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webadm
投稿日時: 2007-8-28 6:37
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
HP1652BとHP1653Bのシステムディスク
HP165xBのドキュメント類をAglientからダウンロードすると前面パネル操作説明書の中でフロッピーディスケットのフォーマットはLIFだと書いてある。

しかしLIFツールでは読めないのだなこれが。1セクタ256バイトとかだからPC/ATではだめで元祖IBM PCでないと読めないとかなのかな。

ヤフオクにもまだHP165xBが売りに出ているけどほとんど廃品処分価格。

でも飛びついて買ってもシステムディスケットがついてないから使えないのだなこれが。

もしそういうHP165xBを買ってしまって泣いている人は言ってくれればコピーして差し上げます。せっかく手に入れたのを捨てるのはもったいないです。
webadm
投稿日時: 2007-8-7 5:09
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
HP1652BとHP1653Bのロジックポートのピンアサイン
気になっていたHP1652Bと1653Bのロジックポートのピンアサインを調べてみた。



左がロジアナ本体裏側にある40pin 2.54mmピッチ2列のコネクタのピンアサイン。

手持ちのHP1652Bのポート1のコネクタピン2だけが折れて無くなっているということを発見。普通はポートから電源供給を受けるようなことはあまりないので(観測する基板側にレベル変換とかの簡単な回路とロジアナ接続用のコネクタを実装する場合に使用される)よしとする。

ついでに今でも入手可能なHP1652Bにも使えるポッド/グラバの結線を調べて右側に載せている。40芯の内側36芯だけが接続されるような構造になっている。実はロジアナといっても本体内部には内部抵抗10kΩの高速電圧レベルコンパレーターがあってオシロと似たように1/10に抵抗分圧されるようにPod内部で90kΩの抵抗がシリーズで接続されている。なのでくれぐれも直接本体のポートにロジックレベルの電圧を印可しないように注意。



市販の40芯のIDEコネクタケーブルを使ってポッドとポートをつなげようと試みたが、ポートの方はなんとか挿入できたもののポッドの方がコネクタケーブル側の折り返し部分が邪魔になって厚みがあって十分差し込めないことが判明。専用のコネクタケーブルを作るか購入した方がよさそう。またいつの日にか。
webadm
投稿日時: 2007-7-28 21:58
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
HP1652BとHP1653Bというロジアナ
デジタルオシロ機能が最初からついているHPのロジアナを入手。

HP1652BとHP1653B。どちらもHP16500Aを半分にしたような大きさで軽くて持ち運びし易い。

しかしどちらもHP16500Aと同様に立ち上げる際に付属のオペレーティングシステムフロッピーをドライブに差し込んで置く必要がある。

HP1652Bはオペレーティングシステムディスク付きだったので先に購入し、HP1653Bとソフトは共通だったのでHP1653Bもついでに購入した次第。はたしてどちらも使える状態となった。

HP1652Bと53Bの外観上違いは背面にあるロジックポートの数。52Bは4ポートあってデータ74チャネルとクロック4チャネル。53Bはその普及版で2ポートのみでデータ16チャネルとクロック2チャンネル。オシロの機能は同じ。



とりあえずどちらも同じソフトで立ち上がるのを確認しオシロだけ動作チェック。

ロジアナとして使うには背面のポートに40pinのフラットケーブルをつないで先端をICクリップとかで引き出せば出来そう。HP純正プローブは今もAglient Parts finderで検索すると出てくるが6万円以上する。まだHP16500のポッドグラバの方が6000円と安い。

何故かロジアナポートの信号ピンアサインはマニュアルには載っていない。書いてあるのは信号ピン以外の電源ピンだけ。

だいたい想像は付くけどいちいち調べるのも面倒なのでそのまま。いつか調べて動作チェックしてみようと思う。

その前に使い方を調べてみると、HP16500よりもかなり機能が限定されている、特にトリガー機能が異常動作を見つけるためだけのような設定しか出来ない。まあこれでも通常動作をとらえる事は可能だが。もともとはデジタルとアナログの両面でのトラブル解析に効果を発揮したのだろう。

