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webadm | 投稿日時: 2007-7-28 21:58 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3088 |
HP1652BとHP1653Bというロジアナ デジタルオシロ機能が最初からついているHPのロジアナを入手。
HP1652BとHP1653B。どちらもHP16500Aを半分にしたような大きさで軽くて持ち運びし易い。 しかしどちらもHP16500Aと同様に立ち上げる際に付属のオペレーティングシステムフロッピーをドライブに差し込んで置く必要がある。 HP1652Bはオペレーティングシステムディスク付きだったので先に購入し、HP1653Bとソフトは共通だったのでHP1653Bもついでに購入した次第。はたしてどちらも使える状態となった。 HP1652Bと53Bの外観上違いは背面にあるロジックポートの数。52Bは4ポートあってデータ74チャネルとクロック4チャネル。53Bはその普及版で2ポートのみでデータ16チャネルとクロック2チャンネル。オシロの機能は同じ。 とりあえずどちらも同じソフトで立ち上がるのを確認しオシロだけ動作チェック。 ロジアナとして使うには背面のポートに40pinのフラットケーブルをつないで先端をICクリップとかで引き出せば出来そう。HP純正プローブは今もAglient Parts finderで検索すると出てくるが6万円以上する。まだHP16500のポッドグラバの方が6000円と安い。 何故かロジアナポートの信号ピンアサインはマニュアルには載っていない。書いてあるのは信号ピン以外の電源ピンだけ。 だいたい想像は付くけどいちいち調べるのも面倒なのでそのまま。いつか調べて動作チェックしてみようと思う。 その前に使い方を調べてみると、HP16500よりもかなり機能が限定されている、特にトリガー機能が異常動作を見つけるためだけのような設定しか出来ない。まあこれでも通常動作をとらえる事は可能だが。もともとはデジタルとアナログの両面でのトラブル解析に効果を発揮したのだろう。 オシロの機能は比較的HP16500と一緒なのでこちらはかなり使える。といってもこのタイプの特有の使い辛さは共有している。 それとHP16500もそうだけど、ロジアナのトレースの表示がチャネル単位のロジックレベルしか表示されないということ。今時のロジアナなら複数チャネル束ねてHEX表示とかできるが、これはシンボル定義とかすればできるのかもしれないが簡単にはできない。 まあもともと小規模の回路しか見ることは無いので全部ロジックで出てきても構わないが。 あとHP16500では結果をトレースかリストのどちらでも見ることができるがこいつはTiming測定ならトレースのみ、State観測ならリストのみと固定。まあhexで見るならリスト表示でよいのだが、ちょっと使いづらい。 それとオペレーティングシステムソフトウェアのフロッピーはそれ自身を立ち上げればI/Oモードでフロッピーディスクの複製機能でバックアップコピーを作ることができる。それを使ってもう一台用のフロッピーを作成して試したわけだが、やはりフロッピーディスクだけで保管するのは心許ない。ディスクイメージをファイルとして保存しておけないかと調べてみたが、どうもHP1652/53Bのフロッピーディスクのフォーマットは特種らしい。昔DECのPDP-11用のフロッピーディスクとかであった片面256B/sectorというフォーマットのように見える。Linuxとかでサポートしていただろうか、それなら読み出してファイルに書き込んでCD-Rとかに保管しておける。複製するにはファイルをそのままデバイスファイルに書き込むだけで済む。 まあ2台とも安かったから良いとしよう。 |
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