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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2006-4-11 20:49
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3094
QUARTUS II Web Editionの罠
最初にCDからインストールしてWebでライセンスをゲットしたところまではよかったがそこからが大変だった。

CDパッケージにはService Pack 1をダウンロードすべしと張り紙がしてあるので、Webを開いてみるとそこにはQuartus II正規版とWeb Edition版の2種類のファイルがある。正規版の方をダウンロードしてみたが起動すると正規版がインストールされてないとだめらしいことが判明。Web Editionには適用できないらしい。

しかたなくWeb EditionのService Pack 1をダウンロードすることにしたが、これが250MBぐらいと特大。あとでわかったがWeb EditionのService Packはすべてインストーラー込みのfull packageだということ。つまり再インストールするのと同じ。

これではCDをもらった意味がない気がしてきた。とりあえずSP1をインストールした後で最初にインストールしたWeb Edition 5.1をUninstall。

そして良くWebを見るとService Pack 2がもう出ているらしいことが判明。また250MBをダウンロードしなければならないはめに。そしてsp1と短いつきあいだったけどさよなら。

更にsp2でも不具合があるらしく緊急パッチが提供されている、これは正規版もWeb Edition版も差分だけなのですぐダウンロードは完了。

やっと落ち着いたところで、起動してみると最初に設定したライセンスはずっと引き継がれているらしく再設定する必要はなかった。メニューを見るとMax+Plus IIのprojectをQuartus IIにコンバートする機能があるらしいので、万年カレンダーをQuartus II用にコンバートしてみることにした。

結果はFLEX8000をデバイス指定していた点が警告が出たぐらいで問題無くコンバート完了。Max+Plus IIと同じ要領でFLEX10Kにデバイスを変更してコンパイル実行。こちらはツールバーの再生ボタンみたいなものをポチっと押すだけで簡単。

Max+Plus IIとは作りがだいぶ違うらしく、コンパイルにはかなり時間がかかるが、警告が1つ出て完了。どうやらQuartus IIではクロック信号に関してはあらかじめ設定が必要ならしい。F1で関連ヘルプを出してクロック信号の設定の仕方を覚えて実行。

今度は問題無くコンパイル完了。結果を見るとMax+Plus IIの時とだいぶ使用されたLC数が違う。Max+Plus IIの時は52%だったのがQuartus IIでは88%と増えてしまっている。噂に聞いていた通りだった。

どうやらHDL記述の中のBCDカウンター構成部分を自動的にカウンターマクロ(lpm_counter)を使ったものに置き換えられてしまったのが原因かと思ったがそうではないらしい。

RTL viewerというのを使うと合成された論理が回路図になって表示される。これは合成結果を論理式から回路図に起こす必要がなくてわかりやすい。しかし膨大だ。よく見ると配線ノードの代用なのか余分なバッファノードが挿入されている。これがLC占有率を上昇させている本当の理由なのだろう。

参考までにカウンター周辺回路を印刷してみる。

カウンター周辺のRTL View(PDF)

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題名 投稿者 日時
   ALTERAからQUARTUS IIのCDが届いた webadm 2006-4-11 6:36
   » QUARTUS II Web Editionの罠 webadm 2006-4-11 20:49
     Quartus IIにはRevision control機能があった webadm 2006-5-26 2:35
     ALTERAのmySupport webadm 2006-5-30 20:17
       その後の進捗 webadm 2006-5-31 2:32
         ちょっと進展があった webadm 2006-5-31 19:14
           結論が出た webadm 2006-6-1 0:33

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