オシロの機能は比較的HP16500と一緒なのでこちらはかなり使える。といってもこのタイプの特有の使い辛さは共有している。

それとHP16500もそうだけど、ロジアナのトレースの表示がチャネル単位のロジックレベルしか表示されないということ。今時のロジアナなら複数チャネル束ねてHEX表示とかできるが、これはシンボル定義とかすればできるのかもしれないが簡単にはできない。

まあもともと小規模の回路しか見ることは無いので全部ロジックで出てきても構わないが。

あとHP16500では結果をトレースかリストのどちらでも見ることができるがこいつはTiming測定ならトレースのみ、State観測ならリストのみと固定。まあhexで見るならリスト表示でよいのだが、ちょっと使いづらい。

それとオペレーティングシステムソフトウェアのフロッピーはそれ自身を立ち上げればI/Oモードでフロッピーディスクの複製機能でバックアップコピーを作ることができる。それを使ってもう一台用のフロッピーを作成して試したわけだが、やはりフロッピーディスクだけで保管するのは心許ない。ディスクイメージをファイルとして保存しておけないかと調べてみたが、どうもHP1652/53Bのフロッピーディスクのフォーマットは特種らしい。昔DECのPDP-11用のフロッピーディスクとかであった片面256B/sectorというフォーマットのように見える。Linuxとかでサポートしていただろうか、それなら読み出してファイルに書き込んでCD-Rとかに保管しておける。複製するにはファイルをそのままデバイスファイルに書き込むだけで済む。

まあ2台とも安かったから良いとしよう。
webadm
投稿日時: 2006-11-11 0:30
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
決着
在庫の中から同じものを探して見つかったら送ってくれるというのと一旦代金を返してくれるという親切な回答をもらったのだけれども、先方の送料負担も馬鹿にならないし(金額が少ないだけに)、探して送る手間も大変だろうし、こちらも宅配が届くまで待機していないといけないとか、チェックしてもまた繰り返しというのは耐えられないので、最初に送ってもらったCH2へのAutoscaleが正常に働かない難点を除けばとりあえず両チャネル使えるということで良しとすることを申し上げた。

これに対して先方も半額返金するのでよしなにということだったので合意が成立。

とりあえず最高2Gs/SのデジタルオシロというのはGouldの200Ms/Sと比べると分解能が10倍になるので細かな部分が忠実に見えてくる。

しかし時間軸スケールに応じてサンプル間隔が間引きされてしまうので、大きな時間軸スケール値でサンプルしたものを拡大しても細かな部分が見えてくるわけではない。

50Ms/Sぐらいに間引きして1MHzの矩形波をサンプルするとさほどリンギングは生じていないように見えるが、



同じプロービング状態で2Gs/Sでサンプルするとかなり高い周波数成分のリンギングが起きていることがわかる。



このあたりは観測波形の中に周波数成分が高い部分とそうでない部分が混在する場合にはちょっと面倒である。アナログオシロとかだと部分的に拡大掃引する機能とかがあるが。デジタルオシロはさすがにそれをやるには最短のサンプル間隔で長い時間間隔サンプルする必要があるためメモリーが沢山必要だ。

先の画像はPCXフォーマットでフロッピーにPRINT出力させたものだけど、あまりよろしくない。他にTIFとかもあるが似たようなものだった。EPSが一番よさそうだったがPostscriptなので安物のViewerソフトは当然サポートしていない。Microsoft Officeのグラフィックフィルターを使えばOfficeのドキュメントに貼り付けることは可能だ、AdobeのPhotshop Elementsでようやくラスター変換できるがどちらも結局最後はグラフィックなので一緒。

webadm
投稿日時: 2006-11-9 22:12
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
交換品が届いた
すぐに交換品を送ってもらえたので試してみた。

結果は、最初のボードよりも状態が酷かった。

ボードを見たとたんすぐに両チャネルのアッテネーターモジュールの固定ビスが取り付けられていないのがわかった。修理した際に付け忘れたのか。特にCH1は完全にモジュールが基板から浮いて中のコネクタが見えている。悪い予感がした。



