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webadm | 投稿日時: 2006-11-8 22:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
プローブが届いた 先ほどプローブが届けられた。
一つの箱にアクティブプローブとパッシブプローブが入っていた。 パッシブプローブはおそらくオシロボードに標準添付されていたものでバンドが出荷時状態のまま綴じられたままなので一度も使用されていなかったと思われる。おそらくオプションのアクティブプローブが使用されていたに違いない。 アクティブプローブの方から動作確認をしてみた。電源はオシロボードにPower connectorがあるのでやはりそこからでOKだった。 CH2が死んでいるのでCH1を使って交互にプローブの2つのチャネルをテスト。どちらも生きていた。さすがにアクティブプローブだけあって、低容量なのでパルスジェネレータから50MHz与えても矩形波としてとらえることはできた。といってもだいぶ立ち上がりはなだらかになってどうにか三角波とは区別がつく程度。プローブの先が4Gs/sのロジアナと同じ様にグランドが最短でリアクタンスが最小限にできるようになっているため不要なリンギングは皆無である。 次に純正500MHzパッシブプローブ。未使用品なので壊れていることはないはず。こちらはオシロ側は1Mオームに設定。100MHzのプローブとかだと矩形波が区別つくのは20MHzぐらいだったがこちらはさすがに50MHzぐらいまでいける。 アクティブプローブと大差無いじゃないか(笑) 多少パッシブプローブの方が立ち上がりが遅くなっている程度。 50MHzのパルスジェネレータを校正するにはやっぱり1GHzクラスのオシロが必要なのを納得した次第。それでサービスマニュアルには1GHzのオシロが必須機器にリストアップされていたわけだ。 確かに200Ms 100MHzのGouldのオシロと比べて2Gs 500MHzのオシロは性能が高いのは確かめられた。それとプロービング、特にグランドの取り方次第では波形が乱れてどうにもならなくなるのはどちらも同じ。1MHz程度の周波数でもいい加減なプロービングは禁物であることもいろいろ試してみて実感した。矩形波とかは高調波成分がほとんどなのでデジタル信号とかを扱う時にはグランドを最短距離で同軸ケーブルに近い形で信号路につなぐ必要がある。それと可能な限り低容量のプローブを使用すること。 後日余裕があったら同軸ケーブルに1Kオームのシリーズ抵抗をつなげただけの低容量パッシブプローブを自作してアクティブプローブとかと比較してみよう。 というのも16543Aオシロボードの入力容量がユーザーマニュアルに7pFと明記されているのを見つけたからである。これはアクティブプローブの2pFよりも大きい。16534Aはアクティブプローブ用の電源コネクタが装備されていながらそれについてはマニュアルでは一切触れられていない。アクティブプローブを用いても測定回路に与える容量負荷を低減する意味しかないからかもしれない。それはそれで意味があるのだが。 |
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