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webadm | 投稿日時: 2010-4-28 9:20 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3087 |
【26】密結合変成器の分離 次ぎは相互インダクタンスを伴うリアクタンス回路に関する問題。
以下の回路の相互インダクタンスの結合係数kが1である場合、この回路に等価な相互インダクタンスを含まないLC回路を求めよというもの。 この種の操作は密結合変成器の分離と呼ばれ変成器を伴わない二端子回路の構成法。 結合係数は で定義されていたことを思い出そう。 問題の回路は以下の様な等価回路に置き換えることができる。 これより駆動点インピーダンスの式を起こすと ここで題意よりk=1であることから ということになり、式は以下の様になり題意より定数を代入すると。 ということでただ一個のキャパシタンスと等価になる。 一方で相互インダクタンスのもうひとつの等価回路について調べると これより駆動点インピーダンスの式を起こすと 一カ所だけ符号が異なるだけである。同様にk=1の時は分子の4次の項は消滅するので、定数を代入すると ということになる。 回路図に描くと といことになる。 |
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