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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2011-1-10 5:06
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Re: OKI MSM5524RS入手
入手したMSM5524RSをR-1000に換装してみた。

RF基盤を取り外すためにワイヤーハーネスを取り外す。元に戻す時にわからなくならないように、あらかじめデジカメで結線部分を撮影しておく。

まずは故障しているICを基盤から取り除かなければならない。かなり込み入った場所にあるので、精密ニッパで足を切り落としていかないといけないが、基盤面に近いところはニッパの刃がとどかないためやむを得ずICパッケージの根本から切断することに。



ICを取り外した後に、足が残るので、なるべく短くニッパで切りそろえる。



ここまでも大変だったが、こっからがまた大変。

さきっちょだけ基盤に残ったICのピンを半田吸い取り機で吸い出して穴をきれいにする作業。結局折れ曲がっていたりするので、半分以上は半田こてで部品面に押し返したり、半田面に半田の表面張力で引っ張りだしたりして取り除く。

半田フラックスをランド周辺に丁寧に塗って、半田くずやボールが残らないように半田ごてをちょっとあててきれいにする。

半田吸い取り機を長時間あてるとパターンが剥離したりするのでそれらが起きてないかルーペで丹念に確認。

問題がなければ丸ピンソケットを差し込んで半田付け。



それから新品のMSM5524RSをソケットに差し込むのだが、ピンの足が新品の場合開いているのでソケットには素直に刺さらない。ピンが平行になるように調整してすべてのソケットにすべてのピンが間違いなく差し込めることを確認してギュッと押す。

最初ひとつだけピンがソケットにぶつかって曲がってしまっていたが、折れてしまう前に直して事なきを得た。



そして基盤を本体に戻してケーブルを元通りに接続して電源を入れて動作確認。

じゃーん



おろ。

VFDは生きているのはわかったが、周波数カウンタとしても時計としてもまったく機能しない。

受信周波数レンジを変えるとなぜかVFDの輝度がそれに応じて変わるし変だ。

オシロでICの信号を観測してみると

・クリスタル発振用ピンが機能していない(発信動作していない)
・被周波数カウント入力信号がVFDの制御ピンに出てきている
・クリスタルが発信していないので当然ながらVFDのダイナミック点灯動作を示す信号はみられない

というわけでNGだった。

原因としては

・外付け3.2768MHz水晶回路の故障
・新しいICの故障

のいずれかの可能性が考えられる。しかし水晶が壊れていても周波数カウンタ入力信号がVFD制御ピンに出てくるのはおかしい。ICの疑いも高い。

とりあえずVFDは生きているのでpoorman's msms5524を造ればいいということだけは確かだ。
webadm
投稿日時: 2011-2-23 0:50
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3092
Re: VFDドライバ回路
汎用のVFDドライバICというのが今でも生産されていることを今頃知った。

蛍光表示管の駆動方法

VFDメーカーであるノリタケitronのページのリンクがbookmarkしてあったので、以前見てなかったページをみたら書いてあった(´Д`;)

しかしTIのはデータシートがないのう。




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