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webadm | 投稿日時: 2006-7-8 23:53 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3088 |
現行のテクトロのオシロ 秋葉原の計測ランドとかでテクトロの現行品が展示されている。
とてもコンパクトで機能性能も理解できないほど高い。 値段も高い。もちろんデジタルオシロしか無い。アナログはもう製品ラインにないらしい。 エントリレベルのTDS1000シリーズは帯域が60MHzと100MHzのがあり、価格は10万円台。 その上がTDS2000シリーズ、こちらは60,100,200MHzがラインアップ。価格はそれぞれ10万円台、20万円台、30万円台。いずれもリアルタイムサンプリングで申し分のない性能。おそらく従来のアナログオシロの代替品と考えたほうが良いだろう。 やはりブランド品は違う。 更に上にはDPO(デジタル・フォスファ・オシロスコープ)というものが登場し、信号品質の観測用に適した贅沢な機能を備えている。安物のデジタルオシロでは得られない機能が使える。もちろんプロ用である。TDS3000シリーズは50万円台から100万円台。あと20年ぐらいすれば中古が手にはいるかも。このクラスになるとバッテリ駆動で完全なるフローティング測定が可能に。 更に上はTDS4000シリーズ、これもDPOで帯域が350MHz〜1GHzまでのもの。I2CやSPI,CANバスのシリアルトリガーもできるすぐれもの。さすがはオシロの老舗。価格は80万円台から100万円台。 更にその上に500MHz〜2.5GHz帯域のDSO(デジタル・サンプリング・オシロスコープ)の広帯域版やDPOの広帯域版シリーズが用意されているのもテクトロならでは。世界最高峰です。このあたりは最新の高速シリアルバスとか通信チャネルとかの業界向け。たぶん普通の人は一生お目にかからないかも。USB 2.0とかGigabit Etherとかの開発者はこいうのを使うのかな。 それでも一番最高峰の機種は昔ながらのシーケンシャルサンプリングで70GHzとかの帯域を観測する。サンプリングレートは200Ksである。数十GHzの帯域を必要とするのはSATAとかPCI-Expressとかの高速シリアルバスとか。あと10Gbit Etherとか。 ちょっと個人では新品を買うのは無理くさい。 |
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