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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2006-11-5 22:33
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
ThinkJetにまつわる話
脱線のついでにThinkJetで調べていたらヤフオクでも時々場違いじゃないかと思えるような、ガスクロマトグラフ機とか化学系の分析装置の中古品が売りに出ているのを見かける。

どうやらガスクロマトグラフとかのシステムは解析装置そのものはまだ使えるのにそれを制御するコンピュータシステムが寿命が来てしまって代替品が無いために泣く泣く廃棄するしかないという記事を見かけた。そこにもプリンターにHP-IBインターフェースタイプのThinkJetが使われていてそれも故障すると代替品を中古で見つけて3代目とかになっているとかいう話だった。

ThinkJetはとっくの昔に製造終了してしまったのでインクだけがその後継機と共通のものが供給されている状況らしい。なのでThinkJet修理しますというところも検索するといくつも見つかる。

PCをThinkJetの代用にできるようなものを作れば需要があるのかもしれないが、プリンターはHPのフラグシップ製品なので情報とかは非公開だろうし互換品とかどこも出していない。

それにしても気の毒な話である。
webadm
投稿日時: 2006-11-5 22:44
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
HPのThinkJetをPCでエミュレートする方法
ThinkJetの検索の続きを見ていたら、PrintCaptureなる有料ソフトウェアが見つかった。

これは計測器が出力する大抵のプリントフォーマット出力をPC上でプリンターの代わりに出力させることができるという願ってもないもの。

それを見るとThinkJetから始まるHPのプリンターはどれも共通してPCLというフォーマットを使用しているらしいということ。PrintCaptureはそれをサポートすることでHPのプリンターをPC上でエミュレートすることができる。ということはHP-IBインターフェースのThinkJetが壊れたからといって諦めずにHP-IBインターフェースかGP-IB-USB/シリアルインターフェース変換器とかを介してPCをつなげれば代替できるということになる。最近はNatinal Instruments社の高いものの他にもGP-IB-USB変換器とかが100ドル台で売られている。

そうすると技術的にはHP 16500Bのプリンタ出力を直接PC上に表示するというのは可能だということになる。

あとはどうやってデータを転送するかだ。

webadm
投稿日時: 2006-11-7 4:37
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
プローブも落札
YAHOOアラートは1日で300通も届く、毎日チェックしないと掘り出し物を逃してしまう。

たまたま午後にチェックしたら先日HP 16500B用のオシロやロジアナボードを出品していた同じ業者が隣のアクセサリーのカテゴリーにプローブを出していたのを知る。

16500B用のオシロボードに標準でついてくる500MHzの1Mオーム用のHP純正パッシブプローブと50オーム用の750MHzアクティブプローブどちらも願ってもないチャンスである。もうちょっとで見逃すところだった終了3時間前である。

だれもアクセサリーのカテゴリーでプローブが出品されているなど思っていなかったのか誰も競合せずに落札できた。

今回は確実なYAHOOかんたん決済で支払いを済ます。ジャパンネット銀行直だとどうやら銀行間の取引が伝票ベースなのかやたら日数がかかる。以前のケースだと2営業日たっぷりかかった時もあった。YAHOOかんたん決済だと振り込んですぐにメールで連絡が行くので安心だ。

ということでプローブを自作しなくてもよさそうである。確か15417Aボードにはプローブの電源コネクタがついていたはずだが、マニュアルには特にその記載は無いが図とかにはそれらしいコネクタが何の説明もなく描かれている。だめだったら±6Vの電源を作るか純正のプローブ電源が出品されたらそれをゲットするしかない。
webadm
投稿日時: 2006-11-7 5:12
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
クロスケーブルでプリント出力がキャプチャできた
Dsub 25-9変換コネクタをつなぐと送信信号がバッティングしてしまうなら、クロスケーブルでつなげばいいじゃないか。なぜそれをすぐに思いつかないのか。

やってみたらプリント出力をPC上のハイパーターミナルで受け取ることができた。

リモートコントロールをRS-232-Cに設定してハイパーターミナルから適当コマンドを打つとCRLFがエラーになった旨のメッセージがロジアナ本体のCRT画面上に出てくる。どうやらつながっているようだ。

リモートコントロールをRS-232-CにするとプリンタはHP-IBに自動的に変わってしまうようだ。逆も真なり。

やはりThinkJetで設定した時の出力はバイナリーフォーマットのようでハイパーターミナルにはゴミ文字列が流れる。

Alternateに設定するとThinkJetとかとは違うフォーマットらしくハイパーターミナルは何故かMinitelの表示モードに切り替わった。きっとそれ用のエスケープシーケンスが含まれていたのだろう。けどMinitelとは違うらしく画面はゴミ文字が流れるだけ。

