フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿者 | スレッド |
---|---|
webadm | 投稿日時: 2006-5-12 12:41 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3094 |
FPGAボードも組み上がった FPGAボードはLEDスイッチボードと比較して部品数も少ないし基板面積も小さいので早く終わるかと思ったらそうでもなかった。
最初に主要部品のレイアウトを実際のユニバーサル基板上で最初に行うグランドと電源の配線の引き回しかたなどを考慮に入れて決定するだけで一日かかった。ここで失敗をやらかして電源やプログラミングケーブルを差し込みやすいように上に乗っかるLEDスイッチボードに関係するソケットが隠れないようにと配置したものの実際にLEDスイッチボードを載せてみたらどうやっても隠れてしまうことが判明。その時無理矢理最初のレイアウトとは180度向きを変えてしまったのでFPGAソケットの向きを変えるのを忘れていざ配線しようとおもったら大変なことに。Eagleのautorouterは音を上げてしまうし。仕方ないので電源ソケットとプログラミングケーブルはLEDスイッチボードの裏に完全に隠れるように向きを180度元に戻しFPGAの向きも元に戻して事なきを得た。とりあえずここでICソケットとかを仮ハンダ付けして位置を固定。 2日目にグランドラインと電源ラインを配線。ついでにデカップリングコンデンサやプルアップ抵抗とかも配線してしまう。大分この時点で形になる。あとは信号線を配線するだけなのだが、これが簡単そうで意外にはかどらないしやたら疲れる。というのもLEDスイッチボードのようにバス配線とか同じような回路のパターンがいくつもあるわけではなく、どの信号もそれぞれまったく違う配線パターンを持つのでひとつひとつEagleの基板表示とかで結線位置を確認しハンダ付けしなければならない。最初にプログラミングケーブル関連の信号だけを配線してみた。とりあえずここまでで間違いが無ければ今すぐにでもFLEX10Kをソケットに差し込んで電源を入れればプログラミングが出来るはずだが、はやる気持ちを抑えて残りの信号線の配線を先にやることに。繰り返しパターンなら小脳の方で学習して大脳は楽ができるものの、繰り返しが無いので大脳が100%働かなくてはならず効率が悪い。こういうのは意外にストレスになるし大脳は酷使すると疲れて機能が衰える。ちょっと油断するとチェックが甘く知らずに誤配線してしまう。FPGAの3辺を配線し終わった時点で疲れたので寝ることに。 3日目に残りの1辺を配線して、念入りに導通チェック。EAGLEの基板表示の端子間の導通チェックではなく、ソケット部品面のFPGAのピンが当たる部分でFPGAのピン番号と照合する形でチェック。誤配線によって虎の子のFLEX10Kが壊れてしまってはたまらない。ここで一カ所だけハンダ付け不良が発覚。滅多にハンダ付け不良は生じないのだが、どうみてもちゃんとハンダ付けしているのにFPGAソケットのピンまで導通していない。なんどかハンダ付けをし直してみるとようやく接続。被服が十分長く剥けていなかったのかもしれない。あまり長くすると隣のピンとかに接触してしまうので難しいところ。 FPGAボードの部品面はご覧の通り。 裏の配線面はこんな具合。 今すぐにでもFPGAを差し込んでJTAGでauto detectしてみたい気持ちを抑えて今日は寝ることに。うまく動いたらもっといろいろやってみたくなるし、動かなかったら原因が分かるまで眠れやしなくなるので。 楽しみは週末に持ち越し。 |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿するにはまず登録を | |