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webadm
投稿日時: 2006-8-10 9:12
Webmaster
登録日: 2004-11-7
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投稿: 3095
ヤフオク4Gsのオシロの結末
終了間際にすごいどんでん返しがあった模様。

最終落札価格は60万円を超えていた、希に見る高額落札品。

それまで最高落札者だった人は31万円ぐらいで入札していたらしいけど、終了10分前に新に二人の人が競りに参加し二人で60万円台まで競り合った模様。

業務用に使うには60万円でも安い買い物だよね、高額なプローブがついてマニュアルが一式そろっているという大変良い状態の品物だし。

こういうの今後沢山出品されることをきぼんぬ。

しかし落札者がまたしてもプリキュアマニア。プリキュアってなんだろう。
webadm
投稿日時: 2006-8-10 12:25
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
アイパターンの表示
昔いた職場で今となっては低速の1.5Mbpsの通信装置の試験をしている際にどうしても同期が外れるという難問題が起きていました。

その際にハードウェア屋さんはデジタルオシロでアイパターンというものを表示して何も問題は見あたらず原因がわからないでいました。

結局回路を設計した人が良く理解せずにテスト動作用の設定信号を有効にした状態でパターンを引いてしまっていたのが原因でした。高速の通信では相手の送信信号からクロックを再生して受信等に使用しなければならないのですが、単体でテストする際には相手が接続されていない状態で動作さえなければならないので自分のクロックで受信を行う必要があります。これは本ちゃん動作では使用してはならないのですが恒久的にそうなっていたのです。

なので互いの使用するクロック発信器の周波数のわずかなずれが時間と共に重なってついには同期がずれてしまうということになります。しばらくするとまた同期は合うので間欠的に障害が発生しているように見えて実は水晶オシレータの個体差や温度によって間隔が決定されていただけなのでした。

この時見せてもらったアイパターンが綺麗だったのでどうやって表示するのかと調べたらあまりどこにも載っていない。基本中の基本らしい。

そういえばデジタルオシロにはアナログオシロのような過去の波形トレースが複数残存で重なって見える効果を得られるように重ね書き機能があります。これを使うとアナログオシロと同じ要領でアイパターンを描くことが可能になります。

ただしデータ信号の変化に同期して確実に同期がとれるようにトリガー信号を与える必要があります。

今度やってみよう。
webadm
投稿日時: 2006-8-24 20:11
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
ユニバーサルカウンターの基準周波数出力を観測してみた
以前購入した中古のユニバーサルカウンターの基準周波数を見てみようとデジタルオシロを背面のBNCコネクタにつないでみた。

特に取説にはなんとも書いてないが10MHzが出ているはず。

と思って波形を見てみるとやけに緩やかなカーブ。

波形がもっと見えるようにタイムベースを大きくしていくと安定したサイン波が見えてきた。デジタルオシロが測定した周波数は167Hz、なんですと。

おかしい。今度はユニバーサルカウンター自身に基準周波数出力を入力して計測してみると10MHz。当たり前である。

もういちど今度はオシロのタイムベースを1uSぐらいに大胆に短くして観測してみると今度は細かい波形が出てきた。10.0MHzである。

確かによくみると波形は緩やかなDCオフセット変動があり、それがタイムベースを長くすると低周波振幅としてオシロが補完してしまうらしい。これがエイリアスなのかとつくづく実感。

ユニバーサルカウンターの内部をあけてみると水晶発振子が2カ所実装されている。ひとつは背面の基準周波数のIN/OUT切り替えスイッチとBNCコネクタの裏側の基板に小さいものが。たぶん10MHzのものであろう。もうひとつは中のゲート時間を生成している基板と思われるところに大きな水晶が。ゲート時間は0.1s〜10sと比較的広範囲なので低い周波数の発信回路が搭載されているのだろう。その二つの水晶がはたしてフェーズが合っているのかどうかは謎。上位機種では基準周波数発信に温度補償型の水晶発振回路を使っているものが存在する。たぶん10MHzのほうだろう。

だんだん部品が古くなってくると10MHzの発信も安定しなくなるのでそろそろオーバーホールしないといけないかも。観測した波形はジッターはそうないものの振幅が揺らいでいるのでこころもとない。もしかしたら新品でもこの程度なのかもしれないけど。
webadm
投稿日時: 2006-9-3 23:21
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
その後のヤフオクのオシロ出物
2つばかり1GHzクラスのデジタルオシロの出物があった。

どちらも落札額は60万円台と高額記録を更新。

以降はさっぱりめぼしい出物が無い。

昨日秋葉原に部品買いに行ったついでに計測器ランドによって新製品や中古品を眺めてみた。

新品でも展示処分品とかで10万円をきった値でTektronicsの現行品が出ていてのぞき込んでいたら店員さんが「なにかお探しのものは?」と声をかけてきた。「お客様よだれが出てますよ」とか声をかけてくれれば話が弾んだかもしれないけど月並みで夢が覚めてしまった。

