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webadm | 投稿日時: 2008-11-4 11:34 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
【24】テブナンの定理(その7) 次ぎもテブナンの定理の応用問題。
図のような定電流源と定電圧源を含むブリッジ回路で端子AB間を流れる電流Iをテブナンの定理を用いて導けというもの。 AB間の間には抵抗2[Ω]と定電圧源5[V]が直列に接続されている。 そこでストラテジーとして抵抗2[Ω]以外を等価電圧源回路に置き換えて、負荷抵抗2[Ω]を接続した場合に流れる電流を求めることにする。 最初に開放端内部抵抗R0を求める。定電流源と定電圧源を共に殺すとAB間の抵抗値は R0=1/(1/(4+5)+1/(6+3)) =1/(1/9+1/9) =9/2 =4.5 [Ω] ということになる。 次ぎに開放端電圧Eを求める。AB間の電圧をEabとすると Eab=-9*((5+3)*4/(5+3+4+6)-(4+6)*5/(5+3+4+6)) =-9*(8*4/18-10*5/18) =-9*(32/18-50/18) =9*18/18 =9 [V] 従って開放端電圧Eは E=Eab-5 =9-5 =4 [V] ということになる。従って回路に抵抗2[Ω]に流れる電流は I=E/(R0+2) =4/(4.5+2) =4/6.5 =0.615 [A] ということになる。 著者の解とは符号が逆だが、図のIの向きだと正になるのが正しい。回路方程式をたてて解いても同じ結果が得られる。著者はどこかで方向を勘違いした可能性がある。C点が図には描かれていないので、その可能性が高い。 |
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