さっそくセルフテストを実行してみたところD/A Testの他にA/D TestもFailしている。



D/A TestがFailしているのは以前のボードも同じだが今度はAutoscaleが両チャネルともうまくいかない。適正なスケールとオフセットを設定してもCH2は波形が現れたが、CH1はピクリともしない。



だめだこれ。

まだ最初のボードの方がましだ。

他の代替品があるかどうか。

どうもこのボードはD/Aが壊れるやすいのだろうか。たぶんAutoscaleの時に基準電圧を発生させるのに使われているのだろうけど壊れるものなのだろうか。それにしてもATTの取り付けが酷い。ちゃんと付ければCH1は生き返るかもしれないが。
webadm
投稿日時: 2006-11-8 23:57
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
CH2の故障状況
最初まったく死んでいると思っていたCH2だが実はautoscaleが正しく行われない以外は使えることがたまたまチャネルの設定を見て判明した。以下はCH1とCH2をそれぞれcal信号を入れて表示させているところ。



本来であれば信号を入力した状態でautscaleを実行すればそれぞれのチャネルに対して適正な垂直スケールとオフセットを決定してくれるはずである。それがCH2に対してはめちゃくちゃなスケールとオフセットが設定されてしまうのが原因だった。いつも一定ではないが大抵は以下の様に垂直スケールが100V/Divでオフセットが125.0Vとかになってしまう。



それで波形がわずかしか振れないわけである。

これでも使えないことは無いがautoscaleが無いと両チャネル使う場合にやたらセッティングが面倒である。

幸いにして出品者が交換品を送ってくれるのでそれを試してみてOKだったら、故障状況メモを添付して返そうと思う。
webadm
投稿日時: 2006-11-8 22:22
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
プローブが届いた
先ほどプローブが届けられた。

一つの箱にアクティブプローブとパッシブプローブが入っていた。

パッシブプローブはおそらくオシロボードに標準添付されていたものでバンドが出荷時状態のまま綴じられたままなので一度も使用されていなかったと思われる。おそらくオプションのアクティブプローブが使用されていたに違いない。

アクティブプローブの方から動作確認をしてみた。電源はオシロボードにPower connectorがあるのでやはりそこからでOKだった。

CH2が死んでいるのでCH1を使って交互にプローブの2つのチャネルをテスト。どちらも生きていた。さすがにアクティブプローブだけあって、低容量なのでパルスジェネレータから50MHz与えても矩形波としてとらえることはできた。といってもだいぶ立ち上がりはなだらかになってどうにか三角波とは区別がつく程度。プローブの先が4Gs/sのロジアナと同じ様にグランドが最短でリアクタンスが最小限にできるようになっているため不要なリンギングは皆無である。



次に純正500MHzパッシブプローブ。未使用品なので壊れていることはないはず。こちらはオシロ側は1Mオームに設定。100MHzのプローブとかだと矩形波が区別つくのは20MHzぐらいだったがこちらはさすがに50MHzぐらいまでいける。



アクティブプローブと大差無いじゃないか(笑)

多少パッシブプローブの方が立ち上がりが遅くなっている程度。

50MHzのパルスジェネレータを校正するにはやっぱり1GHzクラスのオシロが必要なのを納得した次第。それでサービスマニュアルには1GHzのオシロが必須機器にリストアップされていたわけだ。

確かに200Ms 100MHzのGouldのオシロと比べて2Gs 500MHzのオシロは性能が高いのは確かめられた。それとプロービング、特にグランドの取り方次第では波形が乱れてどうにもならなくなるのはどちらも同じ。1MHz程度の周波数でもいい加減なプロービングは禁物であることもいろいろ試してみて実感した。矩形波とかは高調波成分がほとんどなのでデジタル信号とかを扱う時にはグランドを最短距離で同軸ケーブルに近い形で信号路につなぐ必要がある。それと可能な限り低容量のプローブを使用すること。

