価電源源回路とみなすことができる。 問題は開放端内部抵抗が未知数である点。開放端電圧をE、内部抵抗をR0、抵抗Rを外付けした際の抵抗両端の電圧をE1とすると E1=E*R/(R0+R) なる関係が成り立つ。 従ってR0について整理すると R0=E*R/E1-R =R*(E/E1-1) ここで R=60 E=20 E1=15 をそれぞれ代入すると R0=60*(20/15-1) =60*(4/3-1) =60*(1/3) =20 [Ω] ということになる。 従って端子を短絡した場合に流れる電流は I=E/R0 =20/20 =1 [A] ということになる。 |
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