これでどうやらプリント出力をキャプチャできるのであとはPCLとかを解釈するソフトを用意すれば良い。フロッピーでやりとりしてもいいけどさすがに怠い。

webadm
投稿日時: 2006-11-7 10:24
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
RedtitanのEscapeEでは表示できない
プリント出力をキャプチャしたファイルをRedTitanのEscapeEというソフトに食わせると、表示されない。

ファイルの中身をダンプしてRedTitan社のWebサイトにあるPCLの参考資料にあるエスケープシーケンスと比べてみると、確かにそれなりの内容になっている。


root@KURO-BOXHG:/mnt/share/opt/downloads# od -xc hp16500b.pcl|more
0000000 0d0a 0a0a 0a0a 0a0a 0a1b 2a72 3634 3053
\r \n \n \n \n \n \n \n \n 033 * r 6 4 0 S
0000020 1b2a 7231 551b 2661 3732 3048 1b2a 7231
033 * r 1 U 033 & a 7 2 0 H 033 * r 1
0000040 611b 2a62 3732 5700 0000 0000 0000 0000
a 033 * b 7 2 W \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0


これは自分で作った方がいいのか、お試し版だとだめなのか。
webadm
投稿日時: 2006-11-7 10:45
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
どうも完全なPCLでないとだめくさい
RedTitanのEscapeEのお試し版だとグラフィックス部分がほとんどだめで、一部テキスト表示部分はゴミに隠れるように部分的にそれらしく描画されていた。最後の部分にはロジアナの信号波形がちゃんと描かれていたがゴミキャラが上から覆い被さっていてなにが何やらわからない状態。

ちゃんと表示できるサンプルファイルをダンプしてみると先頭部分になにやらいろいろテキストでおまじないなようなスクリプトが見受けられる。こういうのが無いとだめなのかもしれない。

だとすると使えないという結論がでそうだ。

残念。作るしかないか、他のを見つけるしかなさそうだ。
webadm
投稿日時: 2006-11-8 2:40
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
16500Bや16500CのOperating System Software
検索したらAgilentのテクニカルサポートのページが出てきて、そこの回答内容に16500Bや16500C用のOperating System Softwareファイルへのリンクが載っていた。

ダウンロードページにはもう載ってないけど個別のテクニカルサポートアンサーとしてはまだ残っているらしい。

16500B/16500Cシリーズの電源を投入してもシステムが起動しません。どうしたらいいのですか?
webadm
投稿日時: 2006-11-8 13:04
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
ボートが届いた
4Gsのロジアナと2Gsのオシロのボードが届いた。

さっそく16500Bに装着しようとしたら、裏のめくらパネルを外しかたがわからない。途中のだけ外そうとしてもびくともしない。

ユーザーマニュアルを見ると、上から順に外さないといけないらしい。全部隙間が無くなるようにそれぞれのスロットのパネルが一部重なるような構造になっている。

ようやく2つのカードを追加して電源を入れてみた。

キュリブレーションデータが違うとかいう旨のメッセージが出るがすぐに構成画面に切り替わってしまうので何が表示されていたのかよくわからない。とりあえずセルフテストをしてみる。

ConfigurationメニューからTestを選択して進めるとテスト専用システムがロードされて各モジュール毎のセルフテストが行えるようになる。

ここで4Gsのロジアナボードを選択して実行すると何も問題が無くすべてPassedでOK

ところが2GsのオシロボードはD/A testが失敗する。明らかに故障しているらしい。がっくし。

実際にオシロの方のチャネル入力にそれぞれcal信号を与えてやるとCH1はそれなりに波形が出てくるがCH2は何も出てこない平坦なままである。CH2が死んでいるくさい。

まったく平坦なわけではなく無信号だと平坦だが、cal信号を入れるとcal信号の立ち上がりと立ち下がりの時にわずかな段差が出来るのでどうもATT+プリアンプモジュールが故障くさい。

CH1の方は以前のやり方でファンクションジェネレータの出力を観測するとさすがに帯域が広いので30MHzぐらいまでは矩形波が観測できる、しかしさすがに更に高い周波数では矩形波と三角波、正弦波の違いは見いだせなくなってしまう。まったく同じわけではないのでファンクションジェネレータ側としてはちゃんとした出力を出していると思うが、容量成分が多いのか波形の立ち上がりと立ち下がりが緩やかになってしまっている。