後日余裕があったら同軸ケーブルに1Kオームのシリーズ抵抗をつなげただけの低容量パッシブプローブを自作してアクティブプローブとかと比較してみよう。

というのも16543Aオシロボードの入力容量がユーザーマニュアルに7pFと明記されているのを見つけたからである。これはアクティブプローブの2pFよりも大きい。16534Aはアクティブプローブ用の電源コネクタが装備されていながらそれについてはマニュアルでは一切触れられていない。アクティブプローブを用いても測定回路に与える容量負荷を低減する意味しかないからかもしれない。それはそれで意味があるのだが。
webadm
投稿日時: 2006-11-8 13:04
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
ボートが届いた
4Gsのロジアナと2Gsのオシロのボードが届いた。

さっそく16500Bに装着しようとしたら、裏のめくらパネルを外しかたがわからない。途中のだけ外そうとしてもびくともしない。

ユーザーマニュアルを見ると、上から順に外さないといけないらしい。全部隙間が無くなるようにそれぞれのスロットのパネルが一部重なるような構造になっている。

ようやく2つのカードを追加して電源を入れてみた。

キュリブレーションデータが違うとかいう旨のメッセージが出るがすぐに構成画面に切り替わってしまうので何が表示されていたのかよくわからない。とりあえずセルフテストをしてみる。

ConfigurationメニューからTestを選択して進めるとテスト専用システムがロードされて各モジュール毎のセルフテストが行えるようになる。

ここで4Gsのロジアナボードを選択して実行すると何も問題が無くすべてPassedでOK

ところが2GsのオシロボードはD/A testが失敗する。明らかに故障しているらしい。がっくし。

実際にオシロの方のチャネル入力にそれぞれcal信号を与えてやるとCH1はそれなりに波形が出てくるがCH2は何も出てこない平坦なままである。CH2が死んでいるくさい。

まったく平坦なわけではなく無信号だと平坦だが、cal信号を入れるとcal信号の立ち上がりと立ち下がりの時にわずかな段差が出来るのでどうもATT+プリアンプモジュールが故障くさい。

CH1の方は以前のやり方でファンクションジェネレータの出力を観測するとさすがに帯域が広いので30MHzぐらいまでは矩形波が観測できる、しかしさすがに更に高い周波数では矩形波と三角波、正弦波の違いは見いだせなくなってしまう。まったく同じわけではないのでファンクションジェネレータ側としてはちゃんとした出力を出していると思うが、容量成分が多いのか波形の立ち上がりと立ち下がりが緩やかになってしまっている。

明日あたりアクティブプローブや純正プローブが届くと思うのでそれも評価してみよう。

出品者は故障品であれば返品・交換するということだったので、オシロボードの方は言葉に甘えて結果報告と併せて交換を依頼してみた。

おそらくレンタルで返って来た時に既に故障していたのだろうと思われる。1Mオームと50オームの切り替えができるので50オームで間違って大きな電圧を与えてしまうとプリアンプのFETが壊れてしまう。

ロジアナの方はいつもの通りFLEX/CQ基板のHC4040分周回路を使ってテストした。すべてのプローブピンがOKだった。
webadm
投稿日時: 2006-11-8 2:40
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
16500Bや16500CのOperating System Software
検索したらAgilentのテクニカルサポートのページが出てきて、そこの回答内容に16500Bや16500C用のOperating System Softwareファイルへのリンクが載っていた。

ダウンロードページにはもう載ってないけど個別のテクニカルサポートアンサーとしてはまだ残っているらしい。

16500B/16500Cシリーズの電源を投入してもシステムが起動しません。どうしたらいいのですか?
webadm
投稿日時: 2006-11-7 10:45
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
どうも完全なPCLでないとだめくさい
RedTitanのEscapeEのお試し版だとグラフィックス部分がほとんどだめで、一部テキスト表示部分はゴミに隠れるように部分的にそれらしく描画されていた。最後の部分にはロジアナの信号波形がちゃんと描かれていたがゴミキャラが上から覆い被さっていてなにが何やらわからない状態。

ちゃんと表示できるサンプルファイルをダンプしてみると先頭部分になにやらいろいろテキストでおまじないなようなスクリプトが見受けられる。こういうのが無いとだめなのかもしれない。

だとすると使えないという結論がでそうだ。

残念。作るしかないか、他のを見つけるしかなさそうだ。
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