その後奥の中古品棚を見て回り、結構新しい品が増えていた。やはり1GHzクラスだと100万円台の値がついている。FETプローブに至ってはそれだけで10万円台。やはりFETプローブ付きで1GHzのデジタルオシロが60万円台は良い買い物なのだと実感。

HPの500MHz帯のデジタルオシロはヤフオクでも時々出てくるけど想像していたのと違ってかなりコンパクト。これなら自宅で使うのには場所をとらず持ち運びも容易。次はこのクラスかな。
webadm
投稿日時: 2006-9-9 11:05
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
ヤオフクのLecroyの1GHzオシロ
今週Lecroyの1GHzの状態のよさそうなオシロが出ていた。それともうひとつは150MHzぐらいの明らかに打痕がある故障したジャンク品。

1GHzのやつは終了間際まで人気がなさそうで8万円台の値だったが10分前になっていきなり高値の競りが始まってあっという間に24万円台になって終了。

1GHzで4chそれにFETプローブ用の電源コネクタも各チャネルについている本格的なもの。とりあえずはパッシブプローブをつなげば使える感じなのでお買い得だった。ただうん十万を出して手にいれて持ち腐れしそうな感が強いのも確か。もっとちゃんとプロービングの仕方を考えれば低い帯域のオシロでもそれなりに役立つはずだ。安易に広帯域のオシロに頼るのはよろしくない。

それよりもちゃんとした温度制御付きの業務用の半田ごてとかを手にいれたほうがよっぽど役にたちそうだ。

当分1GHzクラスのオシロは見ないようにしよう。
webadm
投稿日時: 2006-9-16 3:15
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
もうひとつのデジタルオシロの良い点
アナログオシロとデジタルオシロの大きな違いというかデジタルオシロの良い点がもうひとつ。

それは複数チャネルを同時期に観測することができる点。

ええ、アナログオシロも複数チャネルの波形を一緒に表示できますがアナログオシロは原理的に同時期には単一のチャネルしかトレースできません。

アナログオシロは陰極線を左から右へ走査しながら垂直方向へチャネル信号を増幅して振幅させるので同時期に2つ以上のチャネルを走査することができないのです。

で実際には2チャンネルとか4チャンネル波形が表示されているけどあれはどうして? という疑問が。実際には人間の目には複数の波形が同時期にトレースされているように見えますが、オシロは同時期にはどれかひとつのチャネルしかトレースしてません。従って複数チャネルが同時に見えるのはそれぞれのチャネルが別々のタイミングでトレースされたものが残像として見えているというだけです。

そのためアナログオシロで厳密に複数のチャネルの信号の相互関係をトレースしようとすると1チャネル左から右へトレースして次ぎのタイミングで別のチャネルを同様にトレースするという通常のトレース方法ではまったく関係のないタイミングの波形を一緒に並べて見ているということになります。そのためアナログオシロにはchopingモードというトレース方法があります。これは時間軸上で短い間隔で複数のチャネルのトレースを切り替えて同じ期間内の複数チャネルの波形をトレースするというものです。

chopingモードを使うと厳密に同一期間内の複数のチャネル信号をトレースできますが、あるチャネルをトレースしている期間は他のチャネルをトレースできないため波形が断続的に表示されるため速い掃引速度では波形は波線で描かれたように見えます。これがアナログオシロの限界ですね。

デジタルオシロは同時期に複数のチャネルをサンプルしているので表示される波形は厳密に同じ期間内の信号をトレースしたものになり、アナログオシロのchopingモードのように波線で描かれるということはありません。

アナログオシロでもハイエンドのものはサンプリングオシロスコープと呼ばれていて普及型とは原理も異なるようですが良く知りません。
webadm
投稿日時: 2006-10-17 18:09
Webmaster
登録日: 2004-11-7
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投稿: 3095
100:1の高圧プローブをヤフオクで購入
GOULDのデジタルオシロは手に入れてからとても気にいっているのだがひとつだけ難点がある。

それは入力レンジが狭く、一般的な10:1のプローブだと最大でも50V/DIVまでだという点。これだとさすがに真空管などの数百Vの高圧電源とかがレンジオーバーになってしまう。ずっとヤフオクで買い手がつかなかったのは真空管マニアが見向きもしなかったからかもしれない。

メーカーによって10:1でサポートされている入力レンジは違うとおもうが、このGOULDはプログラマブルアッテネーターを使っているのともともと設計上入力回路の耐圧が低い(400V pk)のもあってレンジが狭い。

一応オシロとしては1:1,10:1,100:1の3種類が設定できるので100:1のプローブがあれば10倍の500V/DIVまで広げることができるというのは知っていた。

ちょうどヤフオクに今使っているのと同じTEXASの100:1高圧プローブ(TX3106)が売りにでていたので迷わず落札。無事届いた。

さすが高圧プローブだけあって用途に見合ったプロービングのパーツが付属している。高周波回路をプローブする時の短いスプリング状のグランドはもちろん、同軸コネクタ型のアタッチメントもついている。