明日あたりアクティブプローブや純正プローブが届くと思うのでそれも評価してみよう。

出品者は故障品であれば返品・交換するということだったので、オシロボードの方は言葉に甘えて結果報告と併せて交換を依頼してみた。

おそらくレンタルで返って来た時に既に故障していたのだろうと思われる。1Mオームと50オームの切り替えができるので50オームで間違って大きな電圧を与えてしまうとプリアンプのFETが壊れてしまう。

ロジアナの方はいつもの通りFLEX/CQ基板のHC4040分周回路を使ってテストした。すべてのプローブピンがOKだった。
webadm
投稿日時: 2006-11-8 22:22
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
プローブが届いた
先ほどプローブが届けられた。

一つの箱にアクティブプローブとパッシブプローブが入っていた。

パッシブプローブはおそらくオシロボードに標準添付されていたものでバンドが出荷時状態のまま綴じられたままなので一度も使用されていなかったと思われる。おそらくオプションのアクティブプローブが使用されていたに違いない。

アクティブプローブの方から動作確認をしてみた。電源はオシロボードにPower connectorがあるのでやはりそこからでOKだった。

CH2が死んでいるのでCH1を使って交互にプローブの2つのチャネルをテスト。どちらも生きていた。さすがにアクティブプローブだけあって、低容量なのでパルスジェネレータから50MHz与えても矩形波としてとらえることはできた。といってもだいぶ立ち上がりはなだらかになってどうにか三角波とは区別がつく程度。プローブの先が4Gs/sのロジアナと同じ様にグランドが最短でリアクタンスが最小限にできるようになっているため不要なリンギングは皆無である。



次に純正500MHzパッシブプローブ。未使用品なので壊れていることはないはず。こちらはオシロ側は1Mオームに設定。100MHzのプローブとかだと矩形波が区別つくのは20MHzぐらいだったがこちらはさすがに50MHzぐらいまでいける。



アクティブプローブと大差無いじゃないか(笑)

多少パッシブプローブの方が立ち上がりが遅くなっている程度。

50MHzのパルスジェネレータを校正するにはやっぱり1GHzクラスのオシロが必要なのを納得した次第。それでサービスマニュアルには1GHzのオシロが必須機器にリストアップされていたわけだ。

確かに200Ms 100MHzのGouldのオシロと比べて2Gs 500MHzのオシロは性能が高いのは確かめられた。それとプロービング、特にグランドの取り方次第では波形が乱れてどうにもならなくなるのはどちらも同じ。1MHz程度の周波数でもいい加減なプロービングは禁物であることもいろいろ試してみて実感した。矩形波とかは高調波成分がほとんどなのでデジタル信号とかを扱う時にはグランドを最短距離で同軸ケーブルに近い形で信号路につなぐ必要がある。それと可能な限り低容量のプローブを使用すること。

後日余裕があったら同軸ケーブルに1Kオームのシリーズ抵抗をつなげただけの低容量パッシブプローブを自作してアクティブプローブとかと比較してみよう。

というのも16543Aオシロボードの入力容量がユーザーマニュアルに7pFと明記されているのを見つけたからである。これはアクティブプローブの2pFよりも大きい。16534Aはアクティブプローブ用の電源コネクタが装備されていながらそれについてはマニュアルでは一切触れられていない。アクティブプローブを用いても測定回路に与える容量負荷を低減する意味しかないからかもしれない。それはそれで意味があるのだが。
webadm
投稿日時: 2006-11-8 23:57
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
CH2の故障状況
最初まったく死んでいると思っていたCH2だが実はautoscaleが正しく行われない以外は使えることがたまたまチャネルの設定を見て判明した。以下はCH1とCH2をそれぞれcal信号を入れて表示させているところ。



本来であれば信号を入力した状態でautscaleを実行すればそれぞれのチャネルに対して適正な垂直スケールとオフセットを決定してくれるはずである。それがCH2に対してはめちゃくちゃなスケールとオフセットが設定されてしまうのが原因だった。いつも一定ではないが大抵は以下の様に垂直スケールが100V/Divでオフセットが125.0Vとかになってしまう。



それで波形がわずかしか振れないわけである。

これでも使えないことは無いがautoscaleが無いと両チャネル使う場合にやたらセッティングが面倒である。

幸いにして出品者が交換品を送ってくれるのでそれを試してみてOKだったら、故障状況メモを添付して返そうと思う。
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