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webadm
投稿日時: 2006-3-10 20:55
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3094
FLEXデザインキット/CQ
段ボール箱の中に埋もれていた10年前に購入してお蔵入りになったFLEXデザインキット/CQのパッケージを取り出してみた。

マニュアルとMAX+PLUSIIのフロッピーは以前最近のWindowsにインストールできるか試した時に取り出したままどっかへ行ってしまったが基盤と回路図は残っていた。

基盤と回路図をしげしげと眺めてみるとこれはEPF8282(FLEX 8000)というALTERAのFPGAの走りのチップで現在の主流のFLEX10Kではなかった。かなり普及した製品で5V単一電源で今でも入手はできるらしい(若松通商で確認)。

基盤にはコンフィグレーション用のシリアルROMとUVEPROMのソケットとPCからコンフィグレーションするためのパラレルポートがついている。最近のFPGAでは見かけないかなり込み入った構成だ。でもジャンパーがワイヤリングでパラレルポートからのコンフィグレーションに固定されているので実質的にはROMソケットはコンフィグレーション用には使わないだろう。

これでもMAX+PLUSIIの最終バージョンで使えるのかもしれない。せっかく大枚をはたいて買ったのだからちょっといじってみよう。

MAX+PLUXIIで検索するとスタートアップの手引きを書いてあるサイトが現在でもいくつも存在しているのでありがたい。
webadm
投稿日時: 2006-3-11 21:10
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3094
昔のMAX+PLUSII CQ版のCD-ROM発見
近くを探したらすぐ見つかった。フロッピーじゃなくCD-ROMだった。



中を見たら10年前の記憶がよみがえってきた。プログラミングは専用ソフト(コマンドプロンプト版)を使っておこなうのかやっぱり。

ソースコードまで入っていたすばらしい。

しかしこれはWindows XPの時代でも果たして動くのだろうか。

とりあえず試してみることに。
webadm
投稿日時: 2006-3-12 1:12
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3094
なんとか動かせるか
Windows XP上のCOMMAND PROMPTでまずはサンプルのROTATE.TTFを指定して

FLEXCQ ..\SAMPLE\ROTATE.TFF

と実行してみるとうんともすんともいわない。

そのまましておくとだいぶ後になって

nSTATUS must be High at start.
programming error.

と出て終わる。

ソースコードを見るとそこそこまで動いているように見える。
試しにCQ基盤の電源を切った状態で実行してみると。

Target not connected.

とでる。ちゃんとチェックはできているようだ。
今度は電源を入れて、ソースコードを見るとDIPSWの設定を読み出してチェックしているようなので、わざとDIPSW1をONに変更して実行してみる。

DIP-SW4-1 must be OFF and DIP-SW4-2 must be ON.

良くできている。次にDIPSW2をチェックしているようなのでDIPSW1はOFFにして今度はDIPSW2をOFFに変えて実行すると。

DIP-SW4-1 must be OFF and DIP-SW4-2 must be ON.

これもOK。

あとは上記の3つのチェックが通ると指定されたファイルを読み込んで実際にプログラムする動作に入るわけだが。問題の

nSTATUS must be High at start.

が出るのはファイルを読み込んだ後プログラミングの最初のステップなのでふつうなら瞬時に表示されてもよさそうである。ここまでは時間のかかるループとかはまったくない。

ロジックチェッカーでうんともすんともいわない状態でプリンターポートの信号状態を見てみると、DIPSW2の状態をチェックしている状態のままであることが判明。試しにその状態でDIPSW2をトグルしてみると瞬時にBUSY信号の状態に反映されている。ファイルを読み込みだけでこんなに時間がかかるはずもない。なにかやはりWindows XP上で実行するには問題があるのかも。

そこでそのへんからDOSが入ったフロッピーを見つけ出して、FLEXDEV.EXEとROTATE.TTFファイルをコピーして立ち上げて実行してみると。あっさりプログラム完了。LEDの表示がされている。



なんとか動かせた。10年前にやりたかった。

ついでに最新のMAX+PLUS2で押しボタンスイッチを入力としてLED点灯をさせる簡単なNAND回路を作成してコンパイルした結果のTTFファイルをダウンロードしてみたらこちらもOK。どちらかの押しボタンを押すとLEDが点灯することを確認。

なんだ簡単じゃないか(笑)

ここまでくるとちゃんとした実験用電源がほしくなった。
あといちいちDOSのフロッピーにコピーして立ち上げるのも面倒なので、H8とかにやらせてしまうのがいいのかもしれない。I/Oポートは余ってたかな。
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