とりあえずこれで念願の液晶バックライトインバーター回路とかの動きを観測できそうである。

なかなか良い感じになってきた。このGOULDのオシロはなかなか良い。

暇があったら波形のプリントアウト出力が直接キャプチャできるHP-GL端末ソフトを書いてみようかと思う。しかしやりたいことは貯まる一方でいつのことになるやら。
webadm
投稿日時: 2006-10-19 1:11
Webmaster
登録日: 2004-11-7
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投稿: 3095
最近のヤフオクの出物
業者からの出品がほとんどだがいろいろ良いものが出ている。

だいたい値踏みがされていてちゃんと使えそうなものは最初から高い値段設定になってきている。

最近でてきたのが岩通ーレクロイのデジタルオシロ。かつては人気商品だったらしく入札が殺到している。岩通の使い勝手の良さとレクロイの高機能が融合した傑作らしい。その後の後継機はレクロイのブランドになってしまって高嶺の花になったらしいとか。ただよく見るとひとつは明らかに故障品だ。

それと唖然としたのがテクトロのハンディ型デジタルオシロを希望落札価格で落札していた人の評価が-2だったこと。入札者評価制限付きで出品されていたのだが、希望落札価格で入札する際にはこの制限は機能しないということらしい。盲点というかバグではないのか。落札した人はこれまでも何度か高額落札した上でキャンセルしたらしく-2の評価がついている。そのひとつはつい最近80万円越えの値段がついたテクトロのDPOである。

ヤフオクの場合、手持ち資金がなくてもいくらでも高額落札ができてしまうのは問題な気がする。落札後にお金がありませんすいませんではすまない気がする。気が変わるというのはあるかもしれないが、出品者のその後の後処理はつらいものがある。

私の場合、基本的に10万円を超えるものには手を出さないと決めたので、今は興味がある出品の最終落札価格を見るためにウオッチしているだけだったりする。
webadm
投稿日時: 2006-10-30 5:35
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
広帯域のオシロとプローブ
数GHz級の広帯域オシロとかになると中古でも出物が少なくて手に入れても専用のプローブが無いと使い物にならない。

実は広帯域のオシロは普及型のオシロと違って入力インピーダンスが50オームと低い。数GHz級の信号回路はインピーダンスが低いのでそれとマッチングする必要があるためだ。

もともとオシロが生まれた時代は真空管回路の時代で真空管アンプとかのグリッド電圧を計測するためには高いインピーダンスが必要だった、そうしないとプローブをあてただけでグリッドバイアス電圧が変わってしまってお話にならないためである。そのため普及型のオシロの入力インピーダンスは1Mオームと高い。通常は更に10:1のプローブを付けるのでDC的には10Mオームとなる。

広帯域のオシロのプローブというとアクティブプローブやFETプローブとかが普通になってしまうが、それ以外にも同軸ケーブルの先に950オームとかのシリーズ抵抗をつけた20:1のPassiveプローブがどこも用意されている。これならメーカー純正品を買わなくても自分で同軸ケーブルとBNCコネクタそれに抵抗をつなげれば自作できてしまう。あとはグランドのつなぎ方次第。高周波になると標準的なワニ口クリップがついたグランド線はインダクタンスとなり浮遊容量成分とリンクして共振を起こし不要なリンギングを引き起こす。広帯域になるとプロービングもそれなりの仕方をする必要がある。

このあたりは実際にいろいろ自分で試さないと観念的にはわかっていてもピンとこない。それには広帯域のオシロが手元にないと。ポイントは入力インピーダンスで50オームをサポートしているもの。古いオシロでも1Mと50オームをサポートしているものがあるのでそうした機種が売りにでたらねらい目である。
webadm
投稿日時: 2006-11-3 15:39
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
入力抵抗50オームのオシロ
タイミング良く、以前に購入したHPの16500Bロジックアナライザシステムに追加できるオプションのロジアナボードが手頃なスタート価格で売りに出ていた。4Gs/sと2Gs/sの2種類あるがサンプル速度の違いから4Gs/sの方が性能は上である。それと4Gs/sのロジアナボードも同じ出品者から出ていたので併せて入札。

無事予算内で両方落札できた。さすがにこのタイプのものだと入札者が限られるので落札できたのかもしれない。

念願の入力抵抗50オームをサポートしたオシロが手に入る。

どうしても古い1Mオームで20pFも入力容量のあるオシロだとプローブの性能と併せても実質20MHzぐらいまでしか正確な波形が見ることができないので高速な回路を観測するときには少々もの足りない。

今度のオシロのボードはHPのマニュアルを見ても入力容量がいくらあるかは明記されていない。けれども500MHzとうたっているので低容量のはず。

そのあたりも届いたら動作チェックを含めて見てみることにしよう。

50オーム用の20:1のプローブも自作するか手にいれたい。
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