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webadm | 投稿日時: 2024-2-26 21:38 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
またまた:n重同心球殻 半径a,bの同心導体球殻の外球殻bを接地し、内球殻aの電位をVにしたとき、両球面間の中心からrの位置の電界を求めよ。
というもの。 これも電位が出てくるので、先のn重同心球殻の結果を応用することを出題者は意図していることは明らか。 先のn重同心球殻の結果をn=2, r1=a, r2=b, V1=Vとした場合、以下の関係が成り立つ。 ここで、r1=a, r2=b, 内球の電荷Q1をQ、および外殻内面に内球の電荷で静電誘導されるQ2=-Qと置き換えてQについて解くと、 ということになる。 従って、外殻と内球の間の電界はガウスの法則から、 ということになる。 著者の解答には題意にはない電位の式も導いているが、この問題は後続する節で学ぶ同心導体球殻コンデンサに関する問題でもあり、その場合の静電容量Cは先の内球の電荷Qと電位Vの式より、 であることがわかる